
オックスフォードの物価は高い?日本との比較や節約術を紹介
ハリー・ポッターの映画に出てくる壮大な食堂、歴史ある石造りのカレッジ……。イギリスが誇る学術都市オックスフォードは、一度は訪れてみたい憧れの場所!この記事では、オックスフォードの物価を徹底リサーチ。比較表から、食費、交通費、観光費の相場、そして旅費を抑える節約術まで、くわしい情報をお届けします!

ハリー・ポッターの映画に出てくる壮大な食堂、歴史ある石造りのカレッジ(大学)、知的な空気が流れる街並み……。イギリスが誇る学術都市オックスフォードは、一度は訪れてみたい憧れの場所ですよね!
この記事では、オックスフォードの物価を徹底リサーチ。詳細な比較表から、具体的な食費、交通費、観光費の相場、そして旅行費用をグッと抑える節約術まで、あなたの旅の「予算の不安」を「楽しみな計画」に変える情報をお届けします!
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オックスフォードの最新物価情報!日本よりどれくらい高い?
オックスフォードでの滞在費は、残念ながら東京よりも高くなることを覚悟しておきましょう。世界的な生活費比較サイトでも、オックスフォードは「Expensive(物価が高い)」カテゴリに入っており、月間の生活費目安は4,391ドル(約68万7,843円)とされています。一方、東京の一人暮らしに必要な月間の生活費は14万5,943円と、生活コストの高さがうかがえますね。
オックスフォード大学が発表している学生向けの生活費目安(2025-26年)でも、家賃や食費などを含めて1カ月あたり1,425〜2,035ポンド(約29万7,000〜42万4,270円)が必要とされています。
では、旅行者が実際に使う項目は、日本と比べてどれくらい違うのでしょうか?一目でわかる比較表にまとめました!
※この記事では、1ポンド(£)=208円として計算しています(2025年12月時点の目安レート)
商品・項目 | オックスフォード価格 | 日本価格(目安) |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(1L) | 約3.85ポンド(約801円) | 約80円 |
レストラン(ディナー) | 約35ポンド(約7,280円) | 約3,000〜5,000円 |
ローカル食堂(パブランチ) | 約17.3ポンド(約3,598円) | 約1,500円 |
コーヒー(カプチーノ) | 約4.21ポンド(約876円) | 約500円 |
ビール1杯(パブ) | 約6.89ポンド(約1,433円) | 約500円(居酒屋) |
タクシー初乗り | 約2.8ポンド(約582円) | 約500円 |
市内バス(基本運賃) | 約3ポンド(約624円)※上限 | 約210円 |
観光地(クライスト・チャーチ) | 20〜22ポンド(約4,160〜4,576円) | - |
アクティビティ(図書館ツアー) | 10ポンド(約2,080円) | - |
スーパーのランチセット | 約3.85ポンド(約801円) | 約600円 |
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項目別!オックスフォードの旅行費用を徹底解説
物価が高いオックスフォードですが、具体的に「何が」「いくら」なのかを知っておけば、予算はぐっと立てやすくなります。旅行者が気になる「食費」「交通費」「観光費」を深掘りしていきましょう!
食費:パブランチとカフェ、レストランの相場
オックスフォードの食費は、メリハリが命!節約するところと、奮発するところを使い分けるのがコツです。
1. 節約派の強い味方!「ミールディール」
イギリスのスーパー(TescoやSainsbury'sなど)には、「ミールディール(Meal Deal)」という最強のセットがあります。これは「サンドイッチ(またはサラダ、パスタ)+スナック+ドリンク」の3点セットが、Tesco(クラブカード会員価格)で3.85ポンド(約801円)、Sainsbury'sで3.95ポンド(約822円)といった固定料金で買えるというもの。
ランチ代を賢く節約したい日の強い味方です!ピクニック気分で公園で食べるのもおすすめですよ。
2. オックスフォードの「食堂」=パブ!
