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ヘルシンキで絶対行きたいサウナ5選!初心者も安心な入り方と持ち物も解説
サウナ大国、フィンランドの首都であるヘルシンキには、観光客でも立ち寄りやすいサウナがたくさん!ヘルシンキでおすすめのサウナと、初心者必見のサウナの入り方や持ち物をご紹介します。ぜひフィンランド・ヘルシンキ旅行の参考にしてくださいね。


サウナ大国、フィンランドの首都であるヘルシンキには、観光客でも立ち寄りやすいサウナがたくさん!ヘルシンキでおすすめのサウナと、初心者必見のサウナの入り方や持ち物をご紹介します。ぜひフィンランド・ヘルシンキ旅行の参考にしてくださいね。
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サウナの本場・ヘルシンキにはおすすめのサウナがいっぱい!

フィンランドの文化として、古くから現地の人々の暮らしに根ざしているサウナ。人口およそ560万人に対して、サウナの数はパブリックサウナとプライベートサウナを合わせて330万もあると言われているほど、フィンランド人にとって身近な存在なんです。
近年の日本でのサウナブームで、サウナ目当ての日本人観光客も増加。フィンランド最大の都市で、日本からの直行便もあるヘルシンキには、観光客でも立ち寄りやすいサウナがたくさんあります。
この記事では、ヘルシンキにあるおすすめサウナと、一般的なサウナの利用方法についてまとめました!フィンランド・ヘルシンキへの旅行予定がある方はもちろん、いつか行ってみたいという方もぜひ参考にしてくださいね。
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ヘルシンキで行くべきおすすめのサウナ5選
ひと口にフィンランドサウナと言っても、その雰囲気やスタイルはそれぞれ異なります。まずはヘルシンキで訪れたいパブリックサウナを、おしゃれでモダンなところから、老舗のローカルなサウナまで、5カ所を厳選しました!
Löyly Helsinki(ロウリュ ヘルシンキ)
海辺のロケーションとモダンな空間で話題!

サウナ好きなら一度は行ってみたいのが、Löyly Helsinki。海を目の前にした開放的なロケーションが魅力で、モダンな建物も目を引きます。うつくしい眺めを楽しめるのはもちろんのこと、サウナで身体を温めたあとは、そのまま海にダイブすることができるんです!
伝統的なスモークサウナと薪焚きサウナ、そして貸切で利用できるプライベートサウナがあります。いずれも公式サイトから事前予約制となっており、男女混浴のため水着の着用は必須。水着はレンタル可能です。
館内には、フィンランド料理が楽しめるおしゃれなレストランも併設されているので、サウナの前後にはぜひお食事も楽しんでくださいね。
Löyly Helsinki(ロウリュ ヘルシンキ)の基本情報 | |
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住所 | Hernesaarenranta 4, 00150 Helsinki, Finland |
電話 | +358 50 4768741 |
営業時間 | 月 15:00〜22:00 火・水・木 13:00〜22:00 金 13:00〜23:00 土 9:00〜11:00/13:00〜23:00 日 11:00〜21:00 |
休業日 | 不定休 ※公式サイトにて要確認 |
アクセス | ヘルシンキ中央駅からトラムで20〜30分 |
料金 | 【パブリックサウナ(要予約)】 【プライベートサウナ(要予約)】 ※2025年2月19日のレート、1ユーロ=158,32円で計算 |
公式サイト |
Kotiharjun Sauna(コティハルユ サウナ)
ローカルな雰囲気を楽しみたいならここ!老舗公衆サウナ

SAUNAと大きく掲げられたネオン看板の下で、タオルを巻いた人々が、路上で肩を並べて、お酒を片手に外気浴をする姿が印象的なコティハルユ サウナ。
1928年から続くローカルなサウナで、男女別のサウナ室に裸で入るスタイルです。タオルはレンタルでき、水着も必要ないので、手ぶらでふらっと立ち寄れるのもうれしいポイント。
木製のロッカーが並ぶ更衣室も、薪がたくさん積まれたサウナ室も、日本の古い銭湯を思わせるような昔ながらの雰囲気があります。サウナ室の床はかなり高温なこともあるので、ビーチサンダルがあると重宝しますよ。
Kotiharjun Sauna(コティハルユ サウナ)の基本情報 | |
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住所 | Harjutorinkatu1, 00500 Helsinki, Finland |
電話 | +358-9-7531535 |
営業時間 | 14:00〜20:00 |
休業日 | 月曜 |
アクセス | ヘルシンキ中央駅からトラムまたはメトロで10〜20分 |
料金 | 【パブリックサウナ】 【プライベートサウナ】 ※2025年2月19日のレート、1ユーロ=158,32円で計算 |
公式サイト |
Uusi Sauna(ウーシ サウナ)
レストラン併設のおしゃれなサウナ、観光客にも人気
“Uusi”とはフィンランド語で“新しい”という意味で、その名の通り、ここは古い公衆サウナをリノベーションして生まれたサウナ。インテリアやアメニティにmarimekkoのアイテムが使われていたり、レストランが併設されているなど、おしゃれで観光客にも人気です。
ここでは男女混合の電気サウナ(週末のみ)と、男女別の薪サウナがあります。電気サウナは水着を着用して、薪サウナには水着なしで入ることができます。2種類のサウナの違いを比べてみるのもいいですね。外気浴は施設内の中庭で。また水着のままレストランエリアで、人気のハンバーガーやビールを楽しむこともできますよ!
中心部からのアクセスも良いので、夜にサウナを利用したい時にも便利です。
Uusi Sauna(ウーシ サウナ)の基本情報 | |
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住所 | Jätkäsaari, Välimerenkatu 10,Helsinki , Finland |
電話 | +358-44-758-3228 |
営業時間 | 火〜土曜16:00〜23:30 日曜 16:00〜21:30 |
休業日 | 月曜 |
アクセス | ヘルシンキ中央駅からトラムで約15分 |
料金 | 18ユーロ(約2,849円) ※2025年2月19日のレート、1ユーロ=158,32円で計算 |
公式サイト |
Sompasauna(ソンパサウナ)
だれでも24時間無料で利用できる公衆サウナ

