バーレーンは高い？費用や予算、日本との比較も

＼バーレーンの人気ホテルをチェック!／
詳しくは下の「ホテルをみる」をクリック!

バーレーンの物価は高い？東京との比較で徹底解説！

バーレーン旅行の予算を考える上で、まず知っておきたいのが現地の物価。2025年現在のデータを見ると、首都マナーマの生活費は、家賃を含めても含まなくても、東京とほぼ変わらないという結果が出ています。

つまり、バーレーンでの滞在は「東南アジア旅行」のような感覚ではなく、「東京で過ごす」感覚で予算をイメージするのが正解。

とはいえ、すべての物価が高いわけではありません！下の比較表を見てください。バーレーン旅行の費用を抑えるヒントは、この価格差に隠されています。

【バーレーン vs 東京 物価比較表（2025年現在）】

※為替レート：1 BHD= 408円で計算（2025年11月時点のレート（7）を参考にしています）

表から分かるバーレーンの物価傾向

この表から、バーレーン旅行の予算戦略が見えてきます！

安いもの（節約ポイント）

• ローカルフード：シャワルマ（中東風ケバブサンド）が約245円！圧倒的に安いです。
• 公共交通（バス）：1回約112円と、東京のほぼ半額。
• 観光・文化施設：国立博物館が約408円など、歴史的な見どころの入場料が格安です。

高いもの（注意ポイント）

• アルコール類：イスラム圏のため、お酒はホテルや許可されたレストランでしか飲めず、税金も高いため非常に高額です。ビール1杯1,400円以上は覚悟！
• カフェ：オシャレなカフェのコーヒーは、日本よりやや高めです。

日本と同等のもの

• ホテル代：3つ星ホテル（スタンダードクラス）は、東京のビジネスホテルとほぼ同じ価格帯。
• レストラン：観光客向けのレストランやショッピングモールの食事は、日本での外食費と同じくらいか、それ以上とかんがえておきましょう。

つまり、バーレーン旅行の費用を抑えるカギは、「ローカルフード」と「公共バス」を徹底的に活用し、「ホテル代」と「お酒代」をどう管理するかにかかっています！

バーレーン旅行で必須！通貨と為替レート

バーレーン旅行の準備で欠かせないのが、通貨の知識です。ここで「うっかり」ミスをすると、予算が大きく狂ってしまうかも！

通貨は「バーレーン・ディナール（BHD）」

バーレーンの通貨単位は「バーレーン・ディナール（BHD）」です。

そして、もう一つ覚えてほしいのが補助単位の「フィルス（Fils）」。1,000フィルス= 1 BHDとなります。

バス代（275フィルス）やローカルフード（600フィルス）など、街なかではフィルス表記をよく見かけるので、覚えておきましょう！

為替レートと「通貨の罠」に注意！

2025年11月現在の為替レートは、1BHD＝408円です。ここで注意したいのが「通貨の罠」です！バーレーン・ディナールは、世界で2番目に価値の高い通貨（1位はクウェート・ディナール）と言われています。

日本円に慣れていると、「5 BHD」と書いてあると「500円くらいかな？」と錯覚しがち。でも、実際は 5BHD = 2,000円以上！「3 BHD」のコーヒーも、約1,200円になってしまいます。

バーレーンでのショッピングや食事の際は、「表示価格」を常に意識してください。この感覚がないと、あっという間に予算オーバーになってしまいますよ！

両替は、空港のレートはあまり良くない傾向にあるため、まずは最小限（タクシー代など）にとどめ、市内のショッピングモールや銀行の両替所を利用するのがおすすめです。ホテルやレストラン、大きなお店ではクレジットカードが広く使えるので、現金とカードをうまく使い分けましょう。

項目別！バーレーン旅行の費用ガイド

では、実際に旅行でかかる費用を「食費」「交通費」「ホテル代」「観光費」の4つの項目に分けて、詳しく見ていきましょう！

食費：ローカルグルメは驚きの安さ！

バーレーンの食費は、まさにピンキリ！高級ホテルのレストランから、地元の人が通う安食堂まで、価格帯が極端に分かれています。

高級・中級レストラン

観光客向けのレストランや、アードリーヤ（Adliya）地区のオシャレなダイニング、高級ホテルのレストランは日本と同じかそれ以上。

例えば、モダンな日本食レストラン「ROKA」では、テイスティングメニューが 30 BHD（約12,240円）や 45 BHD（約18,360円）もします。また、ショッピングモール内のフードコート「Time Out Market」でも、パッタイやスパイシーライスボールなどの一品料理が 4 \sim 5 BHD（約1,632円～2,040円）程度と、日本でのランチより高めです。

