愛知のいちご狩りスポット15選！時間無制限・安い人気農園も紹介

愛知のいちご狩りスポットは魅力がいっぱい！

愛知県は、いちごの一大産地として全国でも高い生産量を誇ります。いちご狩りの時期は12月頃から5月頃まで楽しめるところが多く、比較的長い期間体験が可能です。

「章姫」や「紅ほっぺ」など甘みや酸味のバランスが異なるさまざまな品種が栽培されており、農園によっては食べ比べができるのも魅力！

また、多くの施設で高設栽培を採用しており、立ったまま楽な姿勢でいちご狩りができます。カフェが併設されていたり、ハウスが広々としていてベビーカーや車イスが入れたりするなど、それぞれの農園でいちご狩りを楽しめる工夫がされていますよ。

この記事では、愛知県にあるおすすめのいちご狩りスポットをご紹介！時間無制限の施設から料金が安い農園まで厳選しました。いちご狩りにおすすめの時期や摘み方も紹介するので、ぜひおでかけの参考にしてくださいね！

愛知のいちご狩りができるスポット15選

愛知県のいちご農園では、広大な農地と温暖な気候を活かし甘くてジューシーないちごを栽培しています。

いちご狩りでは「無制限食べ放題」や「値段が安い」など、人気の施設が数多くありますよ！また、名古屋や近郊の町からアクセスしやすい農園も豊富に点在しており、気軽に訪れることができます。

今回は、おすすめのいちご狩りスポットを15箇所ピックアップしてみました。ぜひいちご狩りプランの参考にしてみてくださいね。

市野園芸（半田市）

広大な敷地が魅力のいちご狩りスポット

市野園芸は温暖な気候に恵まれた知多半島の中心部、のどかな田園風景が広がるエリアにあるいちご農園です。広さは19,000㎡と、いちご狩り施設の中ではトップクラスの大きさ！無料駐車場も100台分あるので、ゆったりと車を停められ、混雑を気にする心配がありません。

市野園芸では「章姫」が栽培されており、大きくて甘い実はいちごのおいしさが存分に詰まっています。練乳は持ち込み、または直売所で購入することもできますよ。

いちご狩りができる時期は12月中旬～5月末で、体験時間は60分。予約制でインターネットもしくは電話で予約可能ですが、15名以上は電話予約のみなので要注意です。

棚幅が広く一部のハウスにはスロープもあるので、車イスやベビーカーでも安心して楽しめます。

いちご畑（名古屋市）

名古屋で唯一のいちご狩り園

いちご畑は名古屋市で唯一のいちご狩り園で、30分の体験時間内に「章姫」と「紅ほっぺ」の2種類が味わえます。章姫は甘味が強く、紅ほっぺは酸味のバランスがいいので、食べ比べるとそれぞれのおいしさの違いがよく分かりますよ。

高さ約1mの培地でいちごが栽培されているため、腰を曲げてかがまなくてもいちご狩りが楽しめます。また、通路が広く地面にはシートが貼られているのでベビーカーや車イスでも安心です。

その日の朝に収穫した完熟いちごのパック詰めやいちごをぜいたくに使ったイタリアンジェラート、濃厚なイチゴジャムなども販売されており、どれも大人気！

いちご狩りは完全予約制なので、電話か公式サイトからあらかじめ予約して訪れてくださいね。

澤田農園（半田市）

自然豊かな環境でいちご狩りが楽しめる施設

澤田農園は10代目の現オーナーが昭和54年からいちご栽培を行っている農園です。おいしい空気と美しい景色、知多半島の豊かな自然の中で楽しむいちご狩りは、まさにぜいたくなひととき。

いちご狩りができる時期は12月中旬～5月中旬頃で、時間は45分の食べ放題です。完全予約制なので、事前にインターネットからの予約をお忘れなく。

品種は「章姫」を中心として、生育状況によっては「ゆめのか」が楽しめることも！持ち込み可能でチョコソースやホイップソースを持参する人もいるので、お好みのトッピングを持っていけばいちごのおいしさをさらに引き立てられますよ。

