シンガポールのカジノはどこ？2大スポットと人気ホテルも紹介！

シンガポールのカジノ基本情報

シンガポールはマカオ、ラスベガスと並ぶ世界3大カジノ都市のひとつ。日本からカジノ目当てに訪れる観光客もたくさんいます。ではシンガポールのカジノにはどのような特徴があるのでしょうか？どうやって行って、どこで遊べばいいのでしょう？

まずはシンガポールやカジノの基本から解説します。

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シンガポールのカジノの歴史

シンガポールのカジノの歴史は浅く、カジノ合法化が閣議決定されたのは2005年のことです。大きなきっかけとなったのは、中国経済の台頭とマカオのカジノ観光産業の成功。このままではシンガポールの観光国としての地位が危ういと感じた政府はカジノを含むIR（統合型リゾート）の開業を許可し、2011年に2つの巨大なカジノリゾートが誕生しました。

日本からシンガポールへのアクセス

シンガポールは日本各地からの直行便が多く、アクセスしやすいのも魅力です。

札幌、成田、羽田、名古屋、大阪、福岡、那覇（2025年12月15日〜）の各都市からシンガポールのチャンギ国際空港へ直行便が就航しています。LCCもあるので、渡航費用を安く抑えることも可能です。

チャンギ国際空港からシンガポールの市街地へは。MRT（約30分）、公共バス（約30〜60分）、タクシー（約20～30分）、シャトルバス（約30分）とさまざまな方法で移動できます。

シンガポールのカジノの公用語

シンガポールは多民族国家。国としての公用語は、英語、中国語（北京語）、マレー語、タミル語の4つもあります。

シンガポールのカジノ内の公用語は中国語と英語。ルールなどについて書かれた書面も中国語と英語の2つがあります。カジノ内での会話は中国語の割合が多め。でも英語を話せる従業員やディーラーが常駐しているので、日本人の場合は基本的に英語で会話することになります。カジノでは日本語は通じないことが多いので、日常会話やカジノゲームに使う英単語をいくつか覚えておくのがおすすめです。

シンガポールのカジノの通貨はシンガポールドル

シンガポールの通貨はシンガポールドル。カジノ内の通貨もシンガポールドルのみです。日本円は使えないので、シンガポールドルを持参するか、カジノ内のキャッシャーで換金してください。

1シンガポールドルは約120 円です（2025年11月18日時点）。

シンガポールのカジノの遊び方①：ルールとマナーについて

シンガポールのカジノがはじめての人は、どのようにして遊べばいいのか迷うはず。ここではシンガポールのカジノの基本的な情報とルールを紹介しあｍす。

営業は24時間年中無休

シンガポールのカジノは特別な事情がない限りクローズになることはありません。営業は24時間年中無休で行われているので、いつでも遊ぶことができます。

外国人は入場無料

シンガポールのカジノは外国人なら入場無料。シンガポール国民およびシンガポール永住権保持者はカジノ入場税として150シンガポールドル（24時間まで滞在可）または年会費3,000シンガポールドルを支払う必要があります。日本人の場合、見学だけなら無料で楽しめるので、気軽にカジノの雰囲気を味わうことができますよ。

入場時にはパスポートの提示が必要

シンガポールのカジノへ入場する際は、パスポートの原本など、シンガポールの永住者でないことを示す身分証明書の提示が必要となります。パスポートを忘れると入場できないので必ず携帯するようにしてください。

入場できるのは21歳以上

カジノの入場には法律で定められた年齢制限があります。シンガポールのカジノに入れるのは21歳以上。20歳以下はシンガポールでは未成年となり、入場することができません。大人同伴でも未成年の入場は不可。21歳になっていない者が入場した場合、1,000ドル以下の罰金を科せられるので注意してください。

シンガポールのカジノのドレスコードはゆるめ

シンガポールのカジノのドレスコードはかなりゆるめ。Tシャツなどのカジュアルな格好でも問題ありません。ただしショートパンツやビーチサンダル、タンクトップなど、肌の露出が多い服装は止められることがあります。

またドレスコードではないもののシンガポールのカジノはかなり冷房が効いているため、体が冷えがち。外が暑い日でも羽織るものを用意しておくのがおすすめです。

サングラスや帽子、マスクは禁止

ドレスコードはゆるくても、帽子、ヘルメット、サングラス、マ​​スク、ベールなど顔の特徴や表情を隠すものは禁止されています。これはイカサマなどの犯罪を防止するため。帽子をかぶっている場合は外すかツバを後ろ向きにするように言われることがあるので、指示に従ってください。

荷物の持ち込み制限あり

シンガポールのカジノへ入場する際、大きな荷物を持ち込むことはできません。ホテルに置いてくるかクロークに預けることになるので、パスポートや財布などの貴重品を入れる小さめのバッグも用意しておいてください。

他にも安全上の理由から以下のものはカジノに持ち込めません。

• あらゆる種類の銃器
• ナイフまたはその他の鋭利なもの
• 危険物、可燃性または腐食性のもの
• カメラやビデオカメラ
• コンピュータ機器
• 電子または電気機器、電化製品
• ペット

カジノ内の喫煙エリアでは喫煙も可能

喫煙は指定された喫煙エリアでは許可されています。これはカジノの外の喫煙所という意味ではありません。カジノには喫煙エリアと禁煙エリアがあり、喫煙をしながらカジノで遊ぶこともできるのです。カジノに入場したらまずは禁煙または喫煙のエリアを選び、そのエリア内で好みのゲームを選ぶという流れになります。

写真や動画の撮影は禁止

スマホの持ち込みは可能。ただしスマホを使って静止画や動画の撮影をすることはできません。またすべての携帯電話はサイレントモードにする必要があります。とくに撮影に関しては厳格に禁止されていて、写真や動画を撮影しているところを見つかった場合は罰金、または出入り禁止となるので注意してください。

携帯電話の使用はマナー違反

カジノ内のゲーミングテーブルでの通話はマナー違反となります。ゲーム中に電話を操作すると、他の客やディーラーの集中を妨げてしまいます。ゲーム中は着信や通知には応答せず、通話するときはテーブルから離れるようにしてください。

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シンガポールのカジノの遊び方②：賭けのお金について

シンガポールのカジノではどれくらいの予算が必要で、どのように賭ければいいのでしょうか。続いてはシンガポールのカジノでのお金の扱いについて解説します。

日本円からシンガポールドル、チップへの交換

日本人がシンガポールのカジノで遊ぶ場合、日本円をシンガポールドルに換え、さらにベットに使うチップに交換します。ちなみにこの場合のチップは賭けに使うプラスチックのコインのようなもののこと。シンガポールではサービスに対して支払う心づけのチップは必要ありません。

