
ウェールズの物価を徹底ガイド!気になる交通費や食費、節約方法も解説
山々と海が広がる自然豊かなウェールズは、イギリスの中でも比較的物価が安いといわれるエリア。とはいえ、交通費や外食費は日本とどれくらい違うのか、旅行者に必要な予算はどの程度なのか気になるところです。本記事では、ウェールズの物価をカテゴリ別にくわしく解説し、旅費の目安や節約のポイントもわかりやすく紹介します!

山々と海が広がる自然豊かなウェールズは、イギリスの中でも比較的物価が安いといわれるエリア。とはいえ、交通費や外食費は日本とどれくらい違うのか、旅行者に必要な予算はどの程度なのか気になるところです。本記事では、ウェールズの物価をカテゴリ別にくわしく解説し、旅費の目安や節約のポイントもわかりやすく紹介します!
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- 観光・アクティビティ費用
- ウェールズの通貨と為替レート
- 通貨
- 硬貨と紙幣
- 為替レート
- 知っておきたい「円安」の影響
- 現金は必要?カード社会??
- ウェールズ旅行の費用相場は? 期間別に解説
- 日本からウェールズへのアクセスと航空券
- 3泊5日のウェールズ旅行(カーディフ集中)の費用相場
- 5泊7日のウェールズ旅行(ウェールズ周遊)の費用相場
- ウェールズ物価は高い!でも旅行費用を抑える節約のコツ5選
- 1. 食費は「パブのランチ割」と「スーパー」で賢く節約
- 2. 国立博物館は「すべて無料」!最強のコスパ観光
- 3. イギリス国内の移動は「長距離バス」が最強
- 4. 城めぐりなら「Cadwエクスプローラー・パス」一択
- 5. 旅のベストシーズンは「春・秋」!
- ウェールズの物価を理解して、賢く旅行を楽しもう!
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ウェールズの最新物価情報!日本より高い?安い?
ウェールズ旅行の予算を立てる上で、まず知っておくべきことがあります。それは、「何が高くて、何が高くないか」という物価のパターンです。「ウェールズの物価は高い?」と聞かれればイエスですが、その内訳は日本と少し異なります。
東京で「高い」と感じるもの、例えばホテルの宿泊費や家賃などの「場所代」は、ウェールズ(特に首都カーディフ)では驚くほど東京と変わりません。
一方で、ウェールズで高いとショックを受けるのは、レストランでの食事やバス代、パブでの一杯といった「サービスや労働力」にかかる費用です。これは、人件費や税金(特にお酒)が高いイギリスならではの特徴。
つまり、ホテル代は日本と同じ感覚で大丈夫。でも、日々の食事や移動費は日本(特に東京)の1.5倍から2倍以上かかる、と覚えておきましょう!
それでは、具体的な物価を日本(東京)と比較した表を見てみましょう。これをスマホに保存しておけば、現地でもきっと役立ちますよ。
※ウェールズの価格は主に首都カーディフの相場です。
※為替レートは 1ポンド=約208円 で計算しています(2025年12月時点の目安)。最新のレートはご自身でご確認ください。
ウェールズと日本の物価比較表
商品・項目 | ウェールズ価格(カーディフ) | 日本価格(東京) |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(1L) | 0.89ポンド(約185円) | 約80円 |
カプチーノ(カフェ) | 3.35ポンド(約697円) | 約500円 |
ローカルな食事(パブランチ) | 14.1ポンド(約2,933円) | 約1,500円 |
レストラン(ディナー) | 27ポンド(約5,616円) | 約3,000円 |
ビール(1パイント/約568ml) | 4.49ポンド(約934円) | 約500円(居酒屋) |
タクシー初乗り | 2.50ポンド(約520円) | 500円 |
バス(基本運賃) | 2.5ポンド(約520円) | 210円 |
鉄道(市内近郊) | 4.5ポンド(片道・事前購入)(約936円) | 209円(ICカード・7〜11km) |
ホテル代(3つ星/1泊) | 約48ポンド(約9,984円)〜 | 約15,000円〜 |
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ウェールズ旅行で気になる項目別物価ガイド
物価比較表を見て、なんとなくイメージが湧いてきましたか?
ここからは、旅行者が特に気になる「食費」「交通費」「ホテル代」「観光費」の4つのカテゴリーに分けて、現地のリアルな物価と相場をさらに詳しく解説します!
