首都キャンベラでおすすめの観光地10選！名所や穴場、モデルコースを厳選

オーストラリアの首都！キャンベラの人気観光スポット

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キャンベラは、オーストラリアの首都で、緑豊かな自然に囲まれた都市です。そんなオーストラリアの首都キャンベラは、人工都市ということをご存じですか？

1900年代、オーストラリアの首都をシドニーかメルボルンか決めかねていたとき、第三の案として新たに人工都市をつくることにしたそう。都市名はアボリジニの言葉で、人が集まる場所を意味するキャンベラに由来しています。

キャンベラは、面積の半分以上が国立公園や自然保護区という自然に恵まれたエリアなので、カンガルーやコアラといったオーストラリアならではの動物との出会いを楽しめますよ。

今回はキャンベラの人気観光地を紹介！人気の有名スポットから穴場スポットまで厳選したので、参考にしてみてくださいね。

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キャンベラで絶対行きたいおすすめ観光地5選

まずは初めてのキャンベラ旅行で必ず行きたい、人気の定番観光地の見どころをご紹介していきます！

キャンベラは車での移動はもちろん、近年整備が進んでいるトラムでの観光もおすすめ。トラムの場合はMyWay（マイウェイ）というICカードを使えば安く乗車できるうえ、バスも利用できるので、キャンベラ観光をスムーズに楽しむために用意するのがおすすめです！

キャンベラ国会議事堂

アートと建築美に触れられる施設

キャンベラの中心地キャピタルヒルにある国会議事堂は、新旧2つの建物に分かれています。丘の下にある新館は実際に議会として使用されており、丘の上にある旧館はオーストラリア民主主義博物館となっていて、オーストラリアの歴史文化を学べるスポットとして活用されています。

ちなみに、新館を丘の下に作ったのは、人々により開かれた場所になるようにとの願いが込められているからだそう。

正面入り口のモザイクタイルは、オーストラリア先住民族であるアボリジニのデザイナーが手掛けるなど、多様性に富んだオーストラリアを象徴する建物になっています。

議事堂内は、有料のツアーに参加しながら見学するのがおすすめ。議会の歴史や館内のアートまで広く知れるツアーが毎日おこなわれています。

25分程度で簡単に見て回ることのできるツアーは日に6回、45分かけてじっくり学べるツアーは日に4回開催されており、いずれも要予約です。議会がない日は新館の議事堂内を見学することもできますよ。

帰りはお土産ショップThe Parliament Shop（ザ パラメント ストア）に寄るのをお忘れなく。記念のバッジやガラス細工、国会議事堂モチーフのチョコレート菓子などが手に入りますよ。

ナマジ国立公園

オーストラリア固有の動物に出会える観光スポット

ナマジ国立公園は、キャンベラ国際空港から車で1時間ほどの場所にある自然豊かな観光スポット。なかでもおすすめなのが、園内にあるティドティンピーラ自然保護区の散策です。

ティドティンピーラ自然保護区は、湿地、草原、湿潤、乾燥した森林、森林地帯など、多様な亜高山帯の生息地を再現した保護区。敷地内では、カンガルー、ワラビー、コアラ、カモノハシ、エミュー、その他多くの鳥類や爬虫類など、幅広い野生生物と出会えますよ。

それぞれのエリアがフェンスで囲まれており、捕食者のいない環境で動物たちは安全に暮らしています。フェンス周辺に行けば動物たちと出会いやすくなるうれしいスポットです。

そのほか、ナマジ国立公園ではキャンプやピクニックを楽しめます。公園内に整備された遊歩道では、バードウォッチングのできるジブラルタルの滝や、夏には花が咲き乱れるアギー山を徒歩で巡ることができますよ。

敷地内にはアボリジニが残した壁画もあるので、自然だけでなく歴史を感じられるスポットとしてもおすすめです。

エインズリー山（展望台）

キャンベラの街並みを一望できる山

エインズリー山は、キャンベラ自然保護区内にある標高842メートルの山です。山頂までは歩いて登れますが、道のりは少し険しいので、手軽に見に行きたい方は車を使うのがおすすめ。トレイルエリアに限ってはマウンテンバイクで登ることもできますよ。

エインズリー山の見どころは、エインズリー展望台から北東に向かって見えるキャンベラの雄大な景色！キャンベラの街並みを俯瞰して撮った写真の多くは、このエインズリー山から撮影されています。晴れた日の頂上からの眺めは最高ですよ。

キャンベラの街を眺めていると見えるのが、キャンベラ国会議事堂。山頂からまっすぐに続く道のりの先にあり、建物がきれいに左右対称になっているのがわかりますよ。

なかでも、日の出や日の入りの時刻は、やわらかな太陽光とあわさって幻想的な雰囲気を楽しめます。キャンベラ市内で訪れた観光スポットを探しつつ、美しい景色を味わってくださいね。