日本円からシンガポールドルへの交換

日本円からシンガポールドルへの換金は日本の銀行やチャンギ国際空港の両替所などでもできますが、換金の手数料が安くておトクなのは、街中の両替所です。アーケード（ラッフルズプレイス）、ラッキープラザ（オーチャード）、パークウェイ・パレード（マリンパレード）などに両替所があるので、シンガポールに到着したら日本円からシンガポールドルに交換してください。

カジノ内のキャッシャーでは円からシンガポールドルへの換金ができないか、できても手数料が高いことが多いので、両替所で準備して行くのがおすすめです。

クレジットカードも使用可能

シンガポールのカジノではクレジットカードを使ってチップを購入することもできます。手数料は2.3％で、現金よりも安くなっているのでおすすめ。ただしクレジットカードを使う場合は予算をしっかり決めて守るようにしてくださいね。

シンガポールドルからチップへの交換

シンガポールドルをチップに換えるのは簡単。カジノのテーブルで交換できます。テーブルについたら、シンガポールドルをテーブルに出して「チップ プリーズ」と言えばOK。カジノでは現金の手渡しは禁止なので、必ずテーブルに置くようにしてください。

チップから現金への交換

チップから現金への交換は、ゲームテーブルではなくカジノ内のキャッシャーの窓口で行います。カジノを出るときには現金に交換するようにしましょう。

スロットマシンなどのゲームマシンの場合は、引き出し（COLLECT）というボタンを押せば金額とバーコードが印刷されたキャッシュチケットが発行されます。このキャッシュチケットをキャッシャーの窓口に持っていけばOK。エリア内のATMのような機械でも換金できます。

シンガポールドルから日本円に換える

シンガポールドルから日本円への換金はカジノのキャッシャーでも行っていますが、日本円が足りないなどの理由で受け付けてくれないこともよくあります。

手数料などの面では、シンガポールで日本円に戻すよりも、帰国後に円に戻した方がおトクな場合も。また今後もシンガポールにいく予定があるなら、シンガポールドルのまま保管しておく方が換金手数料による損を防げます。

最低BET額を確認

カジノゲームのテーブルやマシンを選んで席に着くとき、必ずチェックしなければならないのが、各テーブルやマシンに設定されている最低BET額（ミニマムBET）です。これは最低の賭け金額のことで、その金額よりも上でないと賭けることができません。

主なゲームの最低ベット金額（SGD=シンガポールドル）

• ルーレット：5SDG～
• バカラ：50 SDG～
• 大小：25 SDG～
• クラップス：10 SDG～
• マネーホイール：10SDG～
• ブラックジャック：50 SDG～

この金額はカジノの施設によって異なるので必ず確認するようにしましょう。また、最低BET額がとても高いテーブルもあるので、知らずに席に着くと賭けることもできません。わからないときはディーラーに「Do you have a minimum bet？（最低ベット額はいくらですか？）」と聞いてくださいね。

シンガポールのカジノの予算感

シンガポールのカジノで数日間遊ぶのがメインの目的なら10万円以上の予算が理想。それなりに遊んで楽しむなら5万円〜10万円が適当だといわれています。ただし観光がメインの旅でスロットマシンなどを中心に楽しむなら1万円の予算でも楽しく遊ぶことはできます。

長く遊ぶための予算管理のコツ

シンガポールのカジノで少しでも長くおトクに楽しむためには、予算の管理が重要です。

1日の予算を厳格に決めておく

カジノでは事前に予算を決めておき、それを厳守するのが大負けしないコツ。旅の予算を数時間で使い切ってしまうと、残りの日程で楽しむことができなくなってしまいます。そうならないためにも1日にカジノで使う予算の上限を決めておき、現金は1日分ずつ分けて持ち歩くのがおすすめ。自制心に自信がない方は1時間分ずつに分けるなど、より分散させて持ち歩く方がいいかもしれません。自制心がない人はクレジットカードは使わないようにするなど、事前にルールを決めて守ることも大切です。

少額のゲームを楽しむ

長く遊ぶなら少額で楽しめるゲームを選ぶのもコツ。最低ベット額が低いスロットマシンやルーレットなどで少額ずつ賭ければ、長く楽しめます。

シンガポールのカジノでおトクに遊ぶ方法

シンガポールのカジノはうまく利用すればかなりおトクに遊べます。そんなカジノのおトク情報を紹介しましょう。

カジノの会員になる

シンガポールのカジノに入場すると、カジノのロイヤリティー・プログラムを勧められます。これは入会すればおトク。手続きはカジノ内の受付で5分ほどで行うことができ、入会金も無料です。カジノでプレイするとポイントを獲得でき、カジノ内やリゾート内の加盟店またはホテルの特典として利用できます。プレイ時間と掛け金が一定の基準に達すると次の階級に上がり、特典内容もさらに充実。ロイヤリティー・プログラムの特典内容はカジノ内のパンフレットや公式ホームページで確認できます。手続きにはパスポートの原本が必要です。

フリードリンクをチェック

シンガポールのカジノには無料で利用できるソフトドリンク販売機があります。つまりカジノにいれば飲み物の心配はナシ。またプレイ中にはドリンクサービスのカートも回ってくるので、遠慮なく利用してください。

フリーWi-Fiを利用できる

海外旅行では通信手段の確保が大変ですが、シンガポールのカジノには無料のWi-Fiサービスがあります。カジノに到着したら案内所でフリーWi-Fiの利用方法を確認して上手に活用しましょう。

シンガポールのカジノで勝った場合の税金

シンガポールのカジノで勝った場合、現地で税金を払う必要はありません。

シンガポール出国時に申告は必要

税金は発生しませんが、1万シンガポールドル以上の現金を持ってシンガポールを出国する際には空港での申告が必要です。この場合「カジノで稼いだ」と正直に言えば問題ないです。カジノの換金証明書や明細書を持っていればさらに手続きがスムーズです。

帰国後に税金が発生する場合がある

税金が発生するのは日本に帰国してから。それも年間に50万円以上の勝ち金になった場合のみです。この勝ち金は一時所得という扱い。一時所得には50万円の特別控除枠があるため、1年間にカジノで得た利益が50万円以下なら申告は不要です。課税対象となるのは50万円を超える部分だけ。つまりある年にカジノで60万円勝ったら、そのうち10万円が課税対象となるので、給与など他の収入に10万円をプラスして課税計算します​。

シンガポールのカジノゲームの遊び方

シンガポールのカジノでは、入場後に禁煙エリアか喫煙エリアを選ぶのがポイント。それから好みのテーブルゲームまたはスロットマシンの最低BET額を確認して遊びます。はじめてのカジノでは緊張してしまいますが、心配は不要です。