ローカルフード（節約の宝庫！）

一方で、ローカルフードに目を向けると、食費は劇的に安くなります！

• シャワルマ：バーレーンのソウルフード。鶏肉や牛肉を削ぎ落とし、野菜とソースで巻いたサンドイッチで、1本 0.600 BHD（約245円）から 1.5 BHD（約612円）程度。小腹が空いたときにぴったり！
• ビリヤニ：インド系の住民も多いため、本格的なビリヤニ（炊き込みご飯）の食堂がたくさんあります。1皿 1.5 \sim 2.5 BHD（約612円～1,020円）ほどで、ボリューム満点！
• スーク（市場）の食堂：首都マナーマの「マナーマ・スーク（Bab Al Bahrain Souq）」周辺には、安くておいしい食堂が集まっています。老舗の「Haji's Cafe」では、焼きたてのパン（Khobz）やケバブ、フムス（ひよこ豆のペースト）などが数ディナールで楽しめます。中には 300フィルス（約122円）から食べられる料理も！

節約派の旅行者は、朝食はスークのカフェで、昼食や夕食はシャワルマやビリヤニ食堂を利用すれば、1日の食費を 5 BHD（約2,040円）以下に抑えることも十分可能です！

交通費：バス利用が節約のカギ！

バーレーンは小さな島国なので、国内の移動はバスかタクシー（配車アプリ含む）がメインです。ここで大きな注意点が一つあります。

【重要】バーレーン・メトロは未開業です！

旅行計画を立てる際、地図アプリなどで「バーレーン・メトロ（鉄道）」の計画線を見かけるかもしれませんが、2025年現在、まだ開業していません！ 2025年11月の時点でも、プロジェクト用地の取得段階です。鉄道での移動は計画に組み込まないよう、十分注意してください。

タクシーと配車アプリ

タクシーはメーター制が義務付けられています。初乗り（日中）は 1 BHD（約408円）と、東京の500円より少し安いです。

ただし、空港からのタクシーは要注意！ 空港からの乗車には、基本料金 2 BHD に加えて、空港ピックアップサービス料として 2 BHD が追加されます。つまり、乗った瞬間に 4 BHD（約1,632円）からスタートすることになります。

空港からは、料金が事前に確定する配車アプリの「Uber」や「Careem（カリーム）」を利用するのがおすすめです。もちろん、市内での移動にも便利ですよ。

公共バス（最強の節約術！）

旅行費用を徹底的に抑えたいなら、赤い車体が目印の公共バス一択です！

• GOカード：まず、バス停の券売機や主要なバスターミナル（マナーマ、イーサ・タウン、ムハッラク）で「GOカード」という交通系ICカードを購入しましょう。カード発行料は 0.500 BHD（約204円）です。
• 運賃：現金（紙チケット）だと1回 0.300 BHD（約122円）ですが、GOカードなら 0.275 BHD（約112円）と、さらにおトクに！
• 1日上限（Daily Cap）：GOカード最大のメリットがこれ！1日の利用額が 0.700 BHD（約286円）に達すると、それ以降は何回乗っても無料になります！

つまり、1日に3回乗れば元が取れてしまう計算です。博物館に行って、スークに寄って、夜景を見に別のエリアへと観光地をめぐる旅行者にとって、これ以上ない節約術です！

【主要交通手段の費用（バーレーン vs 東京）】

ホテル代：価格帯は日本とほぼ同じ

バーレーン旅行の費用で、航空券の次に大きな割合を占めるのがホテル代です。

バーレーンのホテル代は、安いゲストハウスなどを除き、東京や大阪のスタンダードなビジネスホテルとほぼ同等と考えておきましょう。

• 3つ星ホテル（スタンダード）：1泊20～25 BHD（約8,160円～10,200円）が相場。マナーマ市内のジュフェア（Juffair）やシーフ（Seef）といったエリアに多く、観光にも便利です。予約サイトによっては、セールで30～50ドル（約4,500円～7,500円）程度で見つかることもあります。
• 5つ星ホテル（ラグジュアリー）：価格帯は非常に幅広く、安い時期なら 61ドル（約9,150円）程度からありますが、高級リゾートホテルになると1泊数万円はかかります。

「東南アジアのように1泊3,000円で快適に」というのは難しいですが、日本でのホテル予約と同じ感覚で予算を組めば問題ありません。費用を抑えたい場合は、中心部から少し離れたエリアで探すか、3つ星ホテルやアパートメントホテルをえらぶのが賢明です。

＼バーレーンの人気ホテルをチェック!／
詳しくは下の「ホテルをみる」をクリック!

観光・アクティビティ費用

ホテル代が日本並みと聞いて少しがっかりしたかもしれませんが、嬉しいニュースもあります！バーレーンは、文化的な観光スポットの入場料が非常に安いんです！

• バーレーン国立博物館：ーレーンの歴史と文化を深く知れる必見スポット。入場料はなんと1BHD（約408円）！
• アード・フォート（Arad Fort）：空港近くにある15世紀の要塞。ここも入場料 1 BHD（約408円）。
• バーレーン・フォート（Bahrain Fort）：ユネスコ世界遺産にも登録されている古代ディルムン文明の遺跡。ここの敷地内博物館（Site Museum）の入場料は 2 BHD（約816円）です。
• 伝統的な家屋（シャイフ・イーサー・ビン・アリー邸など）：ムハッラク地区に残るうつくしい伝統建築も見学料 1 BHD（約408円）。