オーストラリア国立美術館

無料とは思えないクオリティの美術館

オーストラリア国立美術館は、キャンベラ国会議事堂から歩いて10分程度の距離にあります。美術館内には、1万5,000人以上のアーティストたちが手掛けた作品が保管されており、その数なんと15万点以上。オーストラリア先住民族のアボリジニによる作品の収蔵数としては世界一を誇ります。

収蔵されている作品のなかには、日本人アーティストの草間彌生（やよい）氏の作品も。オーストラリアに限らず、世界各国の有名アーティストの作品を楽しむことができますよ。

オーストラリア国立美術館の見どころは館外にも。彫刻の庭（Sculpture Garden）では、30を越える立体作品が屋外展示されています。

ころころした形がかわいらしい洋なしのオブジェや、重いステンレスで作られていながら軽やかに宙に浮くダイヤ形のモチーフ。心を空っぽにして見てみると、何か発見があるかもしれません。

作品のなかには、日本人作家である中谷芙二子（なかやふじこ）氏が手掛けたものもあります。エコスフィアと名付けられた作品は、森の中に霧がただよう幻想的な空間。自然豊かなオーストラリアの植物に囲まれながら味わってみてくださいね。

オーストラリア国立植物園

4,300種を超える植物を楽しめる観光スポット

オーストラリア国立植物園は、キャンベラ国会議事堂北にあるモロングロ川を渡った先にあります。園内には約75,000の植物が展示されており、4,300種を超える植物を一度に目にすることができますよ。なかにはオーストラリア原産の貴重な種類も含まれています。

植物園内は自然に囲まれているので、園内で休みながらゆっくりと見てまわるのがおすすめ。例えば、ロックガーデンの芝生と日時計のエリアでは、高山地帯から砂漠にある植物を、滝つぼのまわりの自然なエリアで楽しめます。

日差しが強い日は、ユーカリの芝生広場で70種類以上のユーカリの木の陰でゆったりとピクニックするのもいいでしょう。

オーストラリアならではの風景を見たい方は、レッド センター ガーデンに向かいましょう。この庭園は、オーストラリア中央部にある赤土で覆われたレッド・センターを模してつくられており、現地の荒涼とした地形とオーストラリア原産の植物の植生を楽しめます。

現地に生息するトゲのあるトカゲ・モロクトカゲの模型も。とげのある悪魔とも呼ばれる珍しい見た目は、子どもに大人気なんだそう。キャンベラ市民の安らぎスポットとして、子連れ観光にも人気のオーストラリア国立植物園、一度訪れてみてはいかがでしょうか。

バーリー・グリフィン湖

街の中心部にある巨大な人工湖

バーリー・グリフィン湖は、国会議事堂の北側を流れるモロングロ川をせき止めて作られた人工湖です。名前は、キャンベラの都市作りに関わったアメリカの建築家ウォーター・バーリー・グリフィン氏に由来します。

おすすめは、湖周辺でのアクティビティ。クルーズツアーに参加してゆったり眺めを楽しんだり、湖水の周りに整備された40キロメートルのサイクリングロードを駆け抜けたり、多彩な過ごし方ができます。

湖の中心にある噴水・キャプテン クック メモリアルは、一度に6トンの水を114 メートルもの高さで空に吹き上げます。パドルボードに乗れば、噴水の迫力を間近で体感できますよ。

湖の魅力を自分のペースで楽しみたい方は、5キロメートルにわたる遊歩道ブリッジ・トゥ・ブリッジ・ウォーク（Bridge to Bridge walk）を歩きましょう。

地元の人たちの定番の散歩ルートであり、途中にあるオーストラリアン・オブ・ザ・イヤー・ウォーク（Australian of the Year Walk）には、国に大きく貢献したオーストラリア人の名前が時系列順に刻まれています。

湖周辺にはカフェやレストランも併設されているので、ちょっとした休憩スポットとしても便利ですね。

キャンベラの知る人ぞ知る穴場観光地4選

国会議事堂から巨大な人口湖まで、オーストラリアの中心地としてふさわしいスポットが多くあるキャンベラ。

そんなキャンベラには、まだまだ知られていない穴場観光スポットがあります。ここからは、キャンベラ観光の際にぜひ押さえておきたい穴場観光地4つをご紹介します。

オーストラリア戦争記念館

二度の世界大戦を記録するための施設

オーストラリア戦争記念館は、国会議事堂から見て北東の位置にあります。第一次世界大戦および第二次世界大戦に関する資料を展示しており、なかには日本のゼロ戦に関するものもあるなど、世界中の戦争について学べる施設です。