ここからは主なカジノゲームの遊び方を紹介しましょう。

スロットマシン

少ない予算で遊べるカジノ初心者に最適のゲーム

スロットマシンはシンガポールのカジノにたくさん設置されているゲーム。台数が豊富なのでどれだけ混んでいても空いている台が必ずあります。しかも賭け金額は最低1セントからとテーブルゲームに比べて圧倒的に低いので、カジノの雰囲気を楽しむのが目的ならまずはスロットマシンから入るのがおすすめです。ジャックポットが当たれば大儲けできる可能性もありますよ。

スロットマシンの遊び方

1：マシンを選ぶ

ひとくちにスロットマシンといってもそのタイプはいろいろあります。1スピンごとに横1列に賭けるのは昔ながらのクラシックスロットというタイプ。一方、ビデオスロットは横数列や斜めなど複数のラインに賭けることができます。またマシンによって賭け金額も異なるので、自分に合ったマシンを選んでください。

2：マシンに紙幣を投入

シンガポールのスロットマシンで使えるのはシンガポールドルです。紙幣をマシンに投入すると、金額が表示されます。紙幣は連続して投入することも可能です。

3：賭け金を指定

クラシックスロットなら1スロット、ビデオスロットなら1ラインごとの賭け金とライン数を指定します。スロットマシンの場合、狙いたいのは最高額の大当たりとなるジャックポット。その条件は「最大ベットでプレイすること」となっているので、ビデオスロットでは全ラインに賭けるのが一般的です。

4：スロットを回す

ライン数の指定が終わるとリールが回転します。前回設定したライン数でそのまま次もプレイする際はプレイボタンをプッシュ。続けてリールを回せます。

5：自動的にストップ

プレイボタンを押すとリールが回り、自動的に止まります。日本のパチスロのように目押しは行いません。つまり100％運まかせということ。賭けたラインに絵柄が揃えば配当金がクレジットに加算されていきます。

6：引き出し（COLLECT）を押して終了

そのマシンでのプレイを終了するときは引き出し（COLLECT）ボタンを押します。残ったクレジット分のキャッシュチケットがマシンから出てくるので、キャッシャーで現金に交換してもらいます。

ルーレット

シンプルにカジノらしさを堪能できる人気のゲーム

ルーレットは円形の回転盤（ホイール）を回して小さなボールを入れ、どのポケットに入るかを賭けるゲームです。

ルーレットの種類に注意

ルーレットのホイールには、大きく分けるとヨーロピアンルーレットとアメリカンルーレットの2種類があります。ヨーロピアンルーレットはポケットの数が37で「0」が1つ。アメリカンルーレットはポケットの数が38で「0」と「00」があるのが特徴です。

「0」と「00」は無条件にディーラーの勝ちとなる賭け方が多いため、ヨーロピアンルーレットはカジノ側の利益率が約2.7%であるのに対してアメリカンルーレットはカジノ側の利益率が約5.26%と高め。シンガポールにはさらに「000」を加えたルーレットもあります。勝率を上げるなら「0」が1つのヨーロピアンルーレットを選ぶのがおすすめです。

ルーレットの遊び方

ルーレットは回っているホイールの0〜36までのどのポケットにボールが入るかを賭けるゲームです。

ゲームの流れ

1. カジノディーラーの「place your bet（賭けてください）」の合図でゲームがスタート。
2. たくさんあるベッティングエリアから選んでチップを置き、賭ける。
3. カジノディーラーが「spinning up（回します）」と言いながらホイールを回し、ボールを投げ入れる。
4. ホイールが回転している間にカジノディーラーが「no more bet（締切です）」と言ったらベットは締切。
5. ホイールが止まって数字が決まったら、当選したチップに配当が支払われる。

ルーレットの賭け方と配当

ルーレットのチップの置き方は大きく分けるとアウトサイドベットとインサイドベットの2種類があります。

アウトサイドベットは、大か小、赤か黒、奇数か偶数など広い範囲に賭ける方法で、的中しやすい代わりに低配当。インサイドベットはどれか1つの数字、またはいくつかの数字のグループに賭ける方法で、なかなか当たらない代わりに高配当が期待できます。

配当は当たる確率によって決まっているのでとくにどれが得ということはありませんが、初心者は当たりが出やすいアウトサイドベットの方が楽しいかもしれません。

賭け方の種類と配当

アウトサイドベットのベット方法は5種類あります。

• レッド・ブラック：赤か黒の色に賭ける。配当は2倍。
• オッド・イーブン：奇数か偶数に賭ける。配当は2倍。
• ハイ・ロー：1～18までの小さい数字か19～36までの大きい数字に賭ける。配当は2倍。
• ダズン：1〜12、13〜24、25〜36のそれぞれ12個の数字に賭ける。配当は3倍。
• カラム：縦列全体に賭ける。配当は3倍。

インサイドベットのチップの置き方は6種類です。

• ストレートアップベット：1つの数字に賭ける。配当は36倍。
• スプリットベット：隣接する2つの数字に賭ける。配当は18倍。
• ストリートベット：縦一列に並んだ3つの数字に賭ける。配当は12倍。
• コーナーベット：4つの数字に賭ける。配当は9倍。
• ラインベット：6つの数字に賭ける。配当は6倍。
• ファイブナンバーベット：0と00を含む5つの数字に賭ける。配当は7倍。

ルーレットのマナー

ルーレットにはいくつか覚えておきたいマナーがあります。

• 配当が終わるまでは次のゲームのチップを置かない。
• 配当前のチップには触らない。
• 円盤には触らない。
• 台を揺らさない。

配当が終わる前に次のチップを置いたり配当前のチップに触れたりすると、正しい配当がわからなくなってしまい、ディーラーに注意されます。また回転していなくても円盤に触るのは厳禁。もちろん台を揺らすのは不正なのでNGです。公正なゲームのためにも気をつけてくださいね。

クラップス

参加者が一緒に盛り上がれる楽しいゲーム

クラップスは2つのサイコロを投げて、その合計で勝敗を決めるゲームです。このゲームではディーラーではなく参加者がサイコロを振るのがポイント。

参加者はサイコロを振るシューターと賭けをするベッターに分かれ、シューターの出すサイコロの目に対して賭けを行います。

一見複雑そうですが、基本的なルールは簡単。実はカジノで一番盛り上がるゲームでもあります。

クラップスの基本

クラップスの基本はシンプルです。

2つのサイコロの出目の合計を予想する

クラップスの勝敗は、2つのサイコロの出目の合計で決まります。最初の出目（カムアウトロール）は、7か11が出れば勝ち。2・3・12が出れば負けとなります。それ以外の数字（4,5,6,8,9,10）が出た場合は、その数字がポイント。同じポイントをもう一度出すことを狙います。