食費
ウェールズ旅行で、予算が最も圧迫されるのが「食費」です!日本のように「ワンコインランチ」や「500円以下の定食」は、まず存在しないと思ってください。
ローカル食堂(パブ)
地元の食堂といえば、なんといっても「パブ」です。パブは単なる飲み屋ではなく、地域住民の生活に密着した食堂であり社交場。
ランチタイムには食事が楽しめますが、価格は日本よりかなり高め。例えば、前菜とメインの2コースランチで14ポンド(約2,912円)ほど。ディナータイムには「セーバーメニュー(おトクなセット)」として2コース25ポンド(約5,200円)といった価格設定も見られます。
ただし、お店によっては「ランチセットメニュー」があり、メイン1品+ドリンクで9.5ポンド(約1,976円)と、比較的リーズナブルに楽しめることも!こうしたおトクなセットを狙うのが節約のコツです。
レストラン(ディナー)
夜にミドルレンジのレストランでしっかり食事をすると、平均的な予算は1人あたり27ポンド(約5,616円)ほど。これは、カーディフ市内にあるブリティッシュ・パブ、インド料理、イタリアンなどの標準的な価格帯です。
屋台・マーケット
食費を抑えるなら、屋台やマーケットの活用がおすすめです。例えば、カーディフのクリスマスマーケットでは、ジャーマンソーセージが1本7.50ポンド(約1,560円)、ローストターキーロールが9ポンド(約1,872円)などで販売されています。レストランで座って食べるよりは、かなり安く済みますよ。
パブで飲むビールはかなり高め
イギリス旅行の楽しみの一つが、本場のパブでの一杯!でも、ここで多くの日本人旅行者が「パイント・ショック」を受けます。
カーディフのパブで飲むビール1パイント(約568ml)の平均価格は4.49ポンド(約934円)。日本の居酒屋の中ジョッキが約500円と考えると、ほぼ2倍の価格です!
さらに恐ろしいのはイベント時。ラグビーの聖地「プリンシパリティ・スタジアム」の場内でビールを買うと、なんと1パイント8.2ポンド(約1,706円)にも跳ね上がります!
名物グルメ
うれしいニュースもあります!ウェールズの伝統的なお菓子「ウェルシュケーキ(Welshcakes)」は、とても手頃でおいしいんです。専門店やマーケットで焼きたてが売られており、6個入りで5.7ポンド(約1,185円)〜、つまり1個あたり1ポンド(約208円)以下で楽しめます。バターとスパイスが香る素朴な味わいは、旅のお供にぴったりですよ!
交通費:バス・鉄道・タクシーの料金
食費と並んで、ウェールズの物価で「高い!」と感じるのが交通費。特に、私たちが日常的に使うような「ちょっとそこまで」の移動が、日本と比べて非常に高額です。
バス(カーディフ・バス)
これが最大の「交通費ショック」かもしれません。カーディフ市内のバス(Cardiff Bus)は、大人の1回乗車運賃が均一2.5ポンド(約520円)です。東京の都バスが210円均一なのと比べると、2倍以上もします!
節約のコツ:もし1日に2回以上バスに乗るなら、絶対に「Day to Go」という1日乗車券(5ポンド、約1,040円)を買いましょう。3回乗れば、もう元が取れてしまいます!
タクシー(カーディフ)
意外なことに、タクシーは日本と比べて高くないんです。カーディフのタクシーの初乗り運賃は2.5ポンド(約520円)で、これは東京の500円とほぼ同等レベル。
もちろん距離が延びれば料金は上がりますが、3人や4人のグループで近距離を移動する場合、バスに4人で乗る(10ポンド)よりもタクシーの方が安くなる可能性があります!
鉄道(トランスポート・フォー・ウェールズ)
ウェールズ国内の都市間を移動するなら、鉄道(Transport for Wales)が便利です。しかし、ここにはイギリス旅行で「最も重要な節約の罠」があります。
日本の新幹線のように、いつでも同じ料金で切符が買えると思ったら大間違い!イギリスの鉄道料金は、飛行機のように「早く買うほど安い」ダイナミック・プライシング(変動料金制)です。
鉄道の節約術
- 「Advance(アドバンス)」切符を狙う:これは数週間〜数カ月前にオンラインで予約する「早割」切符です。例えば、カーディフからスウォンジー(約55km)までの片道切符は、アドバンスなら4.5ポンド(約936円)から見つかります。
- 「Anytime(エニータイム)」切符はさける:これは「当日、どの列車にも乗れる」柔軟な切符ですが、値段はアドバンスの5倍から10倍になることも!旅行日程が決まっているなら、絶対に「Anytime」切符を当日窓口で買ってはいけません。
ホテル代
さて、食費と交通費の高さに少し落ち込んでしまったかもしれませんが、ここで朗報です!ウェールズのホテル代(宿泊費)は、意外にも東京とほとんど変わらないか、むしろ少し安いんです!