子どもの身長に合わせたプランターや、おむつ交換台、着替え用フィッティングボード完備の多目的トイレもあるため、小さな子ども連れにもおすすめです。

観光農園 花ひろば（南知多町）

名古屋からのアクセスもしやすい人気のいちご農園

観光農園 花ひろばは、知多半島最南端の南知多町にある観光農園です。

いちご狩りの時間は40分の食べ放題で、料金には花ひろばの入園料も含まれているのが特徴。花ひろば内ではキムチ作り体験や菜の花まつりが行われていたり、カフェでは菜の花おにぎりが食べられたり、いちご狩り以外にも楽しめるのでおトクですよ！

高設栽培なので楽な姿勢でいちご狩りができるのもうれしいですね。品種は「章姫」で、やわらかめで口当たりがよく、ジューシーでしっかりした甘味を感じられます。いちご狩りは電話もしくは公式サイトから要予約です。

名古屋から車で約1時間でアクセスできるので、ぜひドライブがてら訪れてみてください。

ストロベリーパークみふね（豊田市）

キレイでおしゃれな環境でいちご狩りをしたいならココ！

スタイリッシュな雰囲気の中でいちご狩りを楽しみたい人には、ストロベリーパークみふねがおすすめ。

ハウス内は全床コンクリート張りで清潔に保たれているため、街中でデートするような服装でいちご狩りが楽しめます。また、イケアの家具でコーディネートされたおしゃれな共用スペースや清潔感・高級感あふれる最新のトイレ、SNS映えするフォトスポットなども充実！

いちご狩りは毎時45分までの完全⼊替制で、「紅ほっぺ」「章姫」「ゆめのか」「かおり野」の4種類が食べ比べできるのも魅力です。

さらに施設内の「みふねカフェ」ではいちごがたっぷり乗ったパフェやケーキ、完熟いちごを使用したいちごカレーも味わえますよ。家族連れはもちろんデートにもぴったりな人気の施設です！

ストロベリーノ下田（日進市）

名古屋からのアクセスばつぐん！ジューシーないちごが魅力

ストロベリーノ下田は、名古屋市天白区からわずか100mの場所にあるいちご農園です。地下鉄鶴舞線の原駅、平針駅から徒歩14分と電車でも行きやすいですよ。

4連棟の大きなビニールハウスでは「よつぼし」「ゆめのか」「ベリーホップすず」の3種類が栽培されています。最新の高設栽培システムとナノバブル水を活用して育てられたいちごは、新鮮でみずみずしいと大人気！40分間の食べ放題で料金には練乳も含まれているので、味を変えて楽しめるのもいいですね。

隣接するFarmer’s Cafe Terrace KOTONOKAでは、いちごがたっぷり添えられたシフォンケーキをはじめおいしいスイーツが堪能できます。ストロベリーノ下田のいちごを心ゆくまで味わいたい人は、ぜひカフェも訪れてみてくださいね。

お陽様農園（田原市）

3種類のいちごが栽培されている観光農園

渥美半島の先端にあるお陽様農園では「紅ほっぺ」「かおり野」「すずの薫り」の3種類のいちごが栽培されています。このうち「すずの薫り」は2023年に品種登録されたばかりで、上品な香りと甘さが特徴のいちご。どの品種のハウスになるかは当日のお楽しみで、そのわくわく感も、この農園の魅力の1つです。

練乳のおかわりは自由で、ウェットティッシュの用意があるのも嬉しいですね。

予約なしでも行けますが、準備ができていない場合にはいちご狩りができない場合もあるので事前に予約しておいたほうが確実ですよ。空いていれば当日予約も可能です。

OHISAMA CAFEではお陽様農園で収穫したいちごを使ったフルーツサンドやいちご大福なども食べられるので、こちらも要チェックですよ！

いちご園BRUNO（ブルーノ）藤島本店（日進市）

品評会で賞を受賞した絶品いちごが人気

第70回愛知県農林畜産物品評会にてダブル受賞したいちごを栽培しているのが、いちご園BRUNO（ブルーノ）藤島本店。

育てられているいちごは「紅ほっぺ」と「よつぼし」で、今年のいちご狩りでは「よつぼし」が味わえます。その名の通り四つ星級においしいいちごで、甘みと酸味、風味のバランスが絶妙ですよ！

いちご狩りの時期は、12月中旬から5月中旬頃まで。名古屋からもアクセスしやすく、週末にはいちごのパック販売もされているので、おいしいいちごを堪能したい人はぜひ足を運んでみてください。