参加者の中からシューターが決まる

テーブルのプレイヤーの中から1人がシューターとなり、右回りで順番に交代していきます。シューターは片手でサイコロを投げます。

シューターとベッターの役割

シューターはサイコロを振る人で、ベッターはサイコロを振らずにシューターが出すサイコロの結果に賭けを行うプレイヤー。クラップスでは、シューター以外のすべてのプレイヤーがベッターとして参加します。シューターは自分もベッターとして賭けに参加できます。

クラップスのゲームの流れ

カムアウトロール

最初にサイコロを振ることをカムアウトロールと呼びます。ここで最初の賭けのPass Line Bet（パスラインベット）かDon’t Pass Betを行い、結果は下の3種類に分かれます。

勝利： 合計が7または11の場合、パスラインベットに賭けた人は勝利。配当1倍です。

敗北： 合計が2、3、または12の場合、パスラインベットにかけた人は負けでゲーム終了。

ポイント成立：合計が4、5、6、8、9、10の場合、その数字が「ポイント」に設定され、勝負は次の展開に進みます。

ポイント成立後の展開

ポイントが成立するとゲームはさらに白熱します。シューターが狙うのはポイントとして設定された数字を再び出すこと。この局面のルールは以下のようになります。

• シューターが再びポイントの数字を出せば勝利。
• シューターがポイントの数字を出す前に「7」を出してしまったらゲーム終了。

この間にベッターは「シューターの勝ち」や「負け」など、さまざまな方法で賭けることができます。

配当の支払い

ゲームの結果に応じてカジノ側が各プレイヤーに配当を支払います。

次のゲーム

配当が支払われると次のゲームへ。右隣のシューターが新たなカムアウトロールを行うので、ベッターは再びパスラインベットをするか選択します。

クラップスの賭け方

クラップスにはいろいろな賭け方があります。大きく分けると、シューターの勝敗に賭ける方法と、シューターが出す数字に賭ける方法です。シンプルで初心者におすすめなのは勝敗に賭ける方法。

とくに簡単で多くの人が使っているのはパスラインベットです。この賭け方はクラップスの基本で、これだけで参加している人もたくさんいます。

パスラインベットはゲーム開始時（カムアウトロール）に賭け、シューターが7または11を出せば賭けた人も勝利、2、3、12なら敗北となります。それ以外の4, 5, 6, 8, 9, 10が出た場合はポイントが設定されて賭け金は持ち越し。次にシューターがポイントを再び出せば勝利で、7が出れば敗北となります。つまり「シューターの勝ち」にかける方法。これだけ知っていれば、シューターといっしょになって盛り上がれます。

他にもたくさんの掛け方があり、知れば知るほど戦略性が深まっていくので、徐々にルールを覚えていくのがおすすめです。

バカラ

シンガポールでも大人気のシンプルなゲーム

バカラはカジノゲームの定番。シンガポールでも高い人気を誇っています。ルールはシンプルで、掛け方は勝敗または引き分けの予想のみ。初心者でも簡単にプレイできます。

バカラの遊び方

バカラは2枚または3枚のカードの合計の1桁目が9に近い方が勝ちというルール。一般的にはトランプを使います。Aは1で、2〜9はその数字、10以上は0とカウントします。

バカラの特徴は、参加者が直接ゲームをするのではないということ。プレイヤー（Player）とバンカー（Banker）のどちらが勝つか、または引き分けになる（Tie）かを予想して賭けます。

ゲームの流れ

1. カジノディーラーの「place your bet（賭けてください）」の合図でスタート。
2. プレイヤーかバンカーいずれかの勝ち、または引き分けの位置にチップを置いて賭ける。
3. カジノディーラーの「no more bet（締切です）」の合図でベットは締切。
4. バンカーとプレイヤーに裏向きで2枚ずつカードが配られ、オープンする。
5. バンカーまたはプレイヤーの2枚のカードの合計点が8または9の場合、勝敗が決定。
6. プレイヤーの合計点が5以下の場合、プレイヤーに3枚目のカードが配られる。
7. バンカーはプレイヤーの3枚目のカードと自身の合計点によって3枚目を引くか決定。
8. 最終合計点で勝者が決まり、当たった人に配当が配られる。

カードをオープンするとき、もっとも多くの額を賭けた人がカードを表に向ける権利を得ることができます。このときに絞りといわれるテクニックでカードをちょっとずつ開いて見せていくのがキモ。上手に絞ってチラ見せできる人がいると、テーブルがかなり盛り上がります。

バカラの配当

バカラの各ベットの配当は次のように設定されています。

• Player（プレイヤー）：2倍
• Banker（バンカー） ：1.95倍
• Tie（タイ）：9倍または8倍

バカラは3枚目を開ける条件がプレイヤーとバンカーで異なるため、バンカーの方がわずかに勝ちやすくなっています。その代わりに配当は少し低くなっているのがポイント。この差額がカジノ側の取り分となっています。

細かなルールの違いに注意

バカラのなかにはバンカーが勝利した場合でも配当の差額が発生せず、プレイヤーは全額を受け取ることができるノーコミッションバカラというルールもあります。これだとバンカーに賭け続けた方が有利に見えますが、バンカーが6で勝った場合のみ、配当が半分になるというルール。このように細かなルールの違いがあるので、テーブルを選ぶときはバカラの種類も確認してください。

ETG（Electronic Table Game）

ETGは電子テーブルゲームのこと。本来はディーラーや相手プレイヤーがいるゲームを、ゲームセンターのようにモニター上で遊べます。機械に紙幣を入れてスタートすれば1人で遊べるので、本格的なカジノゲームは緊張するという方にもおすすめです。

シンガポールのカジノではたとえば以下のような電子テーブルゲームで遊ぶことができます。

• ルーレット
• 大小
• バカラ
• ブラックジャック

それぞれのゲームにも細かなルールの違いがあります。たとえばバカラなら上記のようにバンカーの取り分の違いなどでタイガー・バカラ、タイガー・ノーコミッション・バカラ、スーパーシックス・ノーコミッション・バカラなどの種類があるので、細かなルールの違いを理解しながら遊ぶのがおすすめです。

