
コロンビア旅行のベストシーズンは?おすすめの季節やさけるべき時期を解説
カリブ海のターコイズブルーの海、アンデス山脈に抱かれた歴史ある街並み、そして陽気なラテンのリズム。南米の宝石箱のような国、コロンビア!この記事では、あなたの知らない気候の秘密から、季節ごとの楽しみ方、地域別・目的別のベストシーズンまで、たっぷりお届けします。


カリブ海のターコイズブルーの海、アンデス山脈に抱かれた歴史ある街並み、そして陽気なラテンのリズム。南米の宝石箱のような国、コロンビア!この記事では、あなたの知らない気候の秘密から、季節ごとの楽しみ方、地域別・目的別のベストシーズンまで、たっぷりお届けします。
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コロンビアの気候を徹底解説!「四季」ではなく「乾季と雨季」が鍵
コロンビア旅行の計画を立てる上で最も大切なのが、気候の理解です。赤道直下に位置するため一年を通して気温の変化は少ないですが、その代わりに「標高」によって気候が劇的に変わるのが最大の特徴です 。これを現地の言葉で「ピソス・テルミコス(Pisos Térmicos)」、つまり「気候の階層」と呼びます 。
- ティエラ・カリエンテ(Tierra Caliente / 暑い土地):標高1,000m未満 カリブ海沿岸のカルタヘナやサンタ・マルタがこのエリア。年間を通して平均気温が24℃以上あり、日本の真夏のような気候が続きます。ビーチリゾートを満喫したいならここ!
- ティエラ・テンプラーダ(Tierra Templada / 温暖な土地):標高1,000m~2,000m 「永遠の春の街」と称されるメデジンなどが代表的。年間平均気温が17〜22℃と、まさに常春のような過ごしやすい気候が魅力です 。
- ティエラ・フリア(Tierra Fría / 寒い土地):標高2,000m~3,000m 首都ボゴタはこのエリアに位置します。標高約2,640mのため、年間平均気温は14.5℃前後と涼しく、朝晩はジャケットが必要になることも。日本の春や秋のような気候です 。
そしてもう一つの鍵が「乾季」と「雨季」。多くの地域では、1年が2回の乾季と2回の雨季に分かれています 。
- 乾季(Verano):12月~3月、7月~8月 晴天が多く、旅行に最も適した時期。特に12月〜3月はメインの乾季で、多くのイベントが開催されます。
- 雨季(Invierno):4月~5月、10月~11月 日本の梅雨のように一日中雨が降り続くわけではなく、晴れた日の午後にスコールが降ることが多いのが特徴です。
このように、訪れる場所の「標高」と旅行する時期の「乾季・雨季」を組み合わせることで、あなたにぴったりの コロンビアのベストシーズン が見つかります!
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【季節別】コロンビア旅行カレンダー
コロンビアには明確な四季はありませんが、時期によって楽しみ方はさまざま。ここでは日本の季節にあてはめて、年間の旅行カレンダーをご紹介します!
春のコロンビア(3月~5月)
緑が輝きだす!文化と自然に触れる雨季の始まり
3月から5月にかけて、コロンビアは最初の雨季を迎えます 。この時期の雨は、しとしとと降り続くのではなく、カラッと晴れた日の午後にやってくるスコールが中心。雨上がりの空気は澄み渡り、アンデスの山々やコーヒー農園の緑は一層深く、生き生きと輝きだします。
この季節は、街の散策にもぴったり。ボゴタの歴史地区を歩き、雨宿りがてらお洒落なカフェで本場のコーヒーを味わう、なんて過ごし方もおすすめです。また、文化的にも重要なイベントが多く、コロンビアの魂に触れる旅ができます。
特に重要なのが、復活祭前の1週間に行われる「セマナ・サンタ(聖週間)」 。コロニアル様式のうつくしい街ポパヤンやモンポスでは、厳かで感動的な宗教行列が行われ、国中が特別な雰囲気に包まれます。
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 春 |
期間 | 3月~5月 |
気候 | 最初の雨季。晴れた日の午後にスコールが降ることが多い。 |
平均気温 | ボゴタ:約14℃、カルタヘナ:約28℃ |
降水量 | 増加傾向。特に4月、5月は多い。 |
おすすめ度 | ★★★☆☆ |
適した服装 | 【ボゴタ】長袖シャツ、薄手のセーターやジャケット、レインウェア【カルタヘナ】半袖、ワンピース、薄手の羽織もの、レインウェア |
主なイベント | セマナ・サンタ(聖週間、3月か4月)、バジェナート・レジェンド・フェスティバル(4月下旬) |
おすすめグルメ | ピタヤ(ドラゴンフルーツ)のシーズンが始まる(4月、6月) 。コーヒーの中央ゾーンではサブクロップ(ミタカ)の収穫期(4月〜5月) 。 |
体験 | 緑が深まるコーヒー農園の散策、雨の日の美術館・博物館めぐり |
注意点 | 急な雨に備え、折りたたみ傘や防水性の上着は必須。 |
夏のコロンビア(6月~8月)
太陽の季節到来!花々とフェスティバルに心躍る
6月から8月は「ベラニージョ(Veranillo)」と呼ばれる短い乾季にあたり、再び太陽の季節がやってきます 。アンデス地方では安定した晴天が続き、ハイキングやアウトドアアクティビティには最高の時期。街は活気に満ちあふれ、コロンビアの陽気なエネルギーを肌で感じられます。
この季節のハイライトは、なんといってもメデジンで8月上旬に開催される「花のフェスティバル(Feria de las Flores)」! 農家の人々が「シジェタ」と呼ばれる巨大な花のオブジェを背負って練り歩くパレードは圧巻の一言 。街中が色とりどりの花で埋め尽くされ、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのよう。この時期にメデジンを訪れるなら、絶対に見逃せません!