ヘルシンキの中心市街地から、メトロやバスを利用して20〜30分ほどの場所にある、ソンパサウナ。ここは、24時間無料でだれでも利用することができる公衆サウナで、3つのサウナ小屋があります。
薪をくべ、サウナを温めるのも、掃除も、すべて訪れる人が協力し合うことで成り立っているのだそう。スタッフもいないので、利用方法がわからない場合は常連さんに聞いてみましょう。
サウナは混浴ですが、水着の着用は自由となっています。持参した鍵を利用して、ロッカーを利用することができますが、貴重品の管理は自己責任となるので、荷物は最小限で身軽で訪れるのがおすすめです。
サウナであたたまったら、目の前に広がる海でクールダウン!まさにフィンランドらしいサウナ体験ができる、公衆サウナです。しっかりとマナーを守り、敬意を持って利用しましょう。
Sompasauna(ソンパサウナ)基本情報 | |
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住所 | Verkkosaarenkuja 6, 00580 Helsinki |
電話 | - |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
アクセス | ヘルシンキ中央駅からトラムまたはバスで20〜30分 |
料金 | 無料 |
公式サイト |
Kuusijärvi(クーシヤルビ)
自然が気持ち良い湖畔のスモークサウナ

周辺に湖と森が広がるロケーションがとても気持ちが良い、クーシヤルビ。ヘルシンキ市内ではありませんが、ヘルシンキ空港から車で15分の距離にあるため、ヘルシンキ観光の前後にも立ち寄りやすいサウナです。
フィンランドはサウナ大国であるとともに「森と湖の国」でもあり、湖、森、サウナがそろったこの景色は、まさにフィンランドらしい景色です。夏場はサウナだけでなく、ビーチで日光浴する人でもにぎわい、子どもから年配の方までたくさんの人が湖畔でのリラックスした時間を過ごします。

ここでは、電気サウナとスモークサウナを利用することができます。とくに貴重なスモークサウナは、小さめのサウナと大きなサウナの2つがあり、とても人気!
チケットは電気サウナとスモークサウナで分かれており、中心市街地の現代的なサウナに比べて、比較的手頃な料金で利用できるのもうれしいポイント。男女混合なので、水着は必須です!
また、カフェが併設されており、バーガーやビュッフェスタイルのランチも楽しめるので、サウナの後に、ぜひ利用してみてくださいね。
Kuusijärvi(クーシヤルビ)の基本情報 | |
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住所 | Kuusijärventie 3, 01260 Vantaa, Finland |
電話 | +358-10-322-7090 |
営業時間 | 【電気サウナ】 9:00〜21:00 【スモークサウナ小】13:00〜 【スモークサウナ大】14:00〜20:30 ※チケット販売は20:00まで |
休業日 | なし |
アクセス | ヘルシンキ中央駅からメトロとバスで約1時間 |
料金 | 【電気サウナ】 大人 6,50ユーロ(約1,029円)、子ども (7〜17歳) 4,5ユーロ(約712円) 【スモークサウナ】 大人 13ユーロ(約2,058円)、子ども(7〜17歳) 8ユーロ(約1,266円) ※2025年2月19日のレート、1ユーロ=158,32円で計算 |
公式サイト |
本場フィンランドのサウナとは?入り方も解説
ところで、本場のサウナがどんなものなのか気になりますよね。ここでは、フィンランドのサウナ文化やサウナの種類、そして入り方についても説明していきます。
フィンランドサウナの特徴