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シンガポールのカジノは2カ所

同じアジアでもマカオや韓国にはたくさんのカジノリゾートやカジノホテルがありますが、シンガポールのカジノは巨大な統合型リゾートが2カ所しかありません。

• マリーナベイ・サンズ
• リゾート・ワールド・セントーサ

どちらも世界最大の規模の統合型リゾートですがターゲットや雰囲気は少し異なります。マリーナベイ・サンズはショッピングや飲食、展示会への観光客が主なターゲットで都会的な雰囲気。一方、リゾート・ワールド・セントーサはファミリー向けのリゾート地というイメージになっています。

ここからは2つのカジノリゾートの特徴について詳しく紹介します！

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シンガポールのカジノ1：マリーナベイ・サンズ

マリーナベイ・サンズはシンガポール中心部の港湾エリアにある大人気の観光スポット。3つのビルの最上階に大型船を乗せたような外観はシンガポールのランドマークとなっています。マリーナベイ・サンズを運営しているのは米国のラスベガスサンズ社の100％子会社です。

マリーナベイ・サンズへのアクセス

日本からマリーナベイ・サンズに行く場合、チャンギ国際空港まで東京からは約7時間、名古屋からは約6時間45分、福岡からは約6時間20分で到着します。

チャンギ国際空港からはタクシーや電車（MRT）を利用するのが一般的。タクシーは空港から約30分で到着します。電車（MRT）の場合はタナメラ駅とブギス駅で乗り換えて約45分で到着。最寄り駅のベイフロント駅はマリーナベイ・サンズと直結していて便利です。

チャンギ国際空港からシンガポール市内へはシャトルバスも運行しています。こちらの所要時間は約40分です。

マリーナベイ・サンズのみどころ

マリーナベイ・サンズはホテル、カジノ、レストラン、ショッピングモールなどの施設が含まれる巨大な統合型リゾートです。

空中庭園サンズスカイパークのインフィニティプール

3つのホテル棟を屋上で繋げているのは、船のような構造物。その屋上であるサンズ・スカイパークには巨大なインフィニティプールがあります。

インフィニティプールの全長は150m。地上200mという世界一の高所にあるプールとして知られています。このプールを利用できるのはマリーナベイ・サンズの宿泊者のみ。混雑する心配もなく絶景スイミングが楽しめます。とくにおすすめは夕暮れから夜に変わる時間帯。マジックアワーのシンガポールの絶景は見逃せませんよ。

スカイパーク展望デッキ

マリーナベイ・サンズの地上56階はスカイパーク展望デッキ。360度のパノラマを満喫できる展望デッキは宿泊者以外でもアクセスできます。大人料金は10時から16時30分のオフピーク時間帯で35シンガポールドル（約4,200円）。ピーク時は39シンガポールドル（約4,680円）です。料金は上がりますが、こちらも夕暮れどきが人気。マリーナベイ・サンズ宿泊者なら入場料が無料となります。

ザ・ショップス

ザ・ショップスはマリーナベイ・サンズに直結しているショッピングセンター。世界的な人気ブランドの旗艦店19店をはじめとした170以上の高級ブティックが軒を連ねています。なかでもマリーナ湾の水面に映えるアップルストアや世界初となるルイヴィトン・アイランドメゾンなど、最新コンセプトのブティックは見逃せません。

モール内には小舟で移動できる運河まであり、まるでテーマパークのような空間。ショッピングだけでなく散策も楽しい施設ですよ。

充実のレストラン

マリーナベイ・サンズには、世界的な人気シェフのレストランから美しい景色が楽しめるウォーターフロントのカフェまで、45軒以上の高級レストランがあります。

WAKUDA RESTAURANT & BARは、和久田哲也シェフが日本のダイニングを再定義したレストラン。挑発的なアート作品が彩るエネルギッシュな雰囲気も魅力です。CUT by Wolfgang Puckはミシュランの星を獲得しているレストラン。北海道の北雪牛や鹿児島県産和牛のほか、3つの大陸からそれぞれ最高の部位の肉を仕入れ、薫り高い炭火とアップルウッドでグリルしています。

他にも一度は味わってみたい名店がいっぱい。旅の思い出に残る高級グルメ体験が待っていますよ。

デイリーショー・スペクトラ

デイリーショー・スペクトラは、マリーナベイ・サンズ内のイベントプラザで毎晩行われる光と水のショーです。噴水や照明効果を駆使した4部構成のショーで、多文化国家であるシンガポールが世界都市になるまでの過程を描くというストーリー。独自に開発された色鮮やかなハイパーレーザーやジェット噴水、プロジェクションマッピングは圧巻です。

マリーナベイ・サンズのカジノ

マリーナベイ・サンズのカジノは4フロア。その総面積は約1万5,000㎡にもなります。ゴールドのインテリアやスワロフスキーの巨大なシャンデリアが特徴の高級感あふれる空間。広大なカジノには約600のテーブルゲームと約2,300機のスロットゲームなどが並んでいます。

1階と2階は一般向けの巨大なカジノゲームエリア。1階が喫煙可能エリア、2階が禁煙エリアです。少額でも楽しめるゲームがあるので、初心者にはこのエリアがおすすめです。

3階と4階は最低ベット額が高額に設定されているハイローラーエリア。予算が100万円以上のVIP客向けとなっています。

マリーナベイ・サンズで遊べるカジノゲーム

マリーナベイ・サンズでは以下のようなカジノゲームで遊ぶことができます。

• バカラ
• ポーカー
• ブラックジャック
• ルーレット
• 大小（シック・ボー）
• クラップス
• スロットマシン
• 電子テーブルゲーム

それぞれのゲームにもたくさんの種類があります。たとえばひとくちにバカラといっても、ドラゴンタイガーコミッションバカラや、タイガーノーコミッションバカラなど4種類。ポーカーやブラックジャック、ルーレットにもさまざまなバリエーションがあります。

スロットマシンや電子テーブルゲームの種類はさらに豊富。いろいろなゲームを飽きずに楽しめますよ。

カジノ内のレストランも充実

前述のようにカジノ内では無料のドリンクが飲み放題となっています。さらにカジノ内にもレストランがあるのはうれしいポイント。わざわざ外に行かなくても食事を楽しむことができます。

熱々の火鍋を堪能できるFatt Choi Hotpotや、さまざまな中国地方の料理が味わえるTong Dimヌードルバーなど魅力的なお店がそろっています。

マリーナベイ・サンズ周辺のおすすめホテル

世界的に大人気のマリーナベイ・サンズは宿泊の予約を取るのも困難です。でも大丈夫。マリーナベイ・サンズの周辺にも魅力的なホテルがたくさんあります。ここではマリーナベイ・サンズのカジノを楽しめる、周辺のおすすめホテルを紹介しましょう。