また、7月20日の独立記念日には、全国でパレードなどの祝賀行事が行われ、国全体がお祭りムードに包まれます 。
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 夏 |
期間 | 6月~8月 |
気候 | 短い乾季(ベラニージョ)。晴天が多く安定している。 |
平均気温 | ボゴタ:約14℃、カルタヘナ:約29℃ |
降水量 | 少ない。 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
適した服装 | 【ボゴタ】長袖シャツ、薄手のジャケット。日差し対策の帽子やサングラスは必須【カルタヘナ】半袖、ショートパンツなど夏服。日焼け対策を万全に |
主なイベント | 独立記念日(7月20日)、メデジン花祭り(8月上旬)、ボゴタ夏祭り(8月中旬) |
おすすめグルメ | グルパ(紫パッションフルーツ)など、南国のフルーツが豊富 。 |
体験 | アンデス山脈でのハイキング、コーヒー農園の散策、花のフェスティバルへの参加 |
注意点 | 観光シーズンの一つなので、人気の観光地は混雑することも。 |
秋のコロンビア(9月~11月)
コーヒーの香りに包まれて。しっとり楽しむ文化の秋
9月から11月は、2度目の雨季。一年で最も降水量が多くなる時期です 。しかし、この季節には他では味わえない特別な魅力があります。それは、ずばり「コーヒー」!
コロンビアの中部・北部では、この時期にコーヒーのメインの収穫期を迎えます 。コーヒー農園(フィンカ)を訪れれば、真っ赤に熟したコーヒーチェリーを手摘みする活気ある光景に出会えるかもしれません。農園全体が芳醇な香りに包まれるこの時期は、コーヒー好きにはたまらない コロンビアのベストシーズン と言えるでしょう。
雨の日は、ボゴタの黄金博物館で古代文明の秘宝に思いを馳せたり、メデジンの美術館でコロンビアを代表する芸術家ボテロの作品に触れたりと、インドアでの文化体験がおすすめ。しっとりとした空気の中、コロンビアの奥深い文化に浸る、大人な旅が楽しめます。
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 秋 |
期間 | 9月~11月 |
気候 | 2度目の雨季。降水量が多い時期。 |
平均気温 | ボゴタ:約14℃、カルタヘナ:約28℃ |
降水量 | 多い。特に10月、11月がピーク。 |
おすすめ度 | ★★☆☆☆(コーヒー好きなら★★★★☆) |
適した服装 | 【ボゴタ・カルタヘナ共通】防水・速乾性の高い服装がおすすめ。滑りにくい靴、防水ジャケット、折りたたみ傘は必須 。 |
主なイベント | カルタヘナ独立記念日(11月11日) |
おすすめグルメ | コーヒーのメイン収穫期。農園で味わう採れたてのコーヒーは格別 。 |
体験 | コーヒー農園での収穫体験、美術館・博物館めぐり、サルサレッスン |
注意点 | 降雨により、山間部では交通に影響が出る可能性も。旅程には余裕を持つのがおすすめ。 |
冬のコロンビア(12月~2月)
カリブの太陽と情熱のカーニバル!最高の乾季へようこそ
待ちに待った最高のシーズンの到来です!12月から2月は、コロンビアのメインの乾季にあたり、一年で最も天候に恵まれる時期 。特にカリブ海沿岸は、雲一つない青空と輝く太陽が続き、ビーチリゾートを満喫するには完璧なコンディションです。
そしてこの季節は、なんといっても「祭り」の季節!12月末から2月にかけて、コロンビアを代表する三大祭りがリレーのように開催される「カーニバル・コリドー(回廊)」が出現します。
- カリ・フェリア(12月25日~30日): 「サルサの首都」カリが街ごとダンスフロアに!世界中からダンサーが集結し、情熱的なサルサのリズムに酔いしれます 。
- 黒と白のカーニバル(1月上旬): 南部の街パストで開催されるユネスコ無形文化遺産。参加者全員が顔を黒く塗る日と、白く塗る日があり、街中が奇祭の熱気に包まれます 。
- バランキージャのカーニバル(2月): リオ、オルーロと並ぶ南米三大カーニバルの一つ。豪華絢爛な山車や衣装、伝統舞踊クンビアのパレードは、まさに圧巻の一言!
