
エルニドの物価は日本より高い?安い?
エルニドの物価はフィリピンでは高めですが、日本と比べると総じて安めです。ただし、エルニドは世界的に人気のリゾート地なので、観光地価格も多く、カフェやリゾートは日本並みに感じることも。一方でローカル食堂や交通費はかなりお手ごろです。

エルニドの物価はフィリピンでは高めですが、日本と比べると総じて安めです。ただし、エルニドは世界的に人気のリゾート地なので、観光地価格も多く、カフェやリゾートは日本並みに感じることも。一方でローカル食堂や交通費はかなりお手ごろです。
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2025年現在の通貨レート
まずは基本となる通貨レートをおさえておきましょう。
- 通貨:フィリピン・ペソ(PHP)
- レート:1ペソ = 約2.7円
※2025年12月3日時点のレート
買い物をする際は、現地の価格を「約3倍」すると日本円の感覚に近くなります(正確には2.7倍ですが、少し多めに見積もっておくと安心ですよ)。
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【早見表】エルニドの物価目安をチェック!
まずは、旅行中に必要となる主な費用をざっと把握しておきましょう。
エルニドには鉄道が通っていないため、移動の基本は「トライシクル(三輪タクシー)」や「バン」になります。鉄道の代わりに、これらの交通費を含めて比較しています。
項目 | 現地の価格目安 | 日本円の目安(1ペソ=2.7円) |
|---|---|---|
ミネラルウォーター(500ml) | 30〜50ペソ | 約80〜135円 |
コーヒー(カフェ) | 150〜250ペソ | 約405〜675円 |
ローカル食堂での食事 | 100〜200ペソ | 約270〜540円 |
レストランでの食事 | 300〜600ペソ | 約810〜1,620円 |
タクシー初乗り(トライシクル) | 50ペソ〜 | 約135円〜 |
詳しい物価情報をシーン別に解説
ここからは、食事や移動、宿泊など、シーンごとの詳しい物価を見ていきましょう。
グルメ・食事の物価
旅の楽しみといえば、やっぱり現地の食事ですよね。エルニドには、フィリピンの家庭料理を楽しめるローカル食堂から、欧米人観光客向けの洗練されたレストランまで、幅広い選択肢があります。
ローカル食堂(カリンデリア)
地元の人も通う「カリンデリア」と呼ばれる食堂なら、1食100〜200ペソ(約270〜540円)ほどでお腹いっぱい食べられます。ごはんとおかず1〜2品を選んで食べるスタイルが一般的で、アドボ(肉の煮込み)やシニガン(酸味のあるスープ)などのフィリピン料理を安く味わうならここがおすすめです。
観光客向けレストラン
ビーチ沿いやタウン中心部にあるレストランは、パスタやピザ、シーフードグリルなどが中心で、1品300〜600ペソ(約810〜1,620円)ほどが目安です。ドリンクと合わせると、1人あたり700〜1,000ペソ(約1,890〜2,700円)くらい見ておくと良いでしょう。日本での外食とあまり変わらないか、少し安いくらいの感覚ですね。
カフェ
エルニドにはおしゃれなカフェも増えています。コーヒー1杯の価格は150〜250ペソ(約405〜675円)と、実は日本とほぼ変わりません。Wi-Fi完備のお店も多いので、休憩スポットとして活用できますよ。
ミネラルウォーター
水道水は飲めないため、ミネラルウォーターは必須です。500mlのペットボトルは、コンビニや商店で30〜50ペソ(約80〜135円)ほど。マニラなどの都市部(20ペソ前後)に比べると、リゾート価格で少し高めです。
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交通費の物価(トライシクル・バン)
エルニド現地での移動手段は、主に「トライシクル(バイクにサイドカーを付けた乗り物)」です。鉄道やメータータクシーはありません。
トライシクル
エルニドタウン内の短距離移動なら、1人50ペソ(約135円)程度が相場です。ただし、少し離れたリオ・ビーチやナクパン・ビーチなどへ行く場合は貸切チャーターとなり、交渉制になります。
- タウン内移動:50ペソ〜(約135円〜)
- ナクパン・ビーチ往復(貸切):1,000〜1,500ペソ(約2,700〜4,050円)
レンタルバイク
自由に動き回りたい方には、レンタルバイクも人気です。1日500〜700ペソ(約1,350〜1,890円)ほどで借りられます。欧米人の旅行者はよく利用していますね。
プエルト・プリンセサからの移動(バン)
パラワン島の中心都市プエルト・プリンセサから陸路でエルニドに入る場合、乗り合いバンを利用するのが一般的です。所要時間は5〜6時間で、運賃は600〜700ペソ(約1,620〜1,890円)です。
観光・アクティビティの物価
エルニド観光のハイライトは、ボートで島々をめぐる「アイランドホッピング」です。ツアーはA、B、C、Dの4つのコースが基本となっており、料金は政府によってある程度統一されています。
- ツアーA(ラグーンめぐり):1,200〜1,400ペソ(約3,240〜3,780円)