「ローカルな食堂」で食事をしたいなら、迷わずパブ(Pub)へ!パブは単なる飲み屋ではなく、イギリス人にとっての「食堂」であり「リビング」です。
フィッシュ&チップスやハンバーガー、ステーキといった伝統的な「パブ・グラブ(Pub Grub=パブ飯)」のランチやディナーが楽しめます。オックスフォードの中心部にある老舗パブ「The Turf Tavern」などでは、メインディッシュ1皿が11.5〜18.95ポンド(約2,392〜3,942円)ほどが相場です。
そして、パブといえばビール!オックスフォード市内のパブで飲む1パイント(約568ml)のビールの価格は6.89ポンド(約1,433円)。日本と比べると高めですが、本場のエールを味わう体験はプライスレスです!
3. カフェ&レストランは計画的に
オックスフォードには学生街らしいおしゃれなカフェもたくさん。独立系のカフェでも、チェーン店(Starbucksなど)でも、カプチーノやラテは1杯約4.21ポンド(約876円)前後が相場です。
ディナーをちゃんとしたレストランで食べる場合、平均予算は1人あたり30〜40ポンド(約6,000〜8,000円)ほど。中には「Pompette」のように、3コースのセットメニューを28ポンド(約5,824円)で提供している、おトクでおいしいレストランもありますよ。
交通費:市バス、タクシー、ロンドンからの移動手段
オックスフォードの交通費は、「市内」と「市外から」で大きく異なります。
1. 市内交通は「徒歩」が最強!バスもおトク
オックスフォードの主要なカレッジや観光スポットは、中心部にギュッと集まっています。そのため、一番の交通手段は「徒歩」です!石畳の小道を散策するだけで、オックスフォードの魅力を満喫できます。
少し離れた場所に行く場合は、市バス(Oxford Bus Companyなど)が便利。2025年12月現在、政府の施策により、1回の乗車運賃は3ポンド(約624円)が上限となっており、とてもシンプル。主要な観光エリアをカバーする「SmartZone」の1日乗り放題パスも5ポンド(約624円)なので、3回以上乗るならこちらがおトクです!
タクシー(ハックニー・キャリッジ)は、日中の初乗り運賃が2.8ポンド(約582円)と日本とあまり変わりませんが、距離あたりの料金は高め。基本はバスか徒歩で移動するのが賢明です。
2. ロンドンからの移動は「バス」が断然おすすめ!
海外旅行初心者が陥りやすいのが、「都市間の移動=電車」という思い込み。オックスフォードへの移動(主にロンドンから)では、これが予算に大きく響きます!
- 電車(GWR):
ロンドン・パディントン駅からオックスフォード駅まで約1時間。早く着きますが、料金が複雑。「Advance」という事前割引切符を運良く買えれば片道6.83(約1,421円)程度ですが、これらの切符は変更不可・便指定の制約があります。また、当日に買う「Off-Peak(オフピーク)」や「Anytime(いつでも)」切符は非常に高額です。 - バス(Oxford Tube):
これぞ最強の選択肢!ロンドンのビクトリア・コーチステーションなどからオックスフォードまで24時間運行しており、所要時間は約1時間40分〜2時間。
料金は片道16ポンド(約3,328円)、往復24ポンド(約4,992円)と安く、何より往復券は3カ月間有効という驚きの柔軟性! これなら「帰りの時間を気にせずゆっくり観光」ができますね。
オックスフォードの物価を抑えるためにも、ロンドンからの移動は「Oxford Tube」一択と覚えておきましょう!
