【2024年12月最新】中国はビザなしで渡航可能!入国カードは必要?審査や手続きなどを解説
2024年12月現在、中国はビザなしで渡航することができます。この記事では中国渡航で必要な入国カードや審査、手続きなどを解説します。
中国政府は、2024年11月30日から日本人向けの短期滞在ビザ免除を再開。30日以内の滞在であれば、ビザなしで中国に入国できるようになりました。この記事では、中国の最新の入国情報を解説します。観光ビザの申請方法や必要書類など、中国の入国に必要な手続きをまとめているので、中国旅行を計画している方は参考にしてくださいね。
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【2024年12月最新】中国の渡航・入国・ビザ情報!
2024年11月22日に中国政府は、日本国籍向けの短期滞在査証免除措置を再開すると発表しました。これにより、2024年11月30日から2025年12月31日までの期間中、ビザ不要(査証免除)で入国することができます。さらに滞在できる期間も15日から30日に延長されました。
尚、滞在期間が30日を超える場合、これまで通りビザの申請が必要です。
中国のビザの詳細 | |
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ビザ免除措置の実施期間 | 2024年11月30日~2025年12月31日 |
渡航目的 | ・ビジネス |
対象者 | 日本の一般旅券保持者 |
滞在可能日数 | 30日間 |
パスポートの残存期間 | 中国入国時6か月以上 |
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日本から中国へ入国する際に必要な書類・手続き
日本国籍の人が日本から中国へ入国する(30日を超える場合)には、ビザの取得が必要です。
- 観光ビザ
- パスポート(入国時に残存期間が6ヶ月以上)
- 海外旅行保険の加入(推奨)
- 入国カード(中国の入国審査時)
中国の観光ビザは、申請書類をオンライン上で作成し、必要書類を提出しなければなりません。ここでは中国渡航時に必要な手続きについて、具体的なビザの申請の手順や必要書類を紹介します。
中国の観光ビザ取得までの流れ・申請方法
中国入国に必要な観光ビザ(L)を取得するためには、下記の手順を踏みましょう。
- 中国ビザ申請センターから「中华人民共和国签证申请表」を作成
- 申請書を記入後、すべての書類をダウンロードして印刷する
- 必要な箇所に署名する
- 中国ビザ申請センターで、署名した書類と必要書類を提出する
中国観光ビザ申請の必要書類
観光ビザ申請に必要な書類は、下記の通りです。
- オンライン上で作成した申請書
- パスポート原本、及びコピー
- 証明写真(48mm×33mm/白背景/カラー)
- 往復航空券
このほかに、中国滞在中のホテルの予約確認証(申請人の名前、チェックイン、チェックアウトの日付が記載されているもの)、招聘状、日程表(クルーズ船での訪問の場合)のどれか必要です。
中国観光ビザの申請の流れ
ビザの申請には時間がかかるので、中国入国の1ヶ月前にはビザの申請をしておきましょう。管轄地域に応じて申請書と必要書類を持ってビザ申請センター(東京または名古屋)で手続きを行い、問題なければ支払いをして、ビザ申請をします。パスポートは預けます。
提出時に受領証をもらえるので、後日それをもって再びビザ申請センターに行ってパスポートを受け取ります。旅行代理店での代理申請も可能です。
中国観光ビザの料金
観光ビザの料金は、ビザ申請センターで受領した場合、普通申請で7,250円(シングル/税抜)です。代理申請を行うと手数料がかかる場合があります。出入国の回数、滞在時間によってかかるビザの料金は異なるので、最新情報はビザ申請時にご確認ください。
中国の入国カードの書き方
中国に入国する際には入国カードが必要です。入国カードは航空会社のチェックイン時、または機内の中で配られます。入国する際に提出が必要なので、機内で記入しておくと手続きがスムーズです。
【入国カード表】
【入国カード裏】
中国入国の流れ・手続き
中国入国の流れは以下の通りです。先ほどの入国カードは、空港到着後の入国審査時にパスポートと一緒に入国審査官へ提出します。
- 入国審査(パスポートと入国カードの提示)
- 荷物受け取り
- 税関検査(申告品がある人のみ)
- 到着ロビーへ
中国への入国審査の流れ