これは、先ほど説明した「物価のパターンの違い」によるもの。ウェールズでは「場所代」はそれほど高くなく、東京のようにホテルの価格が高騰することが少ないのです。
3つ星ホテルの価格比較
旅行予約サイトのデータによると、カーディフ市内の3つ星ホテルの1泊あたりの平均価格は、約14,000円程度です。これに対し、東京の3つ星ホテルの相場が15,000円程度と考えると、カーディフの宿泊費は安いことが分かります。
リーズナブルな選択肢も豊富
もちろん、これは平均価格。もっと安いホテルも豊富です。イージーホテルのようなバジェットホテルや、市内の便利な場所にある3つ星ホテルでも、時期や予約タイミング次第では1泊7,000円〜といった価格で見つけられます。
結論
ウェールズ旅行では、ホテル代を過度に心配する必要はありません。日本で旅行するときと同じくらいの予算感で、清潔で快適な3つ星ホテルに宿泊することが可能。その分、浮いた予算を高いと感じる食費や観光費に回すことができます!食費や交通費の節約に集中するのが、ウェールズ旅行を賢く楽しむコツです。
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観光・アクティビティ費用
ウェールズの魅力は、なんといっても「城」と「自然」。ここでは、観光にかかる費用を見ていきましょう。賢くプランを立てれば、観光費はぐっと抑えられます!
有料の観光地:「城」
「城の国」と呼ばれるウェールズには、600以上もの城があるといわれています。これらの壮大な城の多くは、ウェールズ政府の歴史遺産管理機関「カドゥ(Cadw)」によって管理されており、入場は有料です。
例えば、首都のシンボルであるカーディフ城(Cardiff Castle)の入場料は、大人16ポンド(約3,328円)。コンウィ城やカーナヴォン城など、北部の有名な世界遺産の城も同程度の入場料がかかり、3〜4カ所まわるとこれだけで1万円近くになってしまいます。
最強の節約術:「無料の国立博物館」
ここで、ウェールズ旅行における「最強の節約術」を紹介します!なんと、ウェールズには7つの国立博物館(National Museums Wales)があり、そのすべてが入場無料なんです。これはウェールズ政府の素晴らしい文化政策によるもので、観光客もその恩恵を存分に受けることができます。
【絶対行くべき!無料の国立博物館ベスト3】
- ナショナル・ミュージアム・カーディフ(National Museum Cardiff)
- セント・ファガンズ国立歴史博物館(St Fagans National Museum of History)
- ビッグ・ピット国立石炭博物館(Big Pit National Coal Museum)
自然とアクティビティ
もちろん、スノードニア(エラ)国立公園やブレコン・ビーコンズ(バナウ・ブライヘイニョグ)国立公園など、雄大な自然の中をハイキングするのは無料。もし、スノードニアで渓谷下りやロッククライミングなどのガイド付きアクティビティに参加する場合は、3時間のセッションで50ポンド(約10,400円)からが相場です。
ウェールズの通貨と為替レート
ウェールズ旅行の前に、お金の基本情報をチェックしておきましょう!
通貨
ウェールズの通貨は、イギリス全土で使われている「UKポンド・スターリング(イギリスポンド)」です。通貨記号は「ポンド」、通貨コードは「GBP」です。一般的には単に「ポンド(Pound)」と呼ばれます。
硬貨と紙幣
1ポンド=100ペンス(Pence)です。
硬貨:1p、2p、5p、10p、20p、50p、 1ポンド、2ポンド
紙幣:5ポンド、10ポンド、20ポンド、50ポンド
為替レート
2025年12月現在、為替レートは1ポンド=約208円を推移しています。この記事での日本円換算も、このレートを基準に計算しています。
知っておきたい「円安」の影響
ここで正直にお伝えしなければならないのが、「円安」の影響です。数年前までは1ポンド=150〜160円程度でしたが、現在は200円前後。これは、日本円の価値が下がっている(円安)ことを意味します。
つまり、ウェールズの物価が上がっていなくても、日本円からポンドに両替する時点で、以前より2割以上多くのお金が必要になっているのです。
先ほどの「1パイント4.49ポンド(約934円)」という価格も、もし1ポンド=150円なら約674円でした。この円安の状況をふまえ、予算は少し多めに見積もっておくのが安心です。
現金は必要?カード社会??