この時期は航空券やホテルが高くなるハイシーズンですが、それを補って余りあるほどの魅力と興奮が待っています!
項目 | 詳細 |
|---|---|
季節 | 冬 |
期間 | 12月~2月 |
気候 | メインの乾季。一年で最も天気が良く、晴天が続く。 |
平均気温 | ボゴタ:約13℃、カルタヘナ:約27℃ |
降水量 | 非常に少ない。 |
おすすめ度 | ★★★★★ |
適した服装 | 【ボゴタ】日中は軽装でOKだが、朝晩は冷えるので羽織もの必須【カルタヘナ】一年で最も快適な時期。夏服でOK 。 |
主なイベント | カリ・フェリア(12月下旬)、黒と白のカーニバル(1月上旬)、バランキージャのカーニバル(2月) |
おすすめグルメ | クリスマスや新年の特別料理。フェスティバル会場の屋台グルメ。 |
体験 | カリブ海でのビーチリゾート、三大カーニバルへの参加、アンデスでのトレッキング |
注意点 | 一年で最も人気のハイシーズン。航空券やホテルの予約は半年前からでも早すぎることはありません! |
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【地域別】ベストシーズンガイド!あなたの行き先に最適な時期は?
コロンビアは地域によって気候が全く異なります。ここでは、主要な4つのエリアに分けて、それぞれのベストシーズンを解説します!
地域 | ベストシーズン | 気候の特徴と理由 |
|---|---|---|
アンデス山岳部 (ボゴタ、メデジン、コーヒー地帯) | 12月~3月、7月~8月 | 乾季で晴天が多く、街歩きやハイキングに最適。 |
カリブ海沿岸部 (カルタヘナ、サンタ・マルタ) | 12月~4月 | 乾季で雨が最も少なく、ビーチリゾートを満喫できる最高の季節。 |
太平洋岸 (ヌキ、バイア・ソラノ) | 7月~10月 (ホエールウォッチング) | 一年中雨が多いが、ザトウクジラが子育てのために集まる貴重な時期。 |
アマゾン熱帯雨林 (レティシア) | 8月~2月 | 比較的雨が少ない時期で、ジャングルトレッキングがしやすい。 |
アンデス山岳部(ボゴタ、メデジン、コーヒー地帯)
首都ボゴタや「永遠の春の街」メデジン、世界遺産のコーヒー地帯が広がるこのエリアは、乾季にあたる12月〜3月と7月〜8月がベストシーズンです 。空は青く澄み渡り、過ごしやすい気候の中で、歴史的な街並みの散策やうつくしいコーヒー農園の風景を存分に楽しむことができます。
カリブ海沿岸部(カルタヘナ、サンタ・マルタ)
世界遺産の港町カルタヘナやタイロナ国立公園など、人気の観光地が集まるカリブ海沿岸。ここは12月〜4月が文句なしのベストシーズン! この時期は乾季のピークで、ほとんど雨が降らず、カリビアンブルーの海と太陽を思いっきり満喫できます。
太平洋岸(ヌキ、バイア・ソラノ)
世界で最も雨が多い地域の一つである太平洋岸 。ここでは天候よりも「目的」でシーズンをえらびましょう。最大の魅力は、7月〜10月にかけてザトウクジラが繁殖と子育てのためにやってくるホエールウォッチング。雨季の真っ只中ですが、巨大なクジラが目の前でジャンプする姿は、雨具必須でも見る価値のある感動的な光景です。
アマゾン熱帯雨林(レティシア)
神秘的なジャングルが広がるアマゾン。ここでのベストシーズンは、あなたの冒険スタイルによって変わります。
- ジャングルトレッキング派なら:8月〜2月 比較的雨が少ない乾季にあたり、川の水位が下がるため、徒歩での探検がしやすくなります 。
- ボート探検派なら:3月〜7月 雨季で川の水位が上がり、普段は歩いて入れない森の奥深くまでカヌーで進むことができます 。水没林の幻想的な風景は、この時期だけの特別な体験です!