すまいるベリーズ長久手（長久手市）

時間無制限！バスケット制でいちご摘み放題

すまいるベリーズ長久手のいちご狩りは、なんと時間無制限！1杯1,500円のバスケット制になっており、時間を気にせずいちご摘みが楽しめます。バスケットはグループでシェアもできるので、いちごを少しだけ楽しみたい人にも最適です。

いちごは「紅ほっぺ」「章姫」「よつぼし」「かおり野」の4種類があり、摘み取ったあとはテーブル席でゆっくり食べられます。オプションで練乳やチョコかけ苺も追加可能なので、いろいろな味わい方ができますよ。

また、すまいるベリーズ長久手では貸切プランも。記念日やイベントなど特別な日にぴったりなので、いちごが好きな人はぜひ利用して思い出深いひとときを過ごしてくださいね。

King Farm（西尾市）

10種類のトッピングが無料！ゆったり60分制のいちご狩り

King Farmの魅力は、なんといっても10種類のトッピングが無料で用意されているところ。定番の練乳をはじめ、チョコソースやキャラメルソース、ホイップクリーム、カスタードクリーム、はちみつ、黒蜜、抹茶、メープル、マヨネーズがおかわりし放題です。

ふだんなかなか食べることのない組み合わせにチャレンジして、自分だけのオリジナルいちごが楽しめますよ。

また、体験時間は60分間とたっぷりあるので、ゆったりといちご狩りができるのもうれしいポイント。

いちご狩りができる時期は1月上旬から5月下旬です。完全予約制なので公式サイトの専用アプリ、または電話で予約して行ってくださいね。

蒲郡オレンジパーク（蒲郡市）

時間無制限で値段も安いと大人気の農園

蒲郡オレンジパークのいちご狩りは時間が無制限で、値段も大人2,200円と安いため大人気です。おトクな料金でお腹いっぱいいちごが食べられるのはうれしいですね。金額には練乳も含まれており、おかわりも自由ですよ！

また、釜めしや蟹御膳、浜焼き食べ放題などの食事といちご狩りがセットになったプランも好評です。栽培されているいちごを潰して極限まで果汁を練りこんだ「いちごばうむ」も人気があるため、お土産にぜひどうぞ！

いちご狩りは予約必須で、公式サイトから予約できるので気になる人はチェックしてみてくださいね。無制限で安いいちご狩りなら蒲郡オレンジパークがおすすめです！

タニカワ農園（常滑市）

安い値段でいちご狩りが楽しめるアットホームな農園

タニカワ農園は常滑市にあるアットホームないちご農園です。いちご狩りは1月から5月中旬まで体験でき、大人2,000円で60分食べ放題と安いのが魅力！

「章姫」を満足いくまで堪能できます。練乳は持ち込みできますが、販売もしているので手ぶらでも大丈夫ですよ。また、チョコレートディップも購入できるのでいちごの味をアレンジして楽しめます。

車椅子も通行できるレーンがありますが、ベビーカーはハウスの中まで入れないので注意してくださいね。いちご狩りは予約制のため、公式サイトか電話で予約して行きましょう。

とよたいちごふぁーむ（豊田市）

アクセス良好で快適に楽しめるいちご狩りスポット

豊田市でいちご狩りと言えば、とよたいちごふぁーむ。アクセス良好で、5,000㎡と広々とした農園で新鮮ないちご狩りが楽しめますよ。開催時期は1月から5月中旬で、予約制となっています。

45分の食べ放題で、酸味が少なく甘くておいしい「章姫」は女性や子どもに大人気！ハウスの中にはベンチが置いてあるので、座っていちごが食べられるのもうれしいポイントです。高設栽培で腰の高さで収穫でき、かがまずに楽な姿勢でいちご狩りができます。

MARUHARESORT いちごの丘（南知多町）

絶景ロケーションで楽しむぜいたくないちご狩り

MARUHARESORT いちごの丘は、知多湾を望む小高い丘の上にある「いちごのエンターテイメントパーク」です。

いちご狩りは60分の予約制で、新鮮ないちごを存分に楽しめます。一般的に市場に出回るいちごは荷崩れ防止のため約80%の成熟度で出荷されますが、ここではもっともおいしい完熟いちごが堪能できるのが魅力！品種は「章姫」と「かおり野」があり、レーンエリアで分かれています。