ウェールズは、イギリスのほかの地域と同様、非常にキャッシュレス化が進んでいます。レストラン、パブ、ホテル、スーパーはもちろん、カーディフ市内ではタクシーやバスでも、非接触型のクレジットカード(VisaやMastercardのタッチ決済)がそのまま使えることがほとんどです。
小さな村の個人商店や、ローカルなマーケットなどで少し現金が必要になるかもしれませんが、基本的にはクレジットカードが1枚あれば、ほぼ不自由なく旅行できます。
ウェールズ旅行の費用相場は? 期間別に解説
ウェールズの物価がわかってきたところで、次は「実際に何日間の旅行でいくらかかるのか」という総予算を見ていきましょう。航空券やホテル代を含めた、リアルな費用相場を期間別に紹介します!
日本からウェールズへのアクセスと航空券
まず、予算の中で最も大きな割合を占める航空券についてです。残念ながら、日本からウェールズの首都カーディフ(CWL)への直行便はありません。そのため、必ずイギリスやヨーロッパの主要空港で乗り継ぎが必要になります。この「乗り継ぎ地のえらび方」が、実は総費用と時間を節約する上で非常に重要です!
オプション1:ロンドン・ヒースロー空港(LHR)経由
- 航空券:東京(成田・羽田)からロンドン(LHR)への便は非常に多く、価格競争もあるため、往復12〜18万円程度で見つかります。
- 空港からの移動:
- 鉄道(GWR):LHRからカーディフ市内まで、乗り換えを含めて約2時間半〜3時間。料金は高く、早割(アドバンス)でも30〜40ポンド(約6,240円〜8,320円)ほど。当日券はさらに高額です。
- 長距離バス(National Express):LHRからカーディフへ直行で約3時間半。これが最安の手段で、料金はなんと15.3ポンド(約3,182円)から!
オプション2:ブリストル空港(BRS)経由
- 航空券:東京からブリストル(BRS)へは、アムステルダムやパリなどで1回乗り継ぎます。便は少なめですが、往復15〜20万円と、ロンドン行きと変わらないか、タイミングによっては安いチケットが見つかることも!
- 空港からの移動:これが最大のメリット!
- バス/鉄道:ブリストル空港からカーディフ市内までは、合計約1時間半と非常に近いんです。空港バスで最寄りのブリストル・テンプル・ミーズ駅へ行き、そこからカーディフ中央駅までは電車で約50分。この電車代が早割(アドバンス)で7〜8ポンド(約1,456〜1.664円)と、ロンドンからより格段に安いです!
3泊5日のウェールズ旅行(カーディフ集中)の費用相場
まずは、首都カーディフと、そこから日帰りでいける近郊の城(カステル・コッホやケアフィリ城など)を楽しむ、弾丸ながらも満足度の高いプランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券 | 150,000円〜 |
宿泊費(3泊) | 60,000円〜 |
食費 | 45,000円〜 |
交通費 | 15,000円〜 |
観光・アクティビティ費 | 10,000円〜 |
合計 | 約280,000円〜 |
5泊7日のウェールズ旅行(ウェールズ周遊)の費用相場
5泊あれば、南部のカーディフと北部の世界遺産の城(コンウィ城、カーナヴォン城)やスノードニア国立公園の両方を訪れることが可能。ウェールズの魅力を縦断する王道プランです。
費用項目 | 1名あたりの費用目安 |
|---|---|
航空券 | 150,000円〜 |
宿泊費(5泊) | 100,000円〜 |
食費 | 80,000円〜 |
交通費 | 40,000円〜 |
観光・アクティビティ費 | 25,000円〜 |
合計 | 約395,000円〜 |
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ウェールズ物価は高い!でも旅行費用を抑える節約のコツ5選
「やっぱりウェールズ物価、高いな……」と感じた皆さん。大丈夫です!ウェールズの物価が高くても、ポイントさえ知っていれば旅行費用は賢く抑えられます。海外旅行初心者の皆さんでも簡単に実践できる、とっておきの節約術を5つ伝授します!