観光・アクティビティ費用:カレッジ入場料とパント体験
オックスフォードの観光費用は、まさに「メリハリ」の象徴!お金をかけるべき「有料」スポットと、無料で楽しめる「無料」スポットを上手に組み合わせましょう。
1. お金をかける価値あり!「有料」スポット
- クライスト・チャーチ(Christ Church)
映画『ハリー・ポッター』でホグワーツの大ホールのモデルになった「グレート・ホール」がある、オックスフォード最大の見どころ。入場料は時期や曜日によりますが、大人は20〜22ポンド(約4,160〜4,576円/2025年9〜12月の場合)と高額ですが、その価値は十分にあります! - ボドリアン図書館(Bodleian Library)
ここも『ハリー・ポッター』のロケ地(図書館や医務室)として使われた場所。注意点は、内部の歴史的な閲覧室(Duke Humfrey's Libraryなど)は、ガイドツアーに参加しないと見学できないこと。ツアーは複数ありますが、30分ツアーで10ポンド(約1,800円)、60分ツアーで15ポンド(約3,120円)が基本です。大人気なので事前予約をおすすめします! - パント(Punting)
オックスフォードの夏を象徴するアクティビティが、浅い川での舟遊び「パント」。料金はボート乗り場によって異なり、一番人気の「Magdalen Bridge Boathouse」では1時間32ポンド(約6,656円)(ボート1台あたり、最大5人)。「Cherwell Boathouse」では平日24ポンド(約4,992円)と、少しおトクです。
※船頭さんが漕いでくれる「チャーター」は30分40ポンド(約8,320円)〜と高額なので、ぜひ自分でチャレンジしてみてください!
2. これが無料!?「無料」スポット
オックスフォードの物価が高いことを忘れさせてくれるのが、圧倒的なクオリティを誇る無料の博物館・美術館です。
- アシュモレアン博物館(Ashmolean Museum)
1683年に設立された、イギリスで最初の公立博物館。美術品から考古学的な発掘品まで、世界中のお宝がずらり。ミイラから現代アートまで網羅しており、丸一日いても飽きません。これが入場無料というのは驚きです! - ピット・リバーズ博物館(Pitt Rivers Museum)
「世界中のモノ」をジャンルではなく「形態」で分類した、ユニークな人類学博物館。所狭しと並べられた展示物(呪術に使われた干し首など!)は圧巻の一言。こちらも入場無料です。(オックスフォード大学自然史博物館の奥に入口があります)
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オックスフォード旅行で使う通貨・為替レート
オックスフォード旅行で使う通貨は、イギリス・ポンド(GBP)です。£(ポンド)やp(ペンス)で表記されます(100ペンス=1ポンド)。為替レートは日々変動しますが、この記事では1ポンド=208円として計算しています。
お金の持ち方
オックスフォードはロンドン同様、クレジットカード(Visa、Mastercard)がほぼ全ての場所で使えます。カフェ、パブ、バス、タクシー、市場でもタッチ決済(コンタクトレス)が主流です。現金は、小さな個人商店やチップ用に少額(£20〜£30程度)を持っていれば十分でしょう。
チップについて
イギリスでは、アメリカほどチップは厳格ではありません。
- レストラン:伝票に「Service Charge(サービス料)」が10〜12.5%程度、すでに追加されていることが多いです。その場合は、追加のチップは不要。含まれていない場合、良いサービスを受けたと感じたら、同額程度を現金で置くか、カード決済時に上乗せします。
- パブ:カウンターで注文・支払いをするパブでは、チップは不要です。
- タクシー:必須ではありませんが、キリの良い金額に切り上げてお釣りを「Keep the change(お釣りは取っておいて)」と渡すとスマートです。
オックスフォード旅行の費用相場は?期間別に解説!