兵士たちが残した日記や、出征前に撮影した家族写真、はがきなど、戦争下の生活を伝える貴重なコレクションが多数所蔵されています。

オーストラリア戦争記念館だけでなく、世界中の戦没者追悼のシンボルとされるのが写真の赤い花、ポピーです。オーストラリア戦争記念館の壁には、戦争により亡くなった兵士たちの名前がずらりと記されています。この隙間にポピーの花を差し込むことは、兵士に敬意を示すとされています。

第一次世界大戦中、フランス北部の荒廃した戦地ではじめて咲いたポピー。花の色は、兵士たちの血を思わせる鮮烈な赤色をしており、その美しさに感動した軍人が詩を詠んだことをきっかけに、追悼を象徴する花になったそうです。

国立科学技術センター （クエスタコン）

子どもと一緒に楽しく科学を学べる観光スポット

国立科学技術センターは、キャンベラ中心部にある体験型の科学博物館です。地元の人々にはクエスタコンの愛称で親しまれ、学生たちの校外学習によく使われます。モーターや磁石を作るワークショップや、雷が発生する様子を再現した実験など、子どもたちの科学への興味をそそるような展示が盛りだくさん。子ども連れのキャンベラ観光にぴったりのスポットです。

1階にはミュージアムショップやミュージアムカフェが併設されており、子どもが喜ぶお土産や軽食を楽しむこともできますよ。

オーストラリア国立動物園＆水族館

世界でも貴重な動物と出会えるスポット

バーリー・グリフィン湖の西側にあるオーストラリア国立動物園＆水族館は、世界中の動物を集めたマルチな施設。

動物園のほうが規模が大きく、コアラやウォンバットなどオーストラリア固有の動物はもちろん、絶滅危惧種のラフドキツネザルやテナガザルの一種であるシャマンなど、世界的にも貴重な動物たちと出会えますよ。

午前中は混雑するので、午後からの観光がおすすめ。入場チケットは事前予約できるので、あらかじめ予約しておくと入場がスムーズにできますよ。

園内を効率よくまわりたい方は、ツアーに申し込むのがおすすめ。なかでも特別な体験をしたい方は、ナイトズーツアーを予約してみましょう。

ナイトズーツアーはオーストラリアの春にあたる9月から5月までの間におこなわれます。コアラ、カンガルー、ワラビーなどの夜の姿を覗いてみませんか？

子どもを預けつつ、大人はドリンクを楽しめるサービスもあるので、子ども連れの方にもおすすめのツアーですよ。

オーストラリア国立博物館

好きなツアーに参加して歴史を深く学べる

キャンベラ市内中心部から車で約10分、美しいアクトン半島にあるオーストラリア国立博物館。オーストラリアの歴史と文化遺産を代表する 21万点を超えるコレクションを楽しめる観光スポットです。

あまりにも多い収蔵品をすべて見て回るのは難しいところ。そこでおすすめなのが、目的別に構成されたツアーに参加することです。

ミュージアムハイライトツアー（Museum highlights tour）では、有料ですが、館内の主要な展示物をかいつまんで約1時間ほどで見てまわれます。

オーストラリア先住民族であるアボリジニの歴史を学びたい方は、博物館ガイドツアー（First Australians tour）に参加するのがおすすめですよ。

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キャンベラ観光を満喫するためのおすすめモデルコース

観光スポットからグルメまで、見どころいっぱいのオーストラリアの首都・キャンベラ。せっかくなら朝から夜まで時間いっぱい楽しみましょう。ミートパイやフィッシュアンドチップスなど、オーストラリアならではのグルメもお見逃しなく！

＜スケジュール例＞

1日目　キャンベラ到着→キャンベラ国会議事堂見学→バーリー・グリフィン湖敷地内にあるレストランで昼食・フィッシュアンドチップスをいただく→バーリー・グリフィン湖の周囲を散策

2日目　ホテルで朝食→ナマジ国立公園でコアラやカンガルーと出会う→オーストラリア戦争記念館で歴史を学ぶ→エインズリー展望台で訪れた場所をチェック

3日目　オーストラリア国立植物園をゆったり散策→近くのレストランでミートパイをいただく→オーストラリア国立美術館で先住民の歴史とアートを学ぶ

キャンベラは、市内観光や散策など1日中見どころがいっぱい！なので、観光ツアーを利用したり、訪れたいスポットを絞ったりして、効率的に観光を楽しむことがおすすめです。

ぜひ自分好みのキャンベラ旅行のスケジュールを立ててみてくださいね。

オーストラリア・キャンベラの人気観光スポットを満喫

この記事では、オーストラリアの首都キャンベラのおすすめの観光スポットを都市ごとに紹介しました。名所から穴場まで見どころがいっぱいあるキャンベラでは、効率よく観光もグルメも楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、オーストラリア・キャンベラ旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

※記事内の金額は2025年8月25日のレート、1オーストラリア・ドル＝95.59円で計算しています。

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