ネパール語で「ありがとう」は何て言う?旅行で役立つフレーズを紹介!
この記事では、ネパール語で「ありがとう」の言い方やお礼の表現をご紹介!現地の言葉で感謝を伝えることで旅行先で出会った人たちとのコミュニケーションも円滑に進むでしょう。フレーズを覚えて、ネパール旅行の際に使ってみては?
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ネパール語で「ありがとう」の言い方は?
ネパール語のありがとうを意味する言葉は、「धन्यवाद(ダンネバード)」です。発音は「Dhan’yavāda!」で、一番最初の「Dha」は「ダ」と「ハ」が混ざったような音になります。また、「nya」は「ン」と「ヤ」が混ざる感じですが、どちらかといえば「ネ」に近い発音で大丈夫です。
ネパールの公用語であるネパール語は、インドで使われるヒンディー語と同じく、サンスクリット語に由来を持ちます。一説によると、ヨーロッパ圏の言語にあわせるために作られた言葉といわれています。
そんな「ダンネバード」は、少し改まった表現。じつは親しい間柄ではそこまで使われません。例えば、友達からお菓子をもらった際に、「ダンネバード」というと、大げさに聞こえることも。一方で、お店で良いサービスを受けたときなどには、積極的に「ダンネバード」と伝えてみましょう。
また、ネパールではちょっとした感謝を伝える際には、「Thank you」も使われています。ネパールの発音に近い発音をするときは、「タンキュー」と発音してみましょう。
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旅行先で使いたい!「ありがとう」の伝え方フレーズ
ここからは、ネパール語でありがとうを伝えるときの表現をご紹介します。旅先で使うことで、現地の人とのコミュニケ―ションが取れるので、ぜひ覚えておきましょう。
ありがとう
ネパール語のありがとうは、「ダンネバード(Dhan’yavāda!)」です。少し改まったニュアンスがある言葉なので、親しい間柄ではそこまで使われません。また、頻繁に「ダンネバード」を使っていると、ややしつこく感じることもあるので気を付けましょう。
カジュアルにありがとうを表現したい場合は、「タンキュー(Thank you)」と伝えることもおすすめです。
とてもありがとう
やや改まった印象がある「ダンネバード」ですが、さらに感謝の気持ちを伝えたい場合は、「デレデレ ダンネバード(Dhērai dhērai dhan’yavāda!)」と伝えてみましょう。
「デレ(Dhērai)」は、「たくさん」や「非常に」という意味の言葉で、繰り返すことで「とてもとても感謝しています」という強調表現として使えます。
「ダンネバード」という言葉はすでに改まった表現なので、より丁寧にお礼を言いたいときに使うとよいでしょう。
心からありがとう
フォーマルな場で感謝を伝えたいときは、「ミーロ ハーディカ ドーニャヴァ(Mērō hārdika dhan’yavāda!」を使います。心からの感謝を伝える言葉で、かなり改まった印象になりますよ。
ただし、あまり旅行中には使う機会がないかもしれません。例えば、式典のスピーチや、オフィシャルなイベントに参加する際に使うことが一般的です。
あなたにありがとう
特定の誰かに感謝を伝えるときは、「タパイライ デレ ダンネバード(Tapailai Dherai Dhanyabad)」を使います。
タパイライ(Tapainlai)は、丁寧な「あなた」への呼びかけを意味し、先ほどご紹介した「デレ ダンネバード(Dhērai dhan’yavāda!)」をつけることで、感謝を表します。
「タパイライ デレ ダンネバード」も、かなり丁寧な感謝の言葉で、ピンチを救ってもらったり、心から感謝していることを伝えたりする場面で使われます。
~をありがとう
なにか特定の物事に感謝をしたい場合は、「コ ラギ ダンネバード(Kō lāgī dhan’yavāda)を使いましょう。「コ ラギ(ko lagi)」を使うことで、特定の行為やできごとについての感謝を伝えられます。
日常会話でも使うことがありますが、どちらかといえばやや改まった表現です。たとえば、パーティーなどに招待されたときに、「パーティー マ ニムタ ガリディヌ バエコ コ ラギ ダンネバード(Paārti ma nimta garidinu bhaeko kō lāgī dhan’yavāda.)」で、「パーティーに招待してくれてありがとう」という意味になります。
手伝ってくださってありがとうございます
なにかを手伝ってもらったときは、「マライ マダットゥ ディヌバエコマ ダンネバード(Malai Madat Dinubhaeko Ma Dhanyabad)」で感謝を伝えます。
マライ(Malai)は「私に」、マダットゥ(Madat)で「助け」、ディヌバエコ(Dinubhaeko)で「してくださった」を表現します。とくに、旅先でトラブルにあったときに、解決する手助けをしてくれた人に対して使うことがおすすめです。
どういたしまして
逆に感謝の言葉を言われたら、「タパイライ・サヴァガットチャ(Tapā’īlā’ī svāgata cha!)」と伝えてみましょう。タパイライ・サヴァガットチャは「どういたしまして」という意味で使われる言葉です。
そのほかにも、こちらこそという意味の「ヨーメロ クシコ― クラホー(ō mērō khusīkō kurā hō!)」や大丈夫ですよ(ノープロブレム)の意味で使える「タパイライ サヴァガットチャ(Tapā’īlā’ī svāgata cha!)」などがあります。
ありがとうと言われたときの返事のフレーズを覚えておくことで、よりコミュニケーションの幅を広げられます。
ネパールで「ありがとう」以外にも使えるフレーズ
ネパール旅行で覚えておきたい言葉といえば、「ナマステ(Namastē)」が代表的です。ナマステは、ネパールやインドをはじめとする国で使われる言葉で、昼夜を問わず使える挨拶の言葉です。具体的には、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」などの意味を持ちます。
ナマステを使うときは、胸の前あたりで合掌を作りながら軽くおじぎをするとより丁寧です。あらゆる場面で使える便利な言葉なので、ネパール旅行の際は覚えておきましょう。
ここでは、感謝の意味を伝える言葉以外に、ネパール旅行で覚えておくと便利な言葉を紹介します。
日本語 | ネパール語 | 読み方 |
---|---|---|
おはよう、こんにちは、こんばんは | नमस्ते | ナマステ |
元気ですか? | सन्चै हुनुहुन्छ? | サンツァイ フヌフンツァ |
またね | पछि भेटौँला! | パチ ベトゥラ |
ごめんなさい | माफ गर्नुहोस् | マフ ガルヌホス |
ごめんね(カジュアルな表現) | माफ गर | マフ ガル |
これは何ですか? | यो के हो | ヨ ケ ホ |
〇〇はどこですか? | कहां के 〇〇 हो | カハン コ 〇〇 ホ |
これはいくらですか? | यसको कति हो | エスコ カティ ホ |
私は日本人です | म जापानी हुँ | マ ジャパニ フン |
ぜひフレーズを覚えて旅行先で使ってみてくださいね。
ネパール語で「ありがとう」はダンネバード!
今回は、ネパール語でのありがとうの伝え方を紹介しました。ネパールでは、ありがとうを伝えるときに「ダンネバード」を使います。
ただし、ダンネバードはやや改まった表現になるので、「Thank you(タンキュー)」と伝えることもおすすめ。現地でもThank you(タンキュー)はよく使われる言葉なので、観光地やお店でのコミュニケーションに使ってみてくださいね。
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