
ブリュッセルの物価は高い?費用や予算、日本との比較も
EU(欧州連合)の中心地でありベルギーの首都、ブリュッセル。この記事では、ブリュッセル旅行の物価を徹底的に解説!「ブリュッセルの物価は高いの?安いの?」という疑問に答えるため、食費から交通費、ホテル代まで、具体的な価格を日本(東京)と比較。旅行の総予算や、現地で役立つ費用節約のコツも紹介します。

EU(欧州連合)の中心地であり、チョコレート、ワッフル、ビールといった美食の宝庫でもあるベルギーの首都、ブリュッセル。この記事では、そんなブリュッセル旅行の「物価」を徹底的に解説!「ブリュッセルの物価は高いの?安いの?」という疑問に答えるため、食費から交通費、ホテル代まで、具体的な価格を日本(東京)と比較。旅行の総予算や、現地で役立つ費用節約のコツも紹介します。
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
\おトクなブリュッセル旅行をチェック!/
ホテル+航空券で約15万円~!
くわしくは下のツアーをタップしてくださいね。
ブリュッセルの物価は高い?安い?日本(東京)と比較!
結論からいうと、ブリュッセルの物価は「高いものと安いものがハッキリしている」のが特徴です。
「ヨーロッパの首都」と聞くと、ロンドンやパリのような物価の高さを想像しがちですが、ブリュッセルはそれらの都市に比べると、物価は比較的安定しているといわれています。
2025年時点のデータで見ると、ブリュッセルの生活費指数(67.2)は、東京(57.5)よりもやや高いという結果も。ただし、この指数には家賃も含まれており、ブリュッセルの市内中心部の家賃(1ベッドルームで月額約1,066ユーロ、約191,880円)は、東京の同条件(約172,000円)とほぼ同水準です。
では、なぜブリュッセルの物価が「高い」と感じることがあるのでしょうか?その答えは、旅行者が直接お金を使う「外食費」や「交通費」にあります。一方で、スーパーで売られている水や、ローカルな屋台で食べるフライドポテトなどは、日本よりも安い場合も!
まずは、ブリュッセル旅行で気になる9項目を、日本(東京)の価格(相場)と比較した一覧表で、その「差」を見てみましょう。
商品・項目 | ブリュッセル価格 | 日本(東京)価格 |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(1L、スーパー) | 0.66ユーロ(約119円) | 約80円 |
レストランでの食事(中級、3コース) | 40ユーロ(約7,200円) | 約3,000円 |
ファーストフード | 12ユーロ(約2,160円) | 約780円 |
コーヒー(カフェ) | 4ユーロ(約720円) | 約500円(チェーン店) |
タクシー初乗り(最低料金) | 8ユーロ(約1,440円) | 約500円 |
鉄道(地下鉄の基本運賃) | 2.3ユーロ(約414円) | 約180円(東京メトロ) |
バス(基本運賃) | 2.3ユーロ(約414円) | 約210円(都営バス) |
ベルギービール(カフェ) | 4.5ユーロ(約810円) | 約500円(居酒屋の生ビールなど) |
ワッフル(屋台、プレーン) | 2.5ユーロ(約450円) | (該当なし) |
※レートは1ユーロ=180円で換算(2025年11月時点の目安)
\NEWTでおトクに旅行しませんか✈️/
ブリュッセル旅行の項目別物価ガイド
ブリュッセルの物価(相場)は、項目によって「高い」「安い」が分かれることが分かりましたね。
特にタクシー代やレストランでの食事代は、東京の感覚でいると驚いてしまうかもしれません。一方で、スーパーの水や交通費は、比較的リーズナブル!
ここでは、旅行者が気になる「食費」「交通費」「観光・ホテル代」の3つのカテゴリーに分けて、現地の具体的な物価情報と節約のポイントを見ていきましょう。
食費の物価情報
ブリュッセルは「美食の街」!グルメを楽しみにしている方も多いですよね。高級レストランは確かに高いですが、ブリュッセルの「ソウルフード」は、実はとっても安くておいしいんです。
- ワッフル:1個 2.5ユーロ(約450円)〜
ブリュッセルに来たら絶対に外せないのが、ベルギーワッフル!観光の中心地グランプラス周辺の屋台では、シンプルなリエージュワッフルが2.5ユーロ(約450円)程度から売られています。もちろん、クリームやチョコレート、フルーツなどのトッピングを追加すると、その分値段は上がるので、注文には注意が必要です。
- フリット(フライドポテト):1人前 3.5ユーロ(約630円)〜
「フリコット(Fritkot)」と呼ばれるフライドポテト専門店が街のあちこちにあります。小サイズ(といってもかなりの量!)が3.3ユーロから3.6ユーロ(約594〜648円)ほど。これだけでお腹いっぱいになる、安くておいしい代表的なローカルフードです。
- ムール貝(ムール・フリット):1セット 16.95ユーロ(約3,051円)〜
レストランでしっかり食べたい日の定番は、ムール貝の白ワイン蒸しとフリットのセット。観光客向けのレストランでは高額になりがちですが、老舗の「シェ・レオン(Chez Léon)」では、「レオン・セットメニュー」としてムール貝(500g)、フリット、ビール1杯がセットで16.95ユーロ(約3,051円)という、非常におトクなセットが用意されています!