空港到着後、ターミナルにある到着エリアに進んで入国審査の手続きを行いましょう。満14歳~70歳の外国人旅行者は、指紋採取・顔写真の撮影が必要です。入国審査エリアの前に設置されている自動指紋採取機で、指紋を採取・顔写真を撮影します。このときに発行される紙片を持って、入国審査へ進みます。
入国審査では、日本からの旅行者であれば訪港旅客(Visitors)の表示のあるカウンターに並び、審査官に入国カードとパスポート、指紋採取時に発行した紙片を提示します。
入国審査時、審査官に質問されることはほぼないようですが、帰国時の航空券や宿泊予約確認などの提示を求められることもあるため、列に並んでいる間に用意しておきましょう。
尚、長期滞在者(居留証所持者)に限り自動化ゲートも利用可能です。自動化ゲートを利用する場合、パスポートに出入国印が押されません。ホテルチェックイン時にパスポートの入国日を確認されることがあるため、出入国スタンプの押印が必要な旨を係官に伝えましょう。
税関申告手続きについて
手荷物の受け取りが済んだら、その流れで税関検査場で税関申告を行います。荷物が免税範囲を超えておらず、中国で輸入が規制・禁止・制限されている物などがない場合は、グリーンライン(Nothing to Declare)にそのまま進んでください。
免税の範囲を超えている・免疫対象となる物がある場合は、税関申告あり(Goods to Declare)で税関の申告手続きを行います。申告を怠った場合、没収や罰金などのペナルティを課せられる可能性があるため、必ずルールを守りましょう。
中国への持ち込み禁止品
- 武器、中国の政治・経済・文化・道徳に有害な印刷物や記憶媒体等、麻薬類など
- わいせつ図画
- ワシントン条約関係
- 肉類(臓器類含む)およびその製品、水生動物産品
- 卵およびその製品(新鮮な卵、保存卵、塩漬け卵、卵液、卵殻、マヨネーズなど卵由来の製品も含む)
- 動植物の検疫(肉類・魚類(日本産に限らず)およびその加工品、乳製品、卵、マヨネーズ、果物や野菜およびその種子や苗木、動物の死体・標本、土壌など)
- 医薬品(処方薬を中国に持込む場合、税関への申告が必要)
上記のほか、中国への持ち込みが禁止されている荷物の詳細については、旅行前に在中国日本国大使館の公式ホームページや中国税関ウェブサイトをご確認ください。
加熱式たばこや電子たばこなどの持ち込みに注意
持ち込み時の注意点は、中国はタバコに関する規制が厳しいという点です。
2024年12月現在、18歳以上に限り、加熱式たばこや電子たばこなどの持ち込みに注意というように、免税本数・数量の制限があります。免税店でタバコを購入する際は、免税範囲を超えないように注意しましょう。
税関検査が終わったら、到着ロビーへ向かいましょう。
中国から日本へ帰国する際に必要な手続き
中国から日本に帰国する際には、Visit Japan Web(入国手続オンラインサービス)で事前に情報の登録をするのがおすすめです。
※Visit Japan Webのサービスのほか、紙の税関申告書でも日本に入国・帰国可能です。
Visit Japan Webで必要事項を登録(推奨)
Visit Japan Webは、海外から日本への入国者が、入国時に必要な入国審査・税関申告などの入国手続きをWeb上で行うことができるサービス。任意のため、登録をしなくても日本への入国は可能ですが、登録をしておくことで日本入国時にスムーズに審査ができるようになります。下記手順で事前に登録をしましょう。
- Visit Japan Web にアクセス
- 入力画面からアカウント作成、ログインする(メールアドレス、パスワードを登録)
- 利用者の情報を入力(同伴家族の登録も可能)
- 日本帰国の予定、必要な情報を登録(帰国便や連絡先など)
- ①入国審査 ※日本人や再入国の外国人は不要で記入できません
- ②税関申告
日本到着時に、税関申告でQRコードを表示するだけです。詳しい操作方法はVisit Japan Webに記載があるのでご確認ください。
中国の入国・ビザ情報をチェックして観光を楽しもう!
2024年12月現在、30日以内の滞在であれば中国へはビザなしで入国できます。
※記載情報は、2024年12月14日時点の情報です。
※最新情報は外務省や大使館、航空会社のホームページなどにてご確認ください。
※写真はイメージです。
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