併設されているカフェでは、目の前に広がる海を眺めながらフレッシュないちごのパフェやケーキも味わえますよ。

ストロベリーファーム ソービー（知多市）

自然農法で栽培された安心・安全ないちごが魅力

ストロベリーファーム ソービーは知多市にあるいちご狩り施設です。知多半島は海が近いため冬が少し寒く、日差しがしっかり差し込むことから甘みがぎゅっと詰まったいちごが育ちます。そのため、ここで食べられる「章姫」「よつぼし」はばつぐんにおいしいですよ！

また、ソービーでは自然農法を採用しており低農薬で安全性の高いいちごを育てています。化学肥料をできるだけ使用せず栽培しているため、安心して食べられますよ。

体験時間は45分で、オプションで練乳やホイップクリーム、チョコレートソースも追加できるので、ぜひ味の変化も楽しんでみてくださいね。

いちご狩りを楽しむコツは？

せっかくいちご狩りに行くのであれば、おいしいいちごを思いっきり味わいたいですよね。そのためには、適切な服装と持ち物を準備することが重要！また、いちごの摘み方やおいしいいちごの選び方を知っておくことが大切です。

ここでは、いちご狩りの持ち物や服装、いちごの摘み方、おいしいいちごの見分け方を紹介します。準備を万全にして、いちご狩りを存分に楽しんでくださいね。

いちご狩りの持ち物や服装

いちご狩りでは、高いヒールの靴は避けるのがおすすめ。いちご園ではビニールシートが敷かれているところが多く、ヒールだと穴を開けてしまう恐れがあります。ハウスの中を歩き回るため、できるだけ底が平らで歩きやすい靴を履いていきましょう。

また、ハウスの中は暑く、換気により時に寒くなるため、脱ぎ着できる服装がベストです。いちご狩りは45〜60分程度の時間がかかるので、長時間過ごすことを考え、汗をかいた時に調節できるようにしておくと快適に楽しめますよ。

持ち物であると便利なのがウェットティッシュです。いちご狩りでは手だけでなく、服にもいちごの果汁が付いてしまうことがよくあるので、ウェットティッシュがあればすぐに拭き取れて便利ですよ。

いちごの摘み方

手摘みかハサミで摘み取るかは農園によって違いがありますが、完熟いちごは潰れやすいためどちらの場合もそっと扱うことが大切です。

手摘みの場合は、いちごを手のひらで優しく支え、ヘタ先の茎を中指と人差し指ではさみます。そして、手首を使い手前にひねって茎を折ると簡単に茎が切れて摘めますよ。

ハサミで摘み取る場合も、まずは手のひらでいちごを優しく包みます。そして、ヘタ先ギリギリで茎を切って摘みましょう。

ちなみに、いちごはヘタ側の方が酸味が強く先端にいくほど甘いため、最初にヘタ側から食べるとおいしく感じられておすすめですよ！

美味しいいちごの見分け方

おいしいいちごを見分けるためには「色」「形や大きさ」「ヘタ」の3つをチェックすることが重要です。

まず、完熟しているいちごは果肉の先端まで色ムラがなく赤くなっています。ヘタの近くが白いいちごは未熟なため、しっかり赤くなっているものを選びましょう。

また、おいしいいちごは大きくて先端が平らなのが特徴。大きいいちごは糖分や栄養分がたっぷり含まれている最初に実ったものに多いです。さらに、いちごは先端の方が甘いため、そこが平らになっていると甘い部分が多くおいしく感じられます。

そして、ヘタが大きく反り返っているような見た目をしているのもおいしいいちごの証。品種によっては最初から反り返っている場合もありますが、そのときはヘタの色や状態をチェックしてみましょう。青々としてみずみずしい緑色であれば食べごろですよ。

愛知でいちご狩りを楽しもう！

この記事では、愛知でおすすめのいちご狩りスポットを紹介しました。愛知には、甘くてジューシーな完熟いちごを存分に味わえる農園がたくさんあります。

ぜひ紹介したスポットを参考にして、いちご狩りのスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by PIXTA