
ビクトリアの物価は日本より高い?旅行費用や予算、節約のコツもご紹介
カナダ西海岸に浮かぶバンクーバー島。その南端に位置するビクトリアは、英国の雰囲気が色濃く残るうつくしい街です。「花の都」とも呼ばれるこの街への旅行を計画する際、やっぱり気になるのが「物価」ですよね。 この記事では、ビクトリア旅行にかかる具体的な費用や予算、そして現地で役立つ節約のコツを、わかりやすくご紹介します。

カナダ西海岸に浮かぶバンクーバー島。その南端に位置するビクトリアは、英国の雰囲気が色濃く残るうつくしい街です。「花の都」とも呼ばれるこの街への旅行を計画する際、やっぱり気になるのが「物価」ですよね。
この記事では、ビクトリア旅行にかかる具体的な費用や予算、そして現地で役立つ節約のコツを、わかりやすくご紹介します。
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ビクトリアの物価情報
ビクトリアの物価といえば、やっぱり「観光地価格」も相まって少しお高めなイメージですよね。実際、バンクーバーなどの大都市と比べると家賃などは少し抑えられますが、旅行者が利用するレストランやホテルの価格帯は、日本より高めです。
特に2025年にかけては、カナダ全体で物価上昇の傾向が続いています。でも、事前に相場を知っておけば怖くありません!まずは、旅行中に必要となる主な費用の目安を、日本と比較しながらチェックしてみましょう。
ビクトリアと日本の物価比較表
商品・項目 | ビクトリア価格 | 日本価格 |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 2.50カナダドル(約275円) | 100円 |
レストランでの食事(ディナー) | 35〜50カナダドル(約3,850〜5,500円) | 2,000円 |
ローカルな食堂・カフェ(ランチ) | 20〜25カナダドル(約2,200〜2,750円) | 1,500円 |
コーヒー(カフェ) | 5〜6カナダドル(約550〜660円) | 500円 |
タクシー初乗り | 4.00カナダドル(約440円) | 500円 |
※1カナダドル=110円で換算(2025年時点の目安)
※チップは含まれていません(レストラン等は別途15〜20%が必要)
食費の物価情報:名物グルメやカフェは?
ビクトリアの食費は、残念ながら日本より少しお高めです。特に外食は、メニューの価格に加えて税金とチップ(合計金額の15〜20%程度)が必要になるため、お会計のときに「思ったより高い!」と感じることがあるかもしれません。
でも、せっかくの旅行ですから、ビクトリアならではのグルメは楽しみたいですよね。
定番の「フィッシュ・アンド・チップス」は、港沿いのカジュアルなお店なら1ピースで約18〜25カナダドル(約1,980〜2,750円)ほど。ボリューム満点なので、シェアして食べるのもおすすめです。
そして、ビクトリアといえば外せないのが「アフタヌーンティー」。英国王室御用達の「フェアモント・エンプレス・ホテル」でのアフタヌーンティーは、1人約109カナダドル(約11,990円)からとかなりリッチな価格設定ですが、優雅な空間と伝統の味は一生の思い出になりますよ。
もう少し気軽に楽しむなら、街中にたくさんあるおしゃれなカフェでのブランチがおすすめ。エッグベネディクトやパンケーキなどのプレートは、コーヒーと合わせて約25〜30カナダドル(約2,750〜3,300円)くらいで楽しめます。
項目 | 価格目安 |
|---|---|
フィッシュ・アンド・チップス(1人前) | 約22カナダドル(約2,420円) |
カフェでのブランチセット | 約25カナダドル(約2,750円) |
フェアモント・エンプレスのアフタヌーンティー | 約109カナダドル(約11,990円) |
クラフトビール(1パイント) | 約9カナダドル(約990円) |
交通費・移動の費用の物価情報
ビクトリアの移動手段についてですが、実はビクトリアには地下鉄や電車が走っていません。その代わり、「BCトランジット」と呼ばれるバスが街中を網羅していて、これがとっても便利でリーズナブルなんです!
バスの基本運賃は1回2.50カナダドル(約275円)。日本(都バスなど)と比べてもそこまで変わらない、もしくは少し安いくらいの感覚で利用できますね。さらに、1日乗り放題の「DayPASS」なら5.00カナダドル(約550円)と、2回乗れば元が取れてしまうおトクさ!これは使わない手はありません。
※2025年4月から運賃改定が予定されており、1回3.00カナダドル、1日パスが6.00カナダドルになる可能性があります。旅行前に最新情報をチェックしてみてくださいね。
タクシーは日本(東京)と同じくらいの初乗り料金ですが、チップが必要な分、トータルでは日本より少し割高に感じるかもしれません。空港からダウンタウンへの移動や、荷物が多いときには便利です。
項目 | ビクトリアでの一般的な価格 | 日本での一般的な価格(都内) |
|---|---|---|
バス(BCトランジット)1回券 | 2.50カナダドル(約275円) | 210円 |
バス(BCトランジット)1日乗車券 | 5.00カナダドル(約550円) | 500〜600円 |
タクシー初乗り | 4.00カナダドル(約440円) | 500円 |
水上タクシー(ハーバーフェリー) | 約8〜10カナダドル(約880〜1,100円) | - |
その他、ビクトリアに行く人が気になる物価
ビクトリア観光で絶対に行きたいスポットといえば、世界的に有名な「ブッチャート・ガーデン」ですよね。
このうつくしい庭園の入場料は、季節によって変動するのが特徴です。花が咲き乱れる春〜夏のハイシーズンは高めに、冬のオフシーズンは少し安めに設定されています。2025年〜2026年の目安としては、大人が約30〜45カナダドル(約3,300〜4,950円)ほど。決して安くはありませんが、その価値はある圧巻のうつくしさですよ!