ザ フラートン ベイ ホテル

ウォーターフロントにたたずむ宝石のような5つ星ホテル

フラトン・ベイ・ホテル・シンガポールは、マリーナベイ・サンズも徒歩圏内のエレガントな5つ星ホテルです。1928年に建設された、中央郵便局や政府機関が入居していた伝統的建物を母体にして2001年にホテルとして再オープン。マリーナベイのウォーターフロントを彩るホテルは上品で美しく、古き良きシンガポールの伝統と現代的な感覚が融合したインテリアも魅力的です。マリーナベイとシンガポールのスカイラインを見渡す景観のすばらしさでも知られています。

絶景も魅力のダイニング

ザ・フラートン・ベイ・ホテルは充実したダイニングも魅力。シンガポールの代表的な料理からフランスの定番グルメまで、好みのレストランを選ぶことができます。

クリフォード ピアは歴史ある船着き場を改装したダイニング。シンガポール料理とアジア各国の名物料理を独自に解釈したメニューを提供しています。またルーフトップバーのザ・ランタンも人気のスポット。クリフォード ピアの中国名であるレッド・ランタン・ピアにちなんだ名前で、インフィニティラッププールと緑に囲まれたスタイリッシュなバーからはマリーナベイと街のパノラマを楽しむことができます。

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ザ リッツ カールトン ミレニア シンガポール

マリーナベイ中心部の豪華5つ星ホテル

ザ リッツ カールトンは極上のおもてなしで知られる最高級ホテルブランド。ザ リッツ カールトン ミレニア シンガポールは、マリーナベイの中心部に位置する豪華5つ星ホテルです。

広々とした客室やスイートから望むパノラマビューはこのホテルの大きな魅力。ぜいたくなクラブラウンジでは1日5回のフードプレゼンテーションや終日提供のシャンパンを堪能できます。

東南アジアでも屈指の大規模なコンテンポラリーアートのコレクションも自慢です。デイヴィッド・ホックニー、アンディ・ウォーホール、デイル・チフーリ、フランク・ステラ、チュー・ウェイなど、有名なアーティストの作品を多数所蔵。全4,200点の作品の9割はこのホテルが特別に委託して制作されたもので、そのうち約350点は美術館所蔵作品に匹敵する一流の芸術作品といわれています。

風水を取り入れたインテリアで運気アップ

ザ リッツ カールトン ミレニア シンガポールの建物は縁起のいい風水を取り入れています。たとえば1万㎡以上のクロマフュージョンガラスと真珠貝フィルターを内部のガラスパネルに施し、明るい色のウッドパネルと組み合わせることで五感を活性化する空間となっているのも風水の考えに基づいたものです。また金のレールの装飾は運気上昇を表し、窓の真珠貝や屋内のアイテムに施された水のオブジェは富を象徴。各客室のバスルームにある象徴的な八角形の窓は、ラッキーナンバーの8を表しています。カジノでの勝負運がアップするかもしれませんね。

東南アジア初のラグジュアリースパ

ザ リッツ カールトン スパ シンガポールは効果の持続するウェルネスを標榜する極上のスパ。東南アジア初のラグジュアリースパとして知られています。

科学に基づく高級スキンケアブランドのエピキューティスを採用。さまざまな種類のマッサージ、オーダーメイドのESPAボディセラピー、心身をリフレッシュするためにデザインされたシグネチャーメニューのHalf-Day Luxury Spa Experienceなどで、特別なウェルネスを体験することができますよ。

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マンダリン オリエンタル シンガポール

マリーナベイを見下ろすラグジュアリーホテル

マンダリン オリエンタル シンガポールはマリーナベイを見下ろすラグジュアリーで洗練された5つ星ホテルです。金融街や市の中心部に近い位置にあり、マリーナベイ・サンズへも歩いていくことができます。

繊細な東洋風の雰囲気とぜいたくでモダンな快適さが融合した客室とスイートは、落ち着いたデザイン。美しいマリーナ ベイまたは華やかな市街地の眺めを楽しめます。客室の大きさは1ベッドルームから4ベッドルームまでバリエーションも豊富です。

クラブレベルの客室に宿泊すれば、クラブラウンジのHAUS 65も利用可能。シャンパーニュ ブレックファストやぜいたくなアフタヌーンティー、イブニングカクテルとオードブル、ランドリーまたはプレスサービス、フィットネスクラスとウェルネスクラスの利用、運転手付きHAUS 65専用車の利用など、ワンランク上のおもてなしとぜいたくな特典で極上の滞在を満喫できますよ。

優雅なダイニングやリラクゼーション施設

マンダリン オリエンタル シンガポールは本格的な料理を堪能できるレストランも自慢。チェリー ガーデンでは本場の広東料理、プールサイドのドルチェ ヴィータでは洗練されたイタリア料理を提供しています。マンダリン ケーキ ショップでスイーツやセイボリーを味わうのもおすすめ。夜にはモー バーで斬新なカクテルを楽しめます。

リラクゼーション施設も充実。25mの屋外プールで泳ぎ、5つあるプライベート カバナでリラックスすれば、カジノで興奮した神経を癒やすことができます。ぜいたくなマッサージコースがそろうザ スパ マンダリン オリエンタル シンガポールもおすすめです。

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アスコット ラッフルズ プレイス シンガポール

歴史的建造物を復元したエレガントなホテル

アスコット ラッフルズ プレイス シンガポールは、金融街ラッフルズ プレイスの中心地にある豪華な5つ星アパートメントホテル。キッチンや洗濯乾燥機を完備し、長期滞在にも最適なホテルです。

ホテルはかつて東南アジアで最も高いビルだった1950年代の歴史的建造物を改装したもの。アールデコ様式の美しい建物が現代的なシンガポールの金融街で異彩を放っています。

マリーナベイ・サンズへ歩いていけるうえ、MRTラッフルズプレイズ駅が目の前というばつぐんの立地。周囲には飲食店やショップも充実し、華やかな市街地でシンガポールらしい活気あふれる夜を満喫できます。

豪華で便利なサービスアパートメント

客室やスイートはラグジュアリーで快適。ぜいたくな家具、洗練されたインテリア、モダンな設備が快適な滞在を演出してくれます。

旅先でも料理を楽しみたい人にうれしいのは、各部屋の簡易キッチン。冷蔵庫やコンロ、電子レンジなど必要な設備が整っているので、外食をしたくないときや部屋でも軽く夜食などを楽しみたいときにはとても便利です。 

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シンガポールのカジノ2：リゾーツ ワールド セントーサ

シンガポールでもうひとつのカジノリゾートは、リゾーツ ワールド セントーサ。マレーシアに本社を置くゲンティン・グループによって開発された統合型リゾート施設です。

セントーサ島は全体がひとつの巨大なレジャーランドのようになっている人気の観光地。その中心であるリゾーツ ワールド セントーサにはカジノの他にテーマパークや水族館、スパ、ホテルなどが集まり、とくにファミリー層の人気を集めています。