- ベルギービール:1杯 4.5ユーロ(約810円)〜
本場で味わいたいベルギービール。専門のカフェ(バー)では、1杯3ユーロから7ユーロ(約540〜1,260円)程度が相場です。
交通費・移動の費用の物価情報
ブリュッセル旅行で最も注意したいのが交通費。特にタクシーは、日本と比べて非常に高いので、なるべくさけるのが賢明です。
- タクシー:最低料金 8ユーロ(約1,440円)
ブリュッセルのタクシーは、最低料金が8ユーロ(約1,440円)に設定されています。東京の初乗り500円と比べると、その高さが分かりますよね。さらに、1kmあたりの料金も2.3ユーロ(約414円)と高額です。
- 公共交通機関(STIB/MIVB):1回 2.3ユーロ(約414円)
市内を走る地下鉄、トラム、バス(STIB/MIVB)は、旅行者の強い味方。ただし、券売機で1回券(Single journey)を毎回買うと2.7ユーロ(約486円)かかります。賢く節約するなら、以下のチケットを活用しましょう!
- STIB-MIVB 1日券(1-Day ticket):8.9ユーロ(約1,602円)
1日に4回以上乗り降りするなら、こちらがおトクです。非接触型クレジットカードやスマートフォン決済でそのまま乗車した場合、1日の上限額(キャップ)が8.9ユーロに設定されます。
また、ブリュッセル近郊へ移動したい場合はBrupassを購入する必要があります。
- Brupass 1回券(10-journey ticket):2.7ユーロ(約486円)
Brupassゾーン内の地下鉄、トラム、バスに1回乗れるチケット。こちらの上限金額は9.5ユーロ/約1710円)です。
観光・ホテルの物価情報
観光スポットの入場料やホテル代も、予算を組む上で重要なポイントです。
ホテル代
ブリュッセル市内の3つ星ホテルは、1泊1〜3万円が目安。東京(約15,000円)と比べると大きな差はありません。ただし、旅行の時期やエリアをえらべば、費用を抑える(抑える)ことも可能です。
- 安い時期:1月、2月、8月は、ホテルの価格が比較的安くなる傾向があります。
- 安いエリア:中心部から少し離れた「アンデルレヒト(Anderlecht)」地区は、比較的安価なホテルが見つかりやすいエリアとして知られています。
観光スポット入場料
- アトミウム:16ユーロ(約2,880円)
ブリュッセル万博のシンボル。大人の入場料は16ユーロ(約2,880円)です。 - マグリット美術館:10ユーロ(約1,800円)
ベルギーを代表する画家ルネ・マグリットの作品を収蔵する美術館。大人の入場料は10ユーロ(約1,800円)です。 - グランプラス:無料
世界で最もうつくしい広場ともいわれるグランプラスは、もちろん無料で見学できます!
観光パス「ブリュッセル・カード」
多くの観光スポットをめぐる予定なら、「ブリュッセル・カード」がおトクです。
- 24時間:39ユーロ(約7,020円)
- 48時間:51ユーロ(約9,180円)
- 72時間:57ユーロ(約10,260円)
このカードには、マグリット美術館(10ユーロ)を含む48の美術館・博物館の入場が無料になる特典が付いています。
【注意!】この基本のカードに、アトミウム(16ユーロ)の入場料は含まれていません。ただし、カード購入時に「アトミウム付き」のオプション(例:24時間+アトミウムで53ユーロ)をえらぶと、別々に買うより少しおトクになります。
\おトクなブリュッセル旅行をチェック!/
ホテル+航空券で約15万円~!
くわしくは下のツアーをタップしてくださいね。
ブリュッセルの通貨と為替レート
ブリュッセル(ベルギー)で使われている通貨は、ユーロ(€)です。2025年11月時点の最新為替レートは、1ユーロ=約180円。
ユーロはヨーロッパの多くの国で使える共通通貨ですが、日本円からの両替は、日本の空港や現地の空港、市内の両替所、銀行、ホテルなどで行えます。
ただし、一般的にブリュッセル現地の空港やホテルの両替所はレートが悪い(手数料が高い)ことが多いので、日本であらかじめ両替しておくのがベター。
現地で現金が不足した場合は、到着してから市内の銀行ATMで、国際キャッシュカードやデビット機能付きのカード、または海外送金・決済サービスを利用して、必要な分だけキャッシング(引き出し)するのが簡単な方法です。
ブリュッセル旅行の費用相場
ブリュッセルの物価(相場)が分かってきたところで、次は「実際に旅行(ツアー)に行くなら、総額でいくら必要なの?」という疑問にお答えします!