また、ビクトリア周辺の海はシャチやクジラの生息地としても有名。ホエールウォッチングツアーに参加する場合、大人1人あたり約150〜200カナダドル(約16,500〜22,000円)が相場です。
項目 | 価格目安 |
|---|---|
ブッチャート・ガーデン入場料(大人) | 約33〜45カナダドル(約3,630〜4,950円)※季節変動あり |
ロイヤル・BC・ミュージアム入場料 | 約30カナダドル(約3,300円) |
ホエールウォッチングツアー | 約150〜190カナダドル(約16,500〜20,900円) |
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通貨・為替レート情報
ビクトリアで使用されている通貨は「カナダドル(CAD)」です。
2025年11月現在のレートは、1カナダドル=約110円前後で推移しています。数年前と比べると円安傾向が続いており、日本円から換算すると「ちょっと高いな…」と感じる場面が多いかもしれません。
街中ではクレジットカードのタッチ決済(コンタクトレス決済)が非常に普及しています。カフェでのコーヒー1杯からバスの運賃(一部システム導入中)まで、カード1枚で済むことも多いので、VISAやMastercardなどの主要なカードを持っていくのがおすすめです。現金はチップ用や、小さな屋台での買い物用に少し持っておく程度で十分ですよ。
ビクトリア旅行の費用相場
では、実際にビクトリアへ旅行に行くと、トータルでどれくらいかかるのでしょうか?
ビクトリアはバンクーバーからのショートトリップとして訪れる方もいれば、じっくり滞在する方もいますよね。ここでは2つのパターンで費用相場を見てみましょう。
1泊2日のショートトリップ(バンクーバー発)
バンクーバー旅行のついでに、フェリーでビクトリアへ1泊旅行する場合の目安です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
フェリー・バス代(往復) | 約0.8万円〜 |
ホテル代(1泊) | 約1.5万円〜 |
食費・観光費 | 約1.5万円〜 |
合計 | 約3.8万円〜 |
※バンクーバーまでの航空券代は含みません。
バンクーバーからのフェリーとバスを乗り継げば、移動費は比較的抑えられます。ホテルはダウンタウンの中心部に泊まると便利ですが、少し離れたB&Bなどを利用すると費用を抑えられますよ。
3泊5日のビクトリア満喫旅行(日本発)
日本から直行(または乗り継ぎ)でビクトリアをメインに楽しむ場合の目安です。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券(燃油込) | 約15万円〜 |
ホテル代(3泊) | 約4.5万円〜 |
交通費(現地) | 約0.5万円〜 |
食費・観光費 | 約5万円〜 |
合計 | 約25万円〜 |
航空券の価格は時期によって大きく変動します。夏(7〜8月)のハイシーズンは航空券もホテルも高騰するため、少し時期をずらした5月・6月や9月・10月を狙うのが、費用を抑えつつ気候もいいのでおすすめです!
費用を抑える!ビクトリア旅行・節約のコツ
「やっぱりちょっと高いかも…」と不安になった方も大丈夫!ビクトリアには、お財布に優しく楽しむためのコツがいくつかあります。
バスの一日乗車券「DayPASS」を使い倒す
先ほどもご紹介したBCトランジットの「DayPASS」。たった5カナダドル(約550円)でバスが1日乗り放題になるのは破格です!ビクトリアはバス路線が充実しているので、ブッチャート・ガーデンやフェリー乗り場など、主要な観光地へはほぼバスで行けます。ツアーを使わずに自力でバス移動するだけで、かなり費用を浮かせられますよ。
※バス車内で購入する場合は、お釣りが出ないので5ドル札かコインをぴったり用意しておきましょうね。
公園や州議事堂など「無料スポット」を活用する
ビクトリアには、無料で楽しめる素晴らしいスポットがたくさんあります。「ビーコン・ヒル・パーク」は、野生のクジャクが歩き回る広大な公園で、散歩するだけで癒やされます。また、夜になるとライトアップされる「ブリティッシュ・コロンビア州議事堂」も必見!外観の写真を撮るのはもちろん、平日なら無料の館内ツアーにも参加できるんです。
スーパーマーケットのデリやフードコートを利用する
毎食レストランだと食費がかさみますよね。そんなときは、現地のスーパーマーケットを活用しましょう。「Whole Foods Market」などのスーパーには、新鮮な野菜やデリが量り売りで売られています。天気のいい日は、デリでランチを買って、インナーハーバーのベンチで海を眺めながらピクニック…なんていうのも、ビクトリアらしくて素敵な過ごし方ですよ。
ハッピーアワーをねらう
レストランやパブでお酒を楽しみたいなら、夕方の早い時間帯(15時〜18時頃)に設定されている「ハッピーアワー」がねらい目!ビールやカクテル、軽食が通常よりかなりおトクな価格で提供されます。地元の人たちに混ざって、にぎやかな雰囲気を楽しんでみてください。
まとめ
ビクトリアの物価は日本より少し高めですが、事前に予算を把握して、バスを活用したり無料スポットを楽しんだりと工夫すれば、賢く旅を楽しむことができます。
うつくしい庭園、英国風の街並み、そして穏やかな海風。ビクトリアには、お金には代えられない素晴らしい体験がたくさん待っています。ぜひこの記事を参考に、素敵なビクトリア旅行を計画してくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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