オックスフォード旅行にかかる費用の相場を紹介します。多くの旅行者はロンドンを拠点に日帰りや1泊で訪れますが、ここではオックスフォードでの滞在を楽しむための予算感をまとめました。
※航空券代(日本〜ロンドン往復:約15万円〜)は含まれていません。現地での滞在費(ホテル、移動、食費、観光)の目安です。
1泊2日のオックスフォード旅行の費用相場
ロンドンからの小旅行として最も人気のあるパターン。主要なカレッジを見学し、パブで夕食を楽しんで1泊するプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
ロンドン〜オックスフォード移動費 | 約3,000〜6,000円 |
ホテル(1泊・2名1室利用時) | 約15,000〜25,000円 |
食費(ランチ2回・ディナー1回・カフェ) | 約15,000円 |
観光・入場料 | 約7,000円 |
合計 | 約40,000円〜 |
2泊3日のオックスフォード旅行の費用相場
オックスフォードを拠点に、少し足を延ばしてコッツウォルズ地方の村々を訪れたり、映画『ハリー・ポッター』の聖地巡礼をじっくり楽しんだりするプランです。ゆったりとしたイギリスの休日を味わえます。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
ロンドン〜オックスフォード移動費 | 約3,000〜6,000円 |
ホテル(2泊・2名1室利用時) | 約30,000〜50,000円 |
食費(ランチ3回・ディナー2回・カフェ) | 約25,000〜30,000円 |
観光・入場料 | 約12,000円 |
合計 | 約70,000円〜 |
上記の費用を参考に、予算を立ててみてくださいね。ホテルをB&B(ベッド&ブレックファスト)にしたり、ランチをテイクアウトにしたりすることで、もう少し費用を抑えることも可能です。
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オックスフォード旅行の費用を抑える5つの節約術
オックスフォードの物価は高いですが、賢く費用を抑える方法はたくさんあります!海外旅行初心者でも簡単に実践できる5つの節約術を紹介します。
1. 無料の博物館・美術館をフル活用する
これがオックスフォード旅行で最大の節約術です!前述の通り、アシュモレアン博物館やピット・リバーズ博物館など、世界トップクラスの施設がなんと無料!クライスト・チャーチ(22ポンド)のような有料スポットと、無料の博物館を上手に組み合わせることで、1日の観光費を20〜30ポンドに抑えることが可能です。
2. ロンドンからの移動は「オックスフォード・チューブ」一択
交通費セクションで強調した通り、ロンドンからの移動は「Oxford Tube」というバスが最強です。往復24ポンド(約4,992円)で、しかも往路から3カ月間有効。複雑な電車の切符を調べる手間も、高い運賃を払うリスクもありません!
3. 食事は「パブランチ」と「ミールディール」で賢く節約
食費は、メリハリが大事。ランチはスーパーの「ミールディール」(3.85ポンド〜)で5ポンド以下に抑え、ディナーは本場の雰囲気を味わえる「パブ」(15ポンド〜)でしっかり楽しむ、という「高低差」をつけるのがおすすめです。これだけで、1日の食費は25ポンド(約5,200円)程度に収まります。
4. 徒歩で「無料のカレッジめぐり」を楽しむ
オックスフォードは歩ける街。クライスト・チャーチは高額ですが、カレッジはほかにもたくさんあります。中には「Worcester College」のように無料で入れるカレッジも。
あえて中に入らなくても、「ため息橋(Bridge of Sighs)」や「ラドクリフ・カメラ(Radcliffe Camera)」など、カレッジのうつくしい建物を外から眺めて歩くだけでも、十分にオックスフォードの雰囲気を味わえますよ!
5. お土産や軽食は「カバード・マーケット」で
「カバード・マーケット(The Covered Market)」は、地元の人にも愛される歴史的な市場です。お土産物屋さんだけでなく、安いパン屋さん、サンドイッチ屋さん、カフェなども入っており、観光地価格ではないローカルな値段で軽食を楽しむことができます。お土産探しにもぴったりです!
オックスフォードの物価を理解して、賢く旅行を計画しよう!
オックスフォードの物価は、確かに高く、特にホテル代と外食費は、東京以上の予算組みが必要です。
しかし、同時にオックスフォードは、世界最高峰の知性が集まる街ならではの「無料の資産」に溢れています。アシュモレアン博物館やピット・リバーズ博物館のような、他の都市なら数千円の入場料がかかる施設が無料であることは、旅行者にとって最大のボーナスです!
ロンドンからの移動は「Oxford Tube」で確実に節約し、ランチは「ミールディール」で賢く済ませ、ディナーは「パブ」で本場の雰囲気を味わう。観光は「無料の博物館」と「有料のカレッジ」を組み合わせる。
このように、お金をかける場所とかけない場所の「メリハリ」をつけることで、オックスフォードの物価は決して怖くありません。この記事で紹介した具体的な金額と節約術を武器に、あなただけの賢いオックスフォード旅行を計画してくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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