【目的別】コロンビア旅行、あなたにぴったりのベストシーズンは?
「結局、私にはいつがいいの?」そんなあなたのために、目的別のおすすめシーズンをまとめました!
目的 | ベストシーズン | 理由 |
|---|---|---|
街歩き・世界遺産観光 | 12月~3月、7月~8月 | 乾季で天気が安定しているため、ボゴタやカルタヘナの散策が快適。 |
ビーチリゾート | 12月~4月 | カリブ海沿岸が最高の乾季を迎え、うつくしい海を満喫できる。 |
大自然・ハイキング | 12月~3月、7月~8月(アンデス) 8月~2月(アマゾン) | 各地域の乾季は、トレッキングなどのアクティビティに最適。 |
情熱的な祭りに参加! | 12月下旬~3月上旬 | カリ、パスト、バランキージャの三大祭りが連続開催される最高の時期。 |
コーヒー農園めぐり | 9月~12月 | 中部・北部でメインの収穫期を迎え、活気ある農園を体験できる。 |
コロンビア旅行を安く楽しむには?おすすめの時期とコツ
旅行費用を少しでも抑えたいなら、ずばり雨季にあたる4月〜5月と9月〜11月が狙い目です! この時期はオフシーズンとなり、航空券やホテルの価格がぐっと下がります。特に9月〜11月は比較的安い航空券が見つかりやすい傾向にあります 。
「でも、雨季って楽しめないんじゃ?」と心配な方もご安心を!コロンビアの雨季は、むしろ魅力がいっぱいなんです。
- 緑豊かな絶景が広がる: 雨の恵みを受けて、山々や田園風景は息をのむほど鮮やかな緑に。写真好きにはたまらない景色が広がります 。
- 観光客が少なくゆったり: ハイシーズンに比べて観光客が少ないため、人気のスポットを自分のペースでゆっくりと楽しめます。
- インドアの楽しみも満載: 雨が降ってきたら、ボゴタの博物館で知的好奇心を満たしたり、メデジンのカフェで人間観察を楽しんだり、カリでサルサレッスンに挑戦したりと、楽しみ方は無限大!
多くの地域で雨は午後に集中する傾向があるので、午前中に屋外の観光を済ませ、午後はインドアで過ごすなど、計画を工夫すれば雨季でも十分にコロンビアを満喫できますよ!
コロンビア旅行でさけるべき時期はある?
コロンビアは一年中楽しめる国ですが、目的によっては注意が必要な時期もあります。
- 混雑と費用をさけたいなら:年末年始と聖週間(セマナ・サンタ) 12月下旬から1月上旬のクリスマス・年末年始シーズンと、3月か4月の聖週間は、国内外からの観光客で最も混雑する時期です。航空券やホテルの料金は年間で最も高騰し、予約も取りにくくなります。ゆっくりと静かに旅をしたい方や、予算を抑えたい方はこの時期をさけるのが賢明です。
- とにかく雨が苦手なら:10月〜11月 この時期は多くの地域で雨季のピークを迎えます。特にアンデス山岳部では降水量が多くなり、アウトドア中心の旅行を計画している場合は、予定の変更を余儀なくされることも。ただし、この時期ならではのコーヒー収穫体験などの魅力もあります。
- 太平洋岸を訪れるなら:常に雨の準備を! 前述の通り、太平洋岸は一年を通して非常に雨が多い地域です 。どの時期に訪れるにしても、しっかりとしたレインウェアと防水対策は必須です。
まとめ:コロンビアはいつだって、あなたを待っている!
いかがでしたか?コロンビアのベストシーズンは、一つの答えがあるわけではありません。
- 太陽とビーチ、お祭りが目的なら、乾季(12月〜3月)が最高!
- 緑深き自然やコーヒー文化に触れたいなら、雨季(4月〜5月、9月〜11月)も魅力的!
- 費用を抑えて賢く旅したいなら、オフシーズンとなる雨季がおすすめ!
この記事を参考に、あなたの興味やスタイルにぴったりの時期を選んで、最高のコロンビア旅行を計画してみてください。陽気な人々と豊かな自然、そして奥深い文化が、きっとあなたを温かく迎えてくれるはずです!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
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