そもそも、サウナ(sauna)はフィンランド語で、現地の暮らしには欠かせない文化。公衆サウナだけでなく、日本の浴室のように一般家庭にもサウナがあったり、アパートのような集合住宅でも、共同で利用できるサウナがついていることも珍しくありません。
サウナストーブの上でサウナストーンを熱し、水をかけることによって水蒸気を発生させ、サウナ室内の温度と湿度を高め、心身ともにリラックスする時間を過ごします。
この、水をかけて水蒸気を発生させることを「ロウリュ」といいます。また、白樺を束ねたブーケを使って、葉っぱを体に打ち付けて体をリラックスさせる伝統的な方法を「ヴィヒタ」といい、リラックス効果や美肌効果などがあるとされています。
フィンランドのサウナは主に3種類
フィンランドのサウナには、主に薪サウナ、電気加熱サウナ、スモークサウナの3種類があります。
薪サウナは、薪ストーブで火を焚いてあたためるスタイルで、身体の芯からじんわりとあたたまります。電気サウナとは違い、薪の状況を見て火の面倒を見ないといけないですが、薪ストーブの香りやパチパチという音なども含めてリラックスできます。
電気加熱サウナは、現代では最も一般的。薪サウナに比べて維持や管理が簡単で、スイッチを入れて一定時間待つだけで利用でき、温度も一定に保ちやすいのがメリットです。
最後に、スモークサウナは現在では入れる場所が限られている貴重なサウナ。煙突がついておらず、サウナ室に煙を充満させ、薪が燃え切ったら、小窓から煙を逃し、中に入ることができるようになります。そのスモーキーな香りの虜になるサウナファンも多いのだそう。
フィンランドサウナの入り方

サウナの利用方法はそれぞれの場所によって少しずつ異なりますが、ここでは一般的な入浴方法をご紹介します。
パブリックサウナでは、更衣室で着替えを済ませたら、基本的にはまずはシャワーを浴びます。日本の銭湯で湯船に入る前にシャワーを浴びるのと同じ感覚。身体を濡らしてからサウナ室へと入ります。
サウナ室には階段上のベンチが設置されていることが多く、上に上がるほど温度が高くなるので、自分にあった温度の場所に腰掛けましょう。あとはリラックスしてじんわりと身体があたたまっていくのを楽しみ、外気浴や湖・海で一度身体を冷やします。最初は緊張するかもしれませんが、繰り返すうちに気持ち良くなっていきますよ。
初めてでも、現地の人や施設のスタッフに一言入り方を聞くと、たいてい親切に教えてくれるので、安心してくださいね。
初心者必見!ヘルシンキでサウナに行く際の持ち物ガイド

旅行先でのはじめてのサウナ。何を持っていけばいいのか迷いますよね。必要な持ち物は訪れるサウナによっても異なりますが、ここでは一般的に必要なアイテムやあると便利なグッズをご紹介します!
水着
パブリックサウナは混浴が多く、水着着用必須の場所がほとんどです。サウナの後に湖や海、プールで泳ぐことも踏まえると、マストアイテムと言えます!
水着のタイプは気に入ったもので構いませんが、女性の水着で金具が着いているものは、金具部分がサウナで高温になる危険性があるので気をつけましょう。
水着の着用についてはそれぞれのサウナによってルールが違うので、事前に確認しておくと安心です。
水・飲み物
サウナを安全に楽しむために、水分補給はとても大切です。高温のサウナでたくさん汗をかく分、しっかりと水分を摂り、体調管理をしましょう。
もちろん、地元の人のようにお酒を飲みながら外気浴をするのもフィンランドならではの体験ですが、体調のためにも、水筒やペットボトルで水をたっぷりと準備していってくださいね。
バスタオル
バスタオルについては、レンタルできる施設も多いので、荷物を減らしたい人は事前に確認をした上で、現地で借りることもできます。
複数のサウナをめぐる場合や、自分のタオルにこだわりがある方は持っていくのが無難です。裸で入るサウナの場合は、身体をしっかりと覆うことができる大判のバスタオルを持って行きましょう。
ビーチサンダル
初心者が忘れやすいのがビーチサンダル。必須ではありませんが、サウナ室から砂利や土の道を通って海や湖に出る場合、サウナ室の床が高温になったときなどに、あるととても重宝します。濡れても問題のないものを持っていくようにしましょう。
シャンプー・リンス・ボディソープ・スキンケア用品
サウナの前後にシャワーを浴びる際に、身体や髪の毛を洗いたい方はぜひ持参しましょう。備え付けのものがある場合もありますが、これも施設によります。
特にフィンランドの空気は乾燥している上に、サウナ後の肌は乾燥しやすいので、化粧水や乳液といった保湿できるスキンケア用品を持ち込むことをおすすめします。
サウナハット・サウナマット(あれば便利)
日本ではサウナハットが、サウナ好きのマストアイテムとして知られていますが、実はフィンランドではあまり被っている人を見かけません。敢えて購入する必要はありませんが、せっかく持っている方は、もちろん利用してくださいね。
サウナマットは、サンダルと同じく腰掛ける部分が高温になっている場合にお尻の下に敷いて使います。こちらも必須ではないものの、あると便利なアイテムの一つです。
ヘルシンキで本場のサウナを体験しよう!

フィンランドを旅行するならぜひ体験したい本場のサウナ。フィンランドならではの文化とはいえ、銭湯や温泉の文化をもつわたしたち日本人にとっては比較的馴染みやすく、サウナ初心者や未経験者でもきっと楽しめます!
初心者からサウナファンまで、多くの人を虜にするヘルシンキのサウナを、ぜひ現地で巡って楽しんでくださいね。
※2025年2月19日のレート、1ユーロ=158,32円で計算
cover photo by Eriko Sugita