1. 食費は「パブのランチ割」と「スーパー」で賢く節約
最もお金がかかる食費は、メリハリが命!毎食レストランで食べていては、予算がいくらあっても足りません。
一番のコツは、「ランチをメインの食事にする」こと。ディナーよりも「ランチセットメニュー」の方が格段に安いパブやレストランが多いためです。、10ポンド程度(約2,008円)のおトクなセットを見つければ、満足度もコスパも◎。
そして、朝食や小腹が空いた時のおやつは、「スーパーマーケット」を活用しましょう!Tesco, ASDA, Sainsbury's といった大手スーパーで、サンドイッチやフルーツ、ヨーグルト、ドリンクを買えば、カフェで食べるよりずっと安く済みます。これは地元のイギリス人も実践している節約術です。
2. 国立博物館は「すべて無料」!最強のコスパ観光
ウェールズの観光費を抑える最大のカギは、「無料の国立博物館」を旅程に組み込むこと。前述の通り、ウェールズには7つの国立博物館があり、そのすべてが入場無料です。
カーディフ城(16ポンド、約3,328円)のような有料の城を1日観光したら、次の日はセント・ファガンズ国立歴史博物館(無料)で丸一日遊ぶ。このように「有料スポット」と「無料スポット」を組み合わせることで、観光費を半分以下に節約できます!
3. イギリス国内の移動は「長距離バス」が最強
これは、ロンドンからウェールズへ入国する人に特に有効なテクニック。イギリスの鉄道(特に当日券)は非常に高いですが、「National Express(ナショナル・エクスプレス)」に代表される長距離バス(コーチ)は、驚くほど安いです。
ヒースロー空港からカーディフまで、鉄道なら30〜40ポンド(約6,240円〜8,320円)かかるところを、バスなら15.3ポンド(約3,182円)から移動できます。時間は1時間ほど余計にかかりますが、浮いたお金で豪華なディナーが食べられますよ!
4. 城めぐりなら「Cadwエクスプローラー・パス」一択
ウェールズ旅行のハイライトは、なんといっても「城めぐり」!もしあなたが「3つ以上の城に行きたい」と思っているなら、「Cadwエクスプローラー・パス(Cadw Explorer Pass)」は絶対に買うべきです。
「Cadw(カドゥ)」とは、ウェールズ政府の歴史遺産管理機関のこと。このパスがあれば、Cadwが管理する多くの城や史跡に入り放題になります。
- 料金(2025年12月時点)
- 3日間パス(大人の場合):25.9ポンド(約5,387円)
- 7日間パス(大人の場合):38.8ポンド(約8,070円)
カーディフ城(16ポンド)と、北部のコンウィ城(12.5ポンド程度)の2つに行くだけで、すでに3日間パスの元が取れてしまいます。7日間パスなら、わずか38.8ポンドでウェールズ中の主要な城を制覇できる、まさに魔法のようなパスです!
※注意:似たパスに「ナショナル・トラスト(National Trust)」のパスがありますが、カーディフ城やコンウィ城など主要な「城」の多くはCadwの管轄です。城めぐりが目的なら「Cadw」のパスをえらびましょう。
5. 旅のベストシーズンは「春・秋」!
航空券やホテル代を抑える一番簡単な方法は、旅行する時期をずらすこと。夏(7〜8月)は最も人気があり、あらゆる価格が高騰します。狙い目は、気候が安定していて花々がうつくしい「春(4〜5月)」と、紅葉やグルメイベントが楽しめる「秋(9〜10月)」のショルダーシーズンです。
航空券もホテルも夏より安く、観光地が混雑しすぎていないため、快適に旅ができます。もし、寒さや天気の悪さを覚悟できるなら、2月などのオフシーズンが最も安く旅行できますが、海外旅行初心者の方には春か秋をおすすめします!
ウェールズの物価を理解して、賢く旅行を楽しもう!
ェールズの物価は、特に食費や市内交通費など、日々使うものが日本と比べて高いです。さらに、現在の円安レートが、その割高感を強めているのも事実。
しかし、その一方で、旅行の大きな出費であるホテル代は、東京とほぼ同じか、むしろ安いといううれしい側面もあります。そして何より、ウェールズが誇る7つの国立博物館がすべて無料という、世界でも類を見ない「最強の節約スポット」が存在します!
ウェールズ旅行の成功のカギは、「どこが高く、どこが安いか」をしっかり理解し、メリハリをつけること。
- 都市間の鉄道は「アドバンス(早割)」で買う
- 食事は「パブのランチ」をメインにする
- 観光は「無料の博物館」と「Cadwパス」を使いこなす
これらのコツさえ押さえれば、ウェールズの物価が高くても、絶対にあなたの予算に合った、最高に楽しくておトクな旅が実現できます!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋
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