リゾーツ ワールド セントーサへのアクセス

チャンギ国際空港からリゾーツ ワールド セントーサへアクセスするもっとも簡単な方法はタクシー。30分ほどで到着します。

一方、シンガポール中心を経由してセントーサ島へ行くなら、タクシー以外にセントーサ・エクスプレスやケーブルカー、バス、徒歩と5つの方法から選ぶことができます。乗り物を使ってセントーサ島に入る場合は入島料が必要となりますが、一部公共交通機関の運賃には入島料も含まれています。

リゾーツ ワールド セントーサのみどころ

リゾーツ ワールド セントーサは家族で楽しめる統合型リゾート。こちらにもみどころがいっぱいです。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポール

日本でもおなじみのユニバーサル・スタジオのシンガポール版は、リゾーツ ワールド セントーサを代表する人気スポット。映画をテーマにしたパーク内には7つのゾーンがあり、スリル満点のライドや屋外ショーもいっぱいです。

人気アトラクションのリベンジ オブ ザ マミーは、映画『ハムナプトラ』をテーマにした屋内型コースター。エジプト遺跡のなかを最高時速72kmで急加速・急旋回します。ジュラシック パーク ラピッド アドベンチャーは、日本とは違う円形ボートに乗ってジュラシックパークを探検する急流ラフティングライド。襲いかかってくる最先端アニマトロニクスの恐竜は大迫力です。トランスフォーマー ザ ライドは、映画『トランスフォーマー』をテーマにした3Dシミュレーターライド。ほかにもここでしか楽しめないアトラクションがたくさんあります。

アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク

アドベンチャー・コーブ・ウォーターパークは巨大なウォーターパーク。ユニークな水遊びを満喫できます。スリル満点のウォーターライドが大人気で、アドベンチャー・リバーではゆっくりとした川下りも楽しめます。

人気のレインボー・リーフは、2万匹の魚が泳ぐラグーンでシュノーケルを楽しめるアクティビティ。なかでもユニークなのがエイだらけのレイ・ベイで、エイといっしょに泳ぐという珍しい体験が評判になっています。

シンガポール・オーシャナリウム

シンガポール・オーシャナリウムは世界最大級の水族館。以前からスケールの大きさで人気だったシー・アクアリウムを改装し、2025年7月にそれまでの3倍の規模にリニューアルしました。浅瀬から深海、先史時代から現代まで、テーマゾーンの数は22。バラエティゆたかな展示が目を奪います。以前からある幅36m、高さ8.3m、厚さ70cmの大水槽は健在で、こちらも大人気。ここでは多くのサメやエイ、大型のロウニンアジの群れ、巨大なマンタなどなどが泳いでいます。

ハリー・ポッター：ビジョンズ・オブ・マジック

ハリー・ポッター：ビジョンズ・オブ・マジックは2024年11月から公開されている没入型体験アトラクション。ナイトバスから夜の闇横丁（ノクターン横丁）まで、ハリー・ポッターの世界を緻密に再現した10種類のアトラクションに参加するイベントです。

スタッフから特別な杖をもらい、まずは三階建てのナイトバスに乗り込みます。続いてグリモールド・プレイス、3つの魔法省、予言の間、さらにシンガポール限定の秘密の部屋を探検。ニュートの動物園、ノクターン横丁、必要の部屋の次に現れるのは、こちらもシンガポール限定のザ・トラップドアです。ここでは賢者の石へたどり着くための数々の試練に挑戦します。最後はペンシーブ（憂いの篩）。360度の没入型体験で、まさに魔法ワールドにいるように感じられますよ。

WEAVE

WEAVEは、2025年7月にオープンしたエリア。ここにはユニークなショップや多国籍な料理が楽しめるレストランの数々が集まっています。

たとえばPropellerはドローンと360度カメラの専門店。特設の屋内教室と飛行ゾーンを活用したドローン飛行ワークショップや、360度カメラ体験ワークショップを開催しています。

チャターボックスは最上級のチキンライスが味わえるお店として有名。看板メニューのマンダリンチキンライスやシンガポールの伝統料理を現代風にアレンジしたメニュー、毎日数量限定で提供される特別なシーフードメニューなどが人気です。

WeWaは中東のストリートフードを提供するカジュアルレストラン。味つけ肉のシャワルマやひよこ豆のコロッケのファラフェルなど、日本ではあまり見ることができない中東料理を気軽に楽しめます。

リゾーツ ワールド セントーサのカジノ

リゾーツ ワールド セントーサのカジノがあるのは地階。面積はマリーナベイ・サンズと同じ約1万5,000㎡で、450以上のテーブルゲーム、2,400機以上のスロットマシンがそろっています。驚くほど広いカジノはマリーナベイ・サンズのカジノと比べて庶民的でカジュアルな雰囲気。ユニバーサルスタジオや水族館に遊びにきたついでに気軽に遊んでいく人も多く、地元シンガポールの人たちにも親しまれています。

リゾーツ ワールド セントーサで遊べるカジノゲーム

リゾーツ ワールド セントーサでもマリーナベイ・サンズと同じようにたくさんの種類のカジノゲームで遊ぶことができます。以下はその主な種類。それぞれのゲームにも豊富なバリエーションがあります。

• バカラ
• ポーカー
• ブラックジャック
• ルーレット
• 大小（シック・ボー）
• クラップス
• ポンツーン
• シ・キ・ビ
• スロットマシン
• 電子テーブルゲーム

リゾーツ ワールド セントーサ内のおすすめホテル

リゾーツ ワールド セントーサがマリーナベイ・サンズと異なるのは、リゾート内に多くのホテルがあること。バラエティゆたかなホテルのなかから自分にぴったりなホテルを選んでリゾートを満喫することができます。

そんなホテルからおすすめの5選を紹介します。

リゾーツ ワールド セントーサ - エクエリアス ホテル

美しい自然も楽しめる5つ星リゾートホテル

リゾート・ワールド・セントーサ エクアリアス ホテルは、熱帯雨林の縁に建つラグジュアリーホテルです。緑ゆたかな環境が大きな魅力。館内には屋外プールやフィットネスセンターなどの施設があり、カジノやテーマパークで遊んだ後の癒やしのひとときを過ごすことができます。

風水インはミシュラン星つきの中華レストラン。オープンキッチンでシェフ・リーが手掛ける極上の広東料理の数々を味わうことができます。作りたての点心や炒め物、ジューシーなローストミート、滋味豊かなスープなどが名物。厳選された高級ワイン、シャンパン、スピリッツも魅力です。