航空券(航空券)やホテルのランクによって費用は大きく変わりますが、ここでは「オフシーズンの平日に、おトクな航空券やスタンダードなホテルをえらんだ場合」の費用目安を、滞在期間別に算出しました。
3泊5日のブリュッセル旅行の費用相場
ブリュッセル市内の主要な観光スポットをコンパクトにめぐる、定番の弾丸スケジュールです!
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券(往復) | 100,000円〜 |
ホテル代(3泊) | 45,000円〜(1泊15,000円目安) |
食費 | 20,000円〜 |
現地交通費・観光費 | 15,000円〜 |
合計 | 180,000円〜 |
オフシーズンであれば、航空券とホテル代、現地での食費や観光費を含めて、総額18〜19万円程度がひとつの目安となります。
4泊6日のブリュッセル旅行の費用相場
少し余裕を持って、美術館めぐりをしたり、近郊の街(ブルージュやゲントなど)へ日帰り旅行も楽しみたい方におすすめのスケジュールです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券(往復) | 100,000円〜 |
ホテル代(4泊) | 60,000円〜(1泊15,000円目安) |
食費 | 25,000円〜 |
現地交通費・観光費 | 20,000円〜 |
合計 | 205,000円〜 |
ブリュッセル旅行の費用を抑える節約のコツ
ブリュッセルの物価は高い(高い)部分もありますが、ポイントさえ知っていれば、旅行費用を賢く節約(節約)することが可能です!海外旅行初心者でも簡単に実践できる4つのコツをご紹介します。
移動は「1日券」を使いこなす
ブリュッセル旅行で最も費用がかさみやすいのが交通費。タクシーは絶対にNGです!市内の移動は、地下鉄・トラム・バス(STIB/MIVB)が便利ですが、1回券(券売機購入で2.7ユーロ)をその都度買うのは損。
観光スポットを1日で一気にめぐる場合、1日券(8.9ユーロ)を買うか交通カードやクレジットカードで支払うようにしましょう。交通カードまたはクレジットカードで乗車した場合は、自動で上限金額が適用されます。4回以上乗れば元が取れますよ!
食事は「フリコット」と「スーパー」を活用
食費も節約(抑える)の大きなポイント。高級レストランでの食事は旅の記念に1回だけにし、あとはローカルに楽しみましょう!
- フリットコット(Fritkot): フライドポテト専門店は、安くておいしい、最高のグルメスポット。1食3.5ユーロ(約630円)程度でお腹いっぱいになります。
- スーパーマーケット: 朝食や夜食は、スーパーで調達するのがおすすめ。パンやチーズ、ハム、ヨーグルト、フルーツなどが安く手に入ります。
レストランの「水」は頼まない
これはヨーロッパ旅行の基本ですが、レストランで「お水(Water)」を頼むと、高額なミネラルウォーター(ボトル)が出てきます。水はスーパーで買うのが鉄則です。
観光は「ブリュッセル・カード」を賢く使う
美術館や博物館めぐりが大好きな人には、「ブリュッセル・カード」が強い味方になります。マグリット美術館(10ユーロ)や楽器博物館など、入場料がかかる施設に3〜4カ所以上行く予定があるなら、迷わず買いましょう。
逆に、「アトミウムとグランプラス周辺だけでいい」という方は、元が取れない可能性が高いので、買わずに個別でチケットを買う方が安いです。自分の観光プランに合わせて、損得を計算してみてくださいね!
\おトクなブリュッセル旅行をチェック!/
ホテル+航空券で約15万円~!
くわしくは下のツアーをタップしてくださいね。
物価を知って賢くブリュッセルを満喫!
ブリュッセルの物価はいかがでしたか?レストランやタクシーは日本(東京)より高い(高い)一方、スーパーやローカルフードは安い(安い)という、メリハリのある物価が特徴です。
一見「高い!」と驚くような価格もありますが、この記事でご紹介したような「節約のコツ」を実践すれば、旅行(旅行)費用はグッと抑えることができます。
交通は「1日券」を使いこなし、食事は「フリコット」や「スーパー」を活用。観光は「ブリュッセル・カード」で賢くめぐる。
これさえ押さえれば、ブリュッセルは海外旅行初心者にとっても、コストパフォーマンスよく楽しめる魅力的な街です。ぜひ、しっかり予算を立てて、本場のワッフルとビールを堪能する旅に出かけてみてください!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
cover photo by Unsplash
