これら主要な文化史跡をすべてめぐっても、合計 5 BHD（約2,040円）しかかかりません！これは驚異的な安さです。

一方で、水族館（Marassi Aquarium）が 9 BHD（約3,672円）だったり、ガイド付きの市内半日ツアーが 60ドル（約9,000円）以上したりと、モダンな施設やツアーはそれなりの価格がします。

バーレーン観光のコツは、高額なツアーに頼らず、超格安の「公共バス（1日上限約286円）」と「文化史跡（1カ所約408円）」を自分で組み合わせてめぐること！これが最強の節約プランです。

【期間別】バーレーン旅行のモデル予算

これまでの物価情報を元に、バーレーン旅行に必要な費用の目安を「2泊3日」と「3泊4日」のパターンでシミュレーションしました。

ここでは、航空券は日本（東京）発着で1回の乗り継ぎ便（ドバイやアブダビ経由など）を利用し、現地では「バス移動」と「ローカルフード」中心で賢く節約する「スマート節約プラン」の予算をご紹介します！

2泊3日（弾丸）旅行の費用相場

週末や連休を利用した弾丸旅行や、ヨーロッパ・中東旅行のストップオーバー（途中降機）にもおすすめの日程です。

【2泊3日 費用目安（1名あたり）】

3泊4日（標準）旅行の費用相場

バーレーンの主要な観光スポット（博物館、フォート、スーク、ムハッラク地区など）を無理なくめぐるなら、この日程がスタンダードです。

【3泊4日 費用目安（1名あたり）】

上記の費用はあくまで「節約プラン」の目安です。もしタクシー移動がメインになったり、ホテルのレストランで食事をしたりすると、現地費用は上記の1.5倍～2倍以上になる可能性があるのでご注意ください！

バーレーン旅行の費用を抑える5つの節約術

最後に、バーレーン旅行の費用をグッと抑えるための「5つの節約術」をまとめます！これさえ押さえれば、物価が「東京並み」のバーレーンでも、おトクに旅行を楽しめますよ！

食事は「ローカル食堂」と「スーク」が基本！

バーレーンで一番の節約ポイントは食費です！観光客向けのレストランはさけ、勇気を出して地元の人が集う食堂に入ってみましょう。0.600 BHD（約245円）のシャワルマや、1.5 BHD（約612円）のビリヤニは、安くておいしくてボリューム満点。マナーマ・スークの老舗カフェ「Haji's Cafe」などで、本場の味を格安で楽しむのが賢い選択です。

移動は「GOカード」でバスを徹底活用

バーレーン旅行者の最強の味方、それが公共バスです。「GOカード」を手に入れれば、1回 0.275 BHD（約112円）、しかも1日の上限が 0.700 BHD（約286円）！空港タクシー（初乗り約1,632円）がいかに高いか分かりますよね。主要な観光地はバスで十分アクセス可能です。バスを制する者が、バーレーン旅行の予算を制します！

観光は「文化史跡」に絞る

バーレーンの魅力は、その深い歴史と文化にあります。国立博物館やバーレーン・フォート、アード・フォートなどの主要な文化史跡は、軒並み入場料 1～2 BHD（約408円～816円）と破格の安さ。高額なオプショナルツアーに参加しなくても、バスと自分の足でめぐるだけで、数千年の歴史に触れる充実した観光ができますよ。

水はスーパーでまとめ買い

中東の気候は乾燥しており、水分補給は必須。ホテルや観光地の売店で500mlの水を買うと 1 BHD（約408円）以上することもありますが、スーパーならローカルブランドが 0.150 BHD（約61円）程度で買えます。滞在中に飲む水は、初日にスーパーで1.5Lの大きなボトルなどをまとめ買いしておきましょう。

お酒は飲まない（か、免税店で）

バーレーンはお酒が高い国。レストランでビールを1杯飲んだら1,400円以上かかることもザラです。旅行中の費用を本気で抑えたいなら、滞在中は禁酒するのが一番の節約になります。どうしても飲みたい場合は、日本の空港の免税店で事前に購入して持ち込む（※免税範囲内に限る）のが唯一の対策です。

＼バーレーンのおトクなホテルを予約!／
1泊1万円以下で泊まれる!
詳しくは「ホテルをみる」をクリックしてくださいね。

まとめ

バーレーンの物価は「高い」か「安い」か？答えは、「デフォルトの物価は東京並みに高い。でも、旅行の仕方次第で驚くほど安くできる！」です。

ホテルや観光客向けレストランの価格だけを見ると「やっぱり中東は高い」と尻込みしてしまうかもしれません。でも、バーレーンには旅行者の強い味方である「超格安のローカルフード」と「驚異的な安さの公共バス（GOカード）」があります。

この2つを使いこなし、入場料が安い博物館や史跡をめぐれば、物価が東京並みの国とは思えないほど、コストパフォーマンスの高い旅行が可能です！

この記事で紹介した節約術を武器に、ぜひ賢く、おトクに、中東の真珠バーレーンの旅を楽しんでくださいね！

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

cover photo by Pixabay