タンジェリンはアジア料理 のカジュアルダイニング。世界各国のメニューをそろえたセミビュッフェ式朝食で、豊富なメニューから好みのメインディッシュを選べます。

リラックスできる客室

全183室の客室は、もっともベーシックなデラックスルームでも51㎡の広々とした空間。モダンなデザインも特徴で、快適な滞在をサポートする設備も整っています。

デラックスガーデンルームは 100～129㎡の広さ。プライベートガーデンに面し、ゆたかな自然の景観と静寂を楽しむことができます。130㎡のデラックスプールスイートはベッドルームから直接プールにアクセスできるぜいたくなスイートルーム。緑に囲まれたフリーフォームプールでゆったりと泳げるほか、ホットタブでリラックスできるのも魅力です。

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リゾーツ ワールド セントーサ - エクエリアス ヴィラズ

リゾーツ ワールド セントーサ - エクエリアス ヴィラズは、高級ヴィラのみのぜいたくなホテル。専属のバトラーが24時間対応し、ゲストの要望に応えてくれます。

基本の1ベッドルームヴィラでも76㎡のぜいたくな広さ。大人2名と子供2名、または大人3名が宿泊できるスタイリッシュなヴィラはプライベートな木製サンデッキとベランダに面し、美しいフリーフォームプールにアクセスできます。

センス良くデザインされた2ベッドルームヴィラは388㎡という広さで大人4名と子供4名、または大人6名が宿泊可能。ゆったりとしたベッドルームが2室あり、プライベートで静かなプールに面しています。

海を見渡すプライベートプールを備えた3ベッドルームヴィラはさらに広大で、面積は477㎡。大人6名と子供6名、または大人9名がゆったりと宿泊できます。  

海の中にいるようなスイートやツリーハウスのようなロフトも

エクエリアス・オーシャン・スイートは、世界最大級の水族館であるシンガポール・オーシャナリウムの巨大水槽に面した部屋。ベッドルームやバスルームから、70種類・5万匹以上の海洋生物が泳ぐ水槽を眺めることができます。 　

エクエリウス ツリートップ ロフトはツリーハウス風の部屋。自然に包まれたプライベートな隠れ家で、専属バトラーサービスも利用できます。広々としたインテリアはラグジュアリーでありながら屋外にいるような開放感。テラスデッキでは鳥のさえずりを聞きながら朝食をいただき、夜にはキャンドルライトの下でロマンチックに過ごすことができます。

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ホテル オラ

家族連れにもおすすめの5つ星ホテル

ホテル オラは、リゾーツ ワールド セントーサの中心に位置する5つ星ホテル。とくにファミリー層に支持されているホテルです。なかでも人気の部屋はデラックスファミリールーム。子ども用の隠れ家感覚のロフトベッドなど、家族向けのアメニティーが充実しています。またホテル内のバイキングレストランには子ども向けカウンターがあり、子ども用プールもあるなど、ファミリーにうれしい設備とサービスもそろっています。

また滞在中に無料で利用できるスマートフォンが各部屋に完備されているのも魅力。インターネット利用や日本への通話が無料になるのはうれしいポイントですよ。

カジュアルに楽しめるオララウンジ

オララウンジはカジュアルに楽しめるダイニング＆バー 。シンガポール伝統の味にインスパイアされた特製カクテルとモクテルをいただくことができます。コワーキングスペースも併設しているので、レジャーだけでなくビジネスを兼ねた滞在にも最適です。

ヘルシーな軽食や淹れたてのコーヒーが魅力のカフェは24時間営業。カジノの合間の休憩にもぴったりですよ。

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リゾーツ ワールド セントーサ - ホテル マイケル

こだわりの内装がみどころの5つ星ホテル

リゾーツ ワールド セントーサ - ホテル マイケルは、アメリカの著名な建築家マイケル・グレイブスがプロデュースした5つ星ホテル。ランプから陶器、家具など細部までこだわった内装がみどころです。

ハニー・メイプル色で統一された客室やブルーのモザイクタイルを施したシャワールームなどはナチュラルテイストで居心地がいいうえにギャラリーのようなおしゃれな雰囲気。滞在するだけで感性が刺激されますよ。

人気のステーキ＆シーフードレストラン

オシアステーキ＆シーフードグリルは、現代オーストラリア料理の代表的存在であるスコット・ウェブスターシェフによるステーキレストラン。炭火で完璧に焼き上げられたジューシーなお肉やシーフード料理を提供しています。

料理の素材は抗生物質やホルモンなどを一切含まない自然な環境で生み出されたバンガロースイートポークや、高い人気を誇るマユラ・ステーションの100%純潔和牛、米国メイン州のポートランド産ロブスターなど高品質なものばかり。 オープンキッチンを備えたフレンドリーで明るい雰囲気の店内で、極上の料理を味わえます。

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リゾーツ ワールド セントーサ - クロックフォーズ タワー

全室スイートの高級ホテル

リゾーツ ワールド セントーサ - クロックフォーズ タワーは、ぜいたくなインテリア、カスタムデザインの家具、スチームルームつきの豪華なバスルームを備えた全室スイートの高級ホテルです。

専属のバトラーサービスも魅力。ホテル内には屋外プールやフィットネスセンター、スパ、サウナなどウェルネス施設も充実し、滞在中には極上のリラクゼーションを満喫できます。

ゆとりある広さのスイート

ぜいたくなスイートは、66㎡のデラックススイート、132㎡のプレミアムスイート、197㎡のクロックフォーズ・マンション、228㎡のクロックフォーズ・ヴィラの4タイプ。いずれも洗練された空間が広がっています。

なかでも最上級のクロックフォーズ・ヴィラは広々としたリビング＆ダイニングエリアをもち、最大9名まで宿泊可能。プライベートラウンジプールもあるので、グループ旅行で思い出に残る時間を演出したいときにも最適です。

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シンガポールでカジノを満喫しよう！

シンガポールは世界3大カジノ都市のひとつ。一方でマカオやラスベガスのように数多くのカジノリゾートやカジノホテルが林立しているわけではなく、巨大な統合型リゾート内のカジノが2カ所というシンプルさが魅力です。マリーナベイ・サンズとリゾート・ワールド・セントーサのどちらもその規模は世界最大級。一度訪れれば、そのスケールの大きさに驚くに違いありません。

2つのカジノにはそれぞれに特徴があり、統合型リゾート内にはカジノ以外のみどころもいっぱいです。次の旅行はシンガポールでカジノに挑戦してみてはいかがでしょうか。

cover photo by Pixabay