一番人気のコース。ビッグラグーンなどに行けます。
- ツアーB(洞窟めぐり):1,300〜1,400ペソ(約3,510〜3,780円)
- ツアーC(ビーチめぐり):1,400〜1,600ペソ(約3,780〜4,320円)
- ツアーD(ビーチめぐり):1,200〜1,300ペソ(約3,240〜3,510円)
このツアー代金にはランチが含まれていることがほとんどです。ただし、ツアー代金以外に以下の費用がかかるので注意してくださいね。
- 環境税(Eco-Tourism Development Fee):400ペソ(約1,080円)
エルニドを訪れる観光客全員に必要な税金です(1回払えば滞在中有効)。
- ラグーン入場料:200ペソ(約540円)
ビッグラグーンやスモールラグーンに入る場合に追加で必要です。
- カヤックレンタル:300〜400ペソ(約810〜1,080円)
ホテル・宿泊費の物価
宿泊費はピンキリですが、大きく分けると3つの価格帯があります。
- 格安ドミトリー・ホステル:500〜1,200ペソ(約1,350〜3,240円)
バックパッカー向け。清潔感のあるホステルも増えています。
- 中級ホテル:2,500〜4,500ペソ(約6,750〜12,150円)
個室で快適に過ごしたいならこのクラス。プール付きのところもあります。
- 高級リゾート:15,000ペソ〜(約40,500円〜)
「ミニロック」や「ラゲン」などの1島1リゾートタイプは、特別な体験ができますが価格もハイクラスです。
【期間別】2025年最新!エルニド旅行の予算シミュレーション
では、実際に旅行するといくらかかるのでしょうか?航空券(マニラ〜エルニド往復 約30,000円〜50,000円)を除いた、現地滞在費(宿泊・食事・移動・観光)の目安を期間別に計算してみました。
※レートは1ペソ=2.7円で計算し、中級ホテルに2名1室で泊まった場合の1人あたりの費用です。
2泊3日の場合(弾丸コース)
- 合計目安:約25,000円〜35,000円
- 宿泊費(2泊):約10,000円
- 食事代(5回分):約8,000円
- ツアー代(1回):約5,000円(環境税含む)
- 交通・雑費:約2,000円
3泊4日の場合(王道コース)
- 合計目安:約40,000円〜55,000円
- 宿泊費(3泊):約15,000円
- 食事代(8回分):約13,000円
- ツアー代(2回):約10,000円
- 交通・雑費:約4,000円
4泊5日の場合(ゆったりコース)
- 合計目安:約55,000円〜75,000円
- 宿泊費(4泊):約20,000円
- 食事代(11回分):約18,000円
- ツアー代(2回+他アクティビティ):約12,000円
- 交通・雑費:約5,000円
これに日本からの往復航空券代(マニラ経由で約8〜12万円程度)を足すと、総額の旅費が見えてきますね。
エルニド旅行の費用を安く抑える3つのコツ
「せっかくなら贅沢したいけど、できるだけ出費は抑えたい!」そんな方のために、賢く旅するためのコツをご紹介します。
マニラからの移動は「空路」ではなく「陸路」を検討する
マニラからエルニドへ行く際、直行便(AirSWIFT)は便利ですが、往復で3〜5万円ほどかかります。費用を抑えるなら、プエルト・プリンセサ空港へ飛び、そこからバン(乗り合いバス)でエルニドへ向かうルートがおすすめ。バンなら片道約1,800円ほどで済み、航空券の差額を含めると1万円以上の節約になることも!ただし、移動に5〜6時間かかるので、体力と時間に余裕がある方向けです。
食事は「カリンデリア」と「ベーカリー」を活用!
毎食観光客向けのレストランに入っていると、食費がかさみます。朝食は現地のパン屋さん(ベーカリー)で焼きたてパンを買ったり、ランチはローカル食堂のカリンデリアを利用したりすると、1食数百円で済みますよ。地元の味にも触れられて一石二鳥です。
ツアーやホテルは「事前のネット予約」と「現地交渉」を使い分ける
人気のホテルは早めのネット予約がお得ですが、ツアーに関しては、現地に着いてから街中の旅行代理店で申し込むと、少し安くなる場合があります。ただ、繁忙期(年末年始や春休み)は満席になるリスクもあるので、安心を買うなら事前予約(Klookなど)が無難です。クーポンが使えるサイト経由なら、定価より安く予約できることもありますよ。
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まとめ:エルニドの物価は工夫次第でコントロールできる!
2025年のエルニドは、フィリピンの中では少しリッチな価格帯ですが、日本の物価と比べればまだまだお得に楽しめる場所です。
- 1ペソ=約2.7円の感覚を持つ
- 食事はローカルと観光客向けを使い分ける
- 移動はトライシクルが基本
- ツアー代と環境税は必ず予算に入れておく
これらを意識しておけば、予算オーバーの心配もありません。「安く済ませるところ」と「贅沢するところ」のメリハリをつけて、最高のエルニド旅行を楽しんでくださいね!
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています。
cover photo